東京23区推奨ごみ袋認定制度の廃止は、廃プラスチック焼却の前には、それ以前のタンカル袋の緩和(タンカルなしも推奨)、そして今回は各区ごとこれから始まるごみ有料化に向けての第一歩なのであろう。
さかのぼれば、紙袋からタンカル袋への大転換も今日の廃プラ焼却への第一歩であったのだ!!
とはいえ、23区の場合は、「指定袋」ではなく「推奨袋」なので、透明または半透明であればOK、レジ袋でもOKだったので、、、
■東京23区推奨袋認定制度の廃止について
1.経緯
ごみ袋の認定制度は、平成6年1月、「東京都推奨袋」として開始され、平成12年4月の清掃事業の移管により、名称を「東京23区推奨袋」と改め、23区共通の制度として継承してきたものである。
なお、本認定制度については、平成17年4月の区長会において、平成18年度以降「各区対応」に移行することが確認されており、23区認定制度のあり方について検討されていたところである。
2.検討結果
23区認定制度は、ごみの分別の徹底、減量及びリサイクルの推進を図るとともに、収集作業や清掃工場の操業の安全性を確保することを目的に推奨してきたところである。しかしながら、23区認定制度が各区独自のごみ袋制度の構築を困難にしていることや、一般に市販されている透明または半透明のごみ袋でも、規則で規定している基準を満たしていることから、「23区認定制度については廃止する」としたものである。
3.廃止時期
平成21年3月31日をもって廃止する。
なお、現行の推奨袋の規格に適合した袋を製造または販売しようとする者から、認定の新規申請があった場合は、平成20年9月30日まで受け付ける。
4.推奨袋在庫整理期間
製造業者、流通業者及び販売事業者の保有する推奨袋の在庫については、その流通を認め、平成22年3月31日までに整理するよう協力を求める。
なお、区民は平成21年4月1日以降もごみ袋として使用できる。
5.推奨袋廃止後の本区の対応
ごみ袋については、一般に市販されている透明または半透明のごみ袋の使用を区民に周知していくものとする。
(江東区議会 区民環境委員会 資料より)