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福島第1原子力発電所2号機 原子炉に穴 格納容器で最大線量(推定毎時530シーベルト)

2017年02月02日 21時43分56秒 | 原発・発電・エネ

東京電力「2号機 原子炉格納容器内部調査におけるペデスタル内事前調査の実施結果(画像処理の結果)」より転載


東京電力は、1月30日、2号機の原子炉(圧力容器)の下にカメラを入れて、内部の様子を撮影した。その画像や動画、画像処理後の調査結果などをホームページ上で公表している。

また、日本経済新聞によると、「2号機内のカメラ調査で、原子炉の直下に推定毎時530シーベルトの極めて高い放射線量の場所があることがわかったと発表した。また原子炉の下にある作業用足場の金属格子に1メートル四方の大きな穴が開いていることが明らかになった。原子炉内の核燃料が溶け、格納容器の中に落下したのはほぼ確実だ。」ということである。毎時530シーベルトの放射線は、人間が1分足らず浴びれば確実に死亡する線量と、、

■ 福島2号機 原子炉に穴 格納容器で最大線量
日本経済新聞 2017年2月2日
 東京電力は2日、福島第1原子力発電所2号機内のカメラ調査で、原子炉の直下に推定毎時530シーベルトの極めて高い放射線量の場所があることがわかったと発表した。また原子炉の下にある作業用足場の金属格子に1メートル四方の大きな穴が開いていることが明らかになった。原子炉内の核燃料が溶け、格納容器の中に落下したのはほぼ確実だ。
 政府と東電は1月下旬、2号機の原子炉(圧力容器)の下にカメラを入れ、内部の様子を撮影した。画像には放射線による乱れが生じており、そこから空間の放射線量を見積もった。
 毎時530シーベルトの放射線は、人間が1分足らず浴びれば確実に死亡する。これまで2号機で測定された最大の空間放射線量である毎時73シーベルトを大きく上回った。
 昨年の素粒子を使った調査などでは燃料の大部分が原子炉内にとどまっているとみられていたが、東電の岡村祐一原子力・立地本部長代理は「溶融燃料が落ちてきた可能性が大きい」と話した。
 東電は2月上旬にも格納容器にロボットを入れて溶融燃料の状態を詳しく調査する予定だったが、内部の破損が大きく、計画の見直しは必至だ。 
掲載日2017年2月2日

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