石原都知事、東京湾埋め立て地に天然ガス発電所を検討と、、、
中防に火力発電所ということだろうか?
心配なのは中防にはPCB処理施設があること。地震などの災害で、天然ガスタンクが爆発炎上などすると、そこのところの安全性をどう担保できるのか。しかし、原発事故を考えれば、福島の人が東京の電力のために受けた被害を考えれば、、、、
事故がおきても、火力発電であれば、天然ガスが燃え尽きてしまえば復旧も早いだろう。しかし、太陽光なども同時に進めてほしいものであるが、都知事は自然エネルギーは嫌いなようで、ほとぼりが冷めると「東京に原発を」だって言いかねないので、なにはともあれ原発回避のためであれば。
東京新聞 - 2011/05/28
石原慎太郎知事は二十七日の定例会見で、東京港の埋め立て地に発電効率が高い天然ガス発電所を新設する計画を検討していく考えを示した。川崎市にある「川崎天然ガス発電所」を猪瀬直樹副知事らが二十三日に視察。比較的狭い土地に建設可能で、送電距離も短くて済むことから、都が目指す都市型電力の確保にもつながると判断した。
火力発電であれ、原発に頼らない電力確保、他県に頼らない電力確保ということでは望ましいのだろう。 東京都全体でのエネルギー必要量、無駄なエネルギーを削減した場合の必要量、現状での供給量、不足の供給量、今一度、東京都のエネルギー政策を再構築してから新しい政策を打ち出さなければ~都民にもわかりやすく。もうこれまで同様の使い放題の電力政策だけはやめてほしい。
広瀬隆氏が『「脱原発、自然エネルギーへのシフト」を声高にいうと、その間、原発を温存させることにつながる。』というようなことをいっていたので、なるほどと思ってしまった。新たな利害や思惑も動くだろうし~ 何はともあれ、全国各地の危ない原発を一刻も早く停止できる政策につながれば、そちらを優先させたい。
国も都も、こういうときであればこそ、自然エネルギーの普及に努力をしてほしいが、現実は、火力発電所のアセス免除に、公害対策の規制緩和である。
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