■港清掃工場 規模(炉基数) 900t/24h(300t×3)
※港清掃工場の1炉は予備炉
●港区は、23区で唯一可燃ごみの区分変更に伴い、区内全域で容器包装プラスチックと容器包装以外のプラスチック類も資源化している。
●港清掃工場のごみ受入の特徴としては区収集ごみより事業系持ち込みごみの方が多い。区収集ごみ:61,774t(38%)、持込ごみ:100,242t(62%)(平成19年度の事業年報より)生ごみよりも紙類が多いということであった。
●「ごみれぽ」に掲載しているごみ組成割合は23区清掃工場のごみ性状調査の平均値かな? ↓↓ このグラフは平成19年度である。
東京二十三区清掃一部事務組合「ごみれぽ23 2009」より
●平成20年度、21年度とごみ性状がどのように変化していくかに注目!!
■サーマルリサイクル実証確認結果の確認等検討委員会(第5回)終了後、港清掃工場のバンカ脇のホッパーステージでの「ごみ性状調査」を見学した!
●あまりにも壮絶な臭いと風景に圧倒されて~分類されたごみをしっかりとチェックできなかった。が、ほぼ可燃ごみであった。不燃ごみらしきものは、電気コード類やアルミホイルが若干ある程度であった。布団が入っていたが布団は粗大ごみのはずだが~作業している人に聞くと、注射針のような危険なものもまれに入っていることがあるそうだ。--「ごみ性状調査」で、ほぼ30種類くらいに分類して計量するそうだ。
★2センチ角のふるい↑↑から落ちたものは「その他可燃物」
★バンカ内側から見るクレーンが↑↑ごみをホッパーへ ★収集車がバンカに↓↓ごみ搬入
■今日の教訓:ごみも臭いも基から断たなきゃダメ!! 発生抑制!!
--あたりまえの再確認!--
●なんといってもごみバンカの上部ホッパーステージという場所である。生ごみの臭気がものすごいのである。やたら臭い臭いと脅かされていたので十分覚悟はしていたが~着替えをしてもとてもそのままでは帰れない状態に臭いが染みついているようで~港清掃工場のごみ発電のシャワーを浴びてから帰った。
●今日の帰りの反省会で清掃工場の欠陥を新たに発見。それはごみバンカの構造にある。とにかく上からどんどんごみを落とし入れて、クレーンでいくらかき混ぜて掴んで焼却炉に投入しても~ バンカの底の生ごみは永遠と発酵し続けるであろう~ こんなに技術が進んだ清掃工場といいながらもどこのごみバンカも同じような構造である。底が動くようにとか、バンカを上部に作るとかできないものか?そんなことにも話が盛り上がった!!--あの臭いを解消するにはごみバンカを改造しよう!!
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