東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

ごみ端会議「もったいない!ストップ・ザ・使い捨て」~ペットボトル編

2007年09月24日 17時59分43秒 | ごみ全般/環境政策
環境にやさしい暮らしはリデュース、リユースから。ペットボトルについて一緒に考えませんか?という講座を9/29(土)に行う。講座については: えこっくる江東 環境学習情報館
http://www.ekokkuru-koto.jp/up_pdf/tasuke/20070812115945.pdf
そこで、参加者から出そうなペットボトルやプラスチック類の質問を想定していろいろネットで検索していたら~こんなものを見つけた。

●今話題(?)の武田教授の著書「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社)でも取り上げられているらしい。(私は読んでいないのでわからないが~)
『リサイクルされたペットボトルのうち94%が焼却処分されているため、たくさんのお金をかけて回収されたペットボトルであっても、そのほとんどが再利用されていない。』ということに対して、きちんとペットボトルリサイクル推進協議会が「弊協議会の名前を騙った捏造データであります」とコメントしていた。 書籍「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」での弊協議会データ捏造について

●経産省のHPで「PETボトルリユースシステムの構築」として実証実験が行われていた報告書を見つけた。
☆事 業 計 画
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/h18fy/180829-3_pal/180829-3_1.pdf
☆報 告 書
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/h18fy/180829-3_pal/180829-3_0.pdf
☆事 業 報 告
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/h18fy/180829-3_pal/180829-3_2.pdf

●それが、なんと、自分の所属している生協だった。リターナブルでやるならそのシステムのある生協で実証試験をおこなうのは当然であろうが~全く気がつかなかった。その店舗にも時々行ってはいたが…。忙しすぎて生協の環境委員会を辞めてもう10年以上過ぎただろうか? 委員会にしっかり関わっていた頃、環境省からポリカーボネートで牛乳のリターナブルを~という話が流れてきた。当時、環境ホルモン問題真っ盛りであった。環境省にも抗議の電話を入れた記憶がある。我が生協(パルシステム宅配)は今も、調味料もリターナブルびんで、PETボトル飲料は全く扱っていないのに~ 時代は変わったのか~
こうも使い捨てが氾濫すると軌道修正は大変なことである。

●ドイツ、デンマーク等のリユースやデポジット制度もいろいろ検索したが、新しい情報はなかなか見つけられなかった。いいまとめになっているのはみんなデータが古い。GUでドイツ・デンマークへ行った頃の情報と変わらない。

勉強不足で、講座で仲間に教えられた~(9/28)
ドイツの強制デポジット2003年に発動していたのだ!
●リターナブル可能な飲料容器が全体に占める割合が72%を下回った飲料に対して「強制デポジット」を発動→2003年 1月1日 「デポジット制度」導入が義務化。
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/pdf/model15-2_ap2.pdf

●最新情報は 「ドイツ環境ジャーナル」へ~

●NEDOの最新情報で
「ドイツにおけるバイオプラクチックの動向」に注目!
まだまだ課題はあるとはいえ、ドイツのやる気はすごいな~
昨年のエコプロダクツ展でもバイオプラスチックのコーナーがあった。今年もそのブースが広くとってある。バイオプラスチックの今後に大いに期待したい。

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