東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2012年3月)

2012年03月24日 20時01分20秒 | 東京23区のごみ


※図は東京都環境局パンフレット「東京都廃棄物埋立処分場」より


中防外側埋立処分場・新海面処分場に、下水汚泥焼却灰、上水スラッジ、清掃工場焼却灰と、放射性物質がどんどん埋立処分されている。廃棄物の埋立処分場が、いまや放射性廃棄物最終処分場となっている。多摩地域の下水汚泥焼却灰も、岩手県宮古市の災害廃棄物も、女川災害廃棄物も焼却灰等は埋め立てられる。なにをどこまで監視できるかもわからないが、せめて放射線量率に異常な変化がおきていないか、排水処理が確実に行われているかなどチェックしていかなければ~


東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/attachement/result_radiation_240213.pdf

1)空間線量率測定箇所


2)排水処理場処理水等測定箇所


3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)
◇処分場内及び環境局中防合同庁舎



◇下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)



◇上水スラッジ埋立エリア(B)(B2)



◇上水スラッジ埋立エリア(B0)(B2)
(9/21分から~)




◇清掃工場焼却灰
エリアごとの比較に~






◇清掃工場焼却灰(主灰)埋立エリア(C)(C2)



◇清掃工場焼却灰(集じん灰)埋立エリア(D)(D2)



◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)


放射性物質濃度8,000Bq/kg超は一時保管
7月7日~9月4日、 10月10日~11月21日

【備考】
○放射線量の測定機器は、 ”LUDLUM Model-3型” を使用
 時定数(22秒)の3倍以上経過後の、最大値、最小値を読み取り、その平均値を測定値とした。

4)排水処理場処理水等測定結果(Bq/kg)
第一排水処理場処理水①
第三排水処理場処理水②
第三排水処理場脱水汚泥④
外側11号ポンプ井浸出液⑤
外側20号ポンプ井浸出液⑥
BブロックB1ポンプ井浸出液⑦
BブロックB2ポンプ井浸出液⑧
以上、すべて「不検出」


○ (-)は測定していない箇所を示す。
○ 処理水は原則として毎週測定。汚泥(第一排水処理場、第三排水処理場)、外側浸出液(11号ポンプ井、 20号ポンプ井)、 Bブロック浸出液(B1ポンプ井、B2ポンプ井)は、それぞれ交互に2週間に1回測定する。
 (ただし、汚泥が発生しないときは翌週測定とする。)


「第一排水処理場脱水汚泥③」はいつもセシウム検出
第一排水処理場は新海面処分場の排水処理、第三排水処理場は中防外側処分場の排水処理
下水汚泥焼却灰は中防外側に埋立、上水スラッジ、清掃工場焼却灰(主灰・飛灰)は新海面処分場に埋め立てている。
廃棄物焼却灰セシウムは、下水汚泥焼却灰セシウムに比べて水に溶けにくいといわれているので、こういう現象になるのか。ジワジワとしみ出てくる焼却灰からのセシウムを、排水処理施設で受け止めて、再度また処分場に戻していく。この先どうなるかわからないがしっかりとした対策を願うのみ。


詳細は:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/attachement/result_radiation_240213.pdf



参考




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