平 成 2 0 年 4 月 2 2 日
東京二十三区清掃一部事務組合
プラスチック製品中の含有重金属類分析調査結果について
詳細は:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/thermal/200422juukinzokubunsekichousakekka.pdf
1 調査目的
東京二十三区は、埋立処分場の延命化を図るため、平成20年度より資源化が困難な廃プラスチックを可然ごみとして焼却し熱源を有効利用するサーマルリサイクルを本格実施します。
既に、平成19年10月より全区でモデル収集が行われ、これに併せて東京二十三区清掃一部事務組合では廃プラスチックを含む可燃ごみを清掃工場で焼却処理していますが、数多くの種類が出回っているプラスチック製品の成分は均一ではなく、サーマルリサイクルの本格実施に不安を感じるという意見があります。
このため、市中に量が多く出回り、ごみとして出されやすいプラスチック製品中の含有重金属類の分析調査を実施することとしました。
2 調査概要
(1) 調査期間 平成 18 年 9 月 15 日~平成 19 年 2 月 28 日
(2) 調査実施機関 計量事業証明等の公的認定を受けた第三者機関
(3) 測定項目及び分析方法 別紙1のとおり
(4) 調査対象品目 別紙2のとおり
(収集した製品は101品目。うち、「可然ごみ」として収集されるものが91品目。「不燃ごみ」となるものが10品目です。)
●まちがっても、こんなに重金属がたくさん入っているのだから「山元還元」で有効に活用するのだからいいのだ~と開き直ったりしないでしょうね。まあ、H18年度の作業年報を見ると溶融メタルと炉底メタルの売却額で2000万円を超えてはいるが~
●検査項目に上がった重金属以外のもの、化学物質も様々なものが排出されるのは間違いないことだし。バグフィルターの過信も非常に危険だと思うし~薬品の増量、バグフィルターなどの消耗もかなりのものだろうな~ とりあえず~
ちょっと落ち着いてみる時間がない。金曜日以降にまた~
●「モデル収集可燃ごみの焼却実証確認試験(廃プラスチック混合焼却)」
13工場(15回)の重金属類をまとめたもの(渡辺作成)※こちらも併せて検証しよう!
■廃プラスチック焼却実証確認試験結果 PDFファイル
http://www.k4.dion.ne.jp/~ecobag/23kugomi/pdf/dai.pdf
2008/04/29追記
●そもそも「廃プラスチック混合可燃ごみの焼却実証確認実施要綱」にプラスチック類重金属類含有調査は盛り込まれてはいるが…冷静に考えてみると、やはりこの重金属データは「山元還元」に向けて着々と準備を整えているのだろう。
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