環境省、国内資源循環確保に向けたプラスチックリサイクル体制整備の緊急支援事業者を募集(省CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業)
EICネット 2017年11月22日
環境省は、「省CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業」の第3次公募として、11月22日(水)からプラスチックリサイクルの高度化に資する設備を導入する事業者を募集すると発表した。当該事業に係る補助事業者(執行団体)は公益財団法人 廃棄物・3R研究財団。
背景には、中国政府が本年12月末から生活由来の廃プラスチックの輸入を禁止することとしているため、これまで資源として中国に輸出されていた廃プラスチックが国内で処理せざるを得なくなることが見込まれていることがある。このため環境省は国内資源循環の確保に向け、プラスチックリサイクルの高度化に資する設備を導入する事業者を募集し、当該設備の導入費用について、1/2を上限に補助するとしている。
公募期間は平成29年11月22日(水)~12月22日(金) 17時必着。詳細についてはプレスリリースを参照のこと。
環境省 2017年11月22日
国内資源循環確保に向けたプラスチックリサイクル体制整備の緊急支援について
1.事業の概要
「省CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業」は、省CO2型リサイクル高度化設備を導入することによって、使用済製品等のリサイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出抑制及び資源循環を同時に推進することを目的としています。
今般の公募は、中国の廃プラスチックの輸入規制を受けて、国内資源循環の確保に向けて、プラスチックリサイクルの高度化に資する設備を導入する事業者を募集し、当該設備の導入費用について、1/2を上限に補助します。
2.公募する補助対象事業
公募する補助対象事業は、次の1つの事業です。
・プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業
ペットボトル・容器包装プラスチック等の廃プラスチックの高度なリサイクルに資する異物除去、選別、洗浄及び原料化設備並びにその他設備を導入する事業であって、国内資源循環が安定的に見込めるものであること。
3.公募実施期間
平成29年11月22日(水)~12月22日(金) 17時必着
4.公募の詳細
公募の詳細については、公益財団法人 廃棄物・3R研究財団の下記(公募URL)を御参照下さい。
https://www.jwrf.or.jp/subsidiary/save_co2/current/index.html
(公募URL)