東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

23区清掃工場 「雨水」ダイオキシン類調査結果一覧(続き)

2009年10月31日 21時42分08秒 | 東京23区のごみ

※各グラフはダイオキシン類「濃度計量証明書」(情報開示資料)より作成した。

●23区清掃工場の「雨水」ダイオキシン類測定結果をグラフにしてみた。構成比でグラフにもしてみたが、果たして何がみえてくるか~

●1pg-TEQ/L以上の光が丘、練馬、有明、千歳、墨田、多摩川、品川、世田谷、中防(北側)の毒性等量と実測値で構成比のグラフを作成


●毒性等量では、練馬工場は他工場と比較して1,2,3,7,8-P5CDDと2,3,4,7,8-P5CDFが突出している。が、PCDD、PCDF全体で積み上げて6.8pg-TEQ/Lとなっている。


●実測値では、練馬と多摩川はO8CDDが突出。(他施設には少ないO8CDDは農薬「PCP」由来と思われる)しかしこうして他工場と比較するとPCDD、PCDF全体が多くなっているのもわかる。 墨田工場のコプラナPCB(#118)(#105)はなんだ!!まさか周辺でコンデンサの液漏れでもしていないか要チェック!最近は、せっかく長年保管していたPCB製品が不法投棄や不法処理、液漏れや水に浸かったという事例も多いので~


 
●練馬の「実測値」構成比(%)をグラフにした。


●練馬清掃工場と大田清掃工場の詳細グラフは下記10/15、9/10本ブログへ
■練馬清掃工場の雨水ダイオキシン問題で一組を訪問 (グラフ)
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/d54d0b20a546b99af54b3c3964570dee

■23区 大田清掃工場(第一)ダイオキシン類〈雨水〉22ピコ環境基準超過!
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/6885678d6c077a4e3fdfb905a83bcf38


参考
    
※ダイオキシン類測定結果「雨水」調査結果一覧表


●だいぶん前に、化学物質が脳に与える影響のような学習会に参加したとき、講師の先生が、学者は公式な場では十分に怪しいと思っても、それを理論付け証明できないと公言できないというような話をされた。専門家によっていろんな学説があれ、世に出ている学説や通説だけが全てではないので、その枠内だけで考えないようにというようなことも~。一組のなかで職務に携わる専門家もそうであろう。議員や公的な職務についている人もうかつな発言はできないだろう。ある意味、私のような全くの素人でフリーの立場だからこそ、専門的なことなどわからないのに言いたい放題である。勘違いもずいぶんに多いのだろうが、せっかくのフリーの立場を十分に活かして、疑問点をだしてみよう。とりあえず~




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南南西の風がダイオキシンを... | トップ | 南魚沼市環境衛生センター焼... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事