23区 「世田谷清掃工場焼却炉の停止について」清掃一組

東京二十三区清掃一部事務組合HPより：http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/

■世田谷清掃工場焼却炉の停止について
東京二十三区清掃一部事務組合　平成23年6月13日
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/20110613setagaya.pdf
　東京二十三区清掃一部事務組合では、清掃工場棟内の作業における職員のダイオキシン類のばく露を防止するために、清掃工場の炉室内について労働安全衛生規則に基づく作業環境測定※１を実施しております。世田谷清掃工場ではこの結果、平成23年５月30日に報告された速報値が工場棟１階の焼却炉付近で高かったことから５月３１日より停止作業に入りました。また、再測定をした結果が６月８日に報告され、工場棟1階の焼却炉付近の作業場所を第3管理区域※２と指定しました。
　第３管理区域内では、使用する保護具の選定レベルが格上げされることから点検作業等が困難となります。
　現在、当該場所の良好な作業衛生環境を確保するため、下記のとおり焼却炉を停止し、原因の調査を行っています。
　なお、このことによる周辺環境への影響はありませんが、確認のため現在工場棟屋上にて環境測定を行っています。
記
１ 焼却炉の停止日
　　1号炉 平成23年5月31日
　　2号炉 平成23年6月1日
２ 炉室内のダイオキシン類濃度測定日及び結果
　サンプリング日／測定結果報告日／測定値
　　５月２０日／５月３０日／１４．４ｐｇ－TEQ／㎥(速報値)
　　５月３１日／６月８日／１５．０ｐｇ－TEQ／㎥（確定値）
詳細は：http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/20110613setagaya.pdf

一組も発表していたのだ！！気がつかなかった。
そうですね、世田谷区の「操業停止」って、何か違和感があると思っていたら、「焼却炉の停止」ですね。「操業停止」「営業停止」っていうと、何か問題を起こして全面的に「操業停止」になったって感じ。事実、問題は起きているのだけど、事故原因調査や何やかやで、世田谷清掃工場としては業務を行っているのですからね。
一組の説明で少しイメージできたが、原因不明というのがやっかいというか、大変な事態、、、ごみを燃やすと炉室内にダイオキシンがでてくるのでは、いつまでも再稼働できない。
すでにプラントの瑕疵担保責任というのは過ぎているのかな。点検補修の問題なのかな。3.11地震でどこかに亀裂でも入っているのかな～　原因の特定ができたらまた公表してほしい。
それにしても１５ｐｇ－TEQ／㎥　第３管理区域とは～

PCB処理施設の作業環境でダイオキシン類の管理値２．５ｐｇ-－TEQ／㎥（8時間/日）といっていたような記憶があるが、廃棄物焼却施設も同じなのか？！　PCB処理施設の場合は、コンデンサなど解体室でPCBからと原因はわかっていて、改善してもなお高くて保護具を使用しての作業だが１５ｐｇ－TEQ／㎥なんてない。

関連(本ブログ)
■23区　世田谷清掃工場の操業停止について／世田谷区（2011年06月11日）


■産業廃棄物（紙くず・木くず・繊維くず）の一時受入停止について
東京二十三区清掃一部事務組合　2011年06月10日
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/mochikomi/top.html#2
日頃から、東京二十三区清掃一部事務組合の事業運営に御協力いただきありがとうございます。
中防粗大ごみ破砕処理施設は、定期点検工事に伴う安全確保のため、下記の期間、産業廃棄物（紙くず・木くず・繊維くず）の受入れを停止します。
ご不便をおかけしますが御理解、御協力いただきますようお願いします。
産業廃棄物（紙くず・木くず・繊維くず）の受入停止期間
平成２３年７月２４日（日） ～ 平成２３年７月３１日（日）

■平成22年度清掃工場等搬入先ごみ性状調査結果（施設別）を掲載しました
東京二十三区清掃一部事務組合　2011年06月13日
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/dioxin/gomi-nakami.htm
ごみ性状調査とは、ごみの組成等の実態を把握することにより、一般廃棄物処理施設の適正な運営を図るための基礎資料を得るために実施している調査です。調査項目は物理組成（紙類、厨芥、プラスチック類、金属、他）、３成分（水分、可燃分、灰分）、発熱量、重金属含有量等です。

次々いろんな公表がありますね。
ちょっと追っつかない。
ごみ性状調査のグラフでまた～