東京二十三区清掃一部事務組合HPより:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/
江戸川清掃工場の飛灰処理汚泥のセシウム合計5,700Bq/kg(飛灰では8,4700Bq/kg)
しかしどの清掃工場も減少傾向ということでもない。まだとうぶんはこのような推移なのか~
それにしても、今回もヨウ素131検出の清掃工場あり。
■放射能濃度測定結果について 〈焼却灰等測定結果〉
1回目:試料採取期間 平成23年6月16日から24日(HP掲載 6/27)
2回目:試料採取期間 平成23年7月5日から11日(HP掲載 7/23)
3回目:試料採取期間 平成23年7月19日から26日(HP掲載 8/5 )
4回目:試料採取期間 平成23年8月1日から5日(HP掲載 8/22 )
5回目:試料採取期間 平成23年8月16日から20日(HP掲載 9/5 )
■東京都廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果
(平成23年8月以降)
※グラフは東京都環境局資料より作成
■江戸川清掃工場で発生する飛灰処理汚泥の取扱いの変更について(平成23年9月5日)
当組合の江戸川清掃工場から発生した放射能濃度が8,000Bq/kgを超える焼却飛灰については、平成23年6月28日付環境省通知に基づき「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」に準じて最終処分場へ一時保管をしておりましたが、8月5日以降に実施した、飛灰処理汚泥※の放射能濃度測定結果が継続して8,000Bq/kgを下回っていることから一時保管を終了し、埋立処分に変更することといたしました。
※ 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの通知により8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省からの追加説明により、飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚泥(飛灰を薬剤処理したもの)に対して適用されることとなりました。
飛灰処理汚泥でみようが飛灰でみようが放射性物質の総量は何らかわらないのだが、、
ただ、8,000Bq/kg前後の自治体にとっては、やはりそれで処理方法がかなり違ってくるのは耐え難いことであろう。
しかし、次々と、「安全」「安全」と、放射性廃棄物を一般廃棄物処分場に埋め立てて、この先、30年、40年、100年、200年、誰が安全性を検証するのか、ほんとうにどうなっていくのか~
■世田谷清掃工場の再稼働について
平成23年9月5日 東京二十三区清掃一部事務組合
平成23年6月13日に当組合ホームページでお知らせしました、世田谷清掃工場焼却炉の停止について、対策工事が終了し、下記のとおり再稼働しましたのでお知らせいたします。
記
1 再稼働完了日時 1号炉 平成23年9月1日(木)
2号炉 平成23年9月2日(金)
2 作業環境改善対策工事期間
平成23年7月1日~平成23年8月19日
3 作業環境を第3管理区域とした原因
焼却炉(ガス化炉)下部のエキスパンション※からのガス漏洩によるもの。
※ガス化炉の運転・停止によって起こる温度差による炉の膨張・収縮や、不燃物抜出装置の振動を繰り返す装置間に隙間(クリアランス)を設けて装置同士の破損を防ぐための伸縮継手
4 作業環境改善のための対策工事
(1) エキスパンションの材質を耐熱クロス製より金属製に変更し、耐久性及びシール性を向上させました。
(2) 吸気用集じん器を増設して、集じん設備(搬送コンベアやバンカ)点検口等から炉室への逆流防止を行い定常作業時の作業環境改善を行いました。
(3) 地下1階焼却炉室内に空気清浄機を常設し、作業環境の改善を図るとともに、外部環境への対策を強化しました。
5 改善効果と今後の予定
第3管理区域となっておりました作業環境は、全て通常の第1管理区域になりました。
なお、今後再稼働後に環境測定を行い、問題のないことを確認したうえで本格稼働とします。
ダイオキシン対策、ずいぶん時間がかかったのだ~
さあ、ダイオキシンが一段落したら、今度は放射性物質の焼却である。ほんとうに何の因果で清掃工場で放射性廃棄物まで燃やすことになってしまったのか、ほんとうに日本人はおとなしいというか、えらいというか、黙々と、つつがなく、日々の業務をこなしていく。だれもストライキもしないし、デモもしないし、暴動も略奪もおきないし、東電に灰の引き取りなども要求しないし、、、、
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