日々徒然です

カフェにようこそ!

バイトの先で

2015-05-15 02:44:47 | 小説
家では、あんな事があって・・・
半立ちだった俺は急き立てるようにバイトに来た「はぁ~」
「あれ?今日はお疲れの様だね。そんな君も可愛いよ」
「いえいえ大丈夫です。ジンライムです」
「ありがとう。やっぱり凛とした姿も可愛いよ」

夜はバーでバイトをしている。皿洗いから、おつまみの下準備
最近じゃ、カクテルもそこそこ任せてもらえるようになった
まだまだ修行中だけど、マスターは厳しく後輩には出し惜しみ無く技術を教えてくれる
そんなここが大好きだ!

「何かあったの?ため息なんかついて」
「申し訳ありません、ご不快な思いをさせてしまいまして。色々ありまして」
「色々って?」
「どさくさに紛れて手を離して下さいませんか?」
いつも、僕をご贔屓にして下さる三枝様。僕がここのバイトを始める前から、ご来店されているようで
過剰なまでのスキンシップが大好きなお客様
「三枝様、今日はお飲みになられるのがお早いですね」
つかさずフォローを入れてるマスターは流石
「3日に1度は君の顔を見ないとスッキリしなくて。もちろんマスターも同じだよ」
「三枝様、私も入れて頂きありがとうございます」

僕はお客様と個人的にお付き合いするのは、気が引けてしまうので
三枝様のお誘いにもやんわりと、毎回断っている
マスターも了承済みだ
でも、最近じゃそのお誘いも返答がちゃんと道理に叶ってる間で手を離さなかったり
ドリンクをご提供するのに近づけた顔に触ったり
最近じゃ僕もスキンシップに感じてしまいそうになる始末

今度お誘いが来たら、お断りついでにお逢いしようかな
そんな事を考えていた。マスターに相談してかにしようかな・・・

「明日、日曜だから大学もお休みだよね?バーも休みでしょ?映画でも行かない?」
「解りました。良いですよ」
「えっ!良いの?やったぁ」
今回はお誘いに応じて、次回からはお誘いをしないで頂きたい旨をはっきりと言おう。曖昧に断っているから
誘いが多くなるんだ!よっし!




日々戦い

2015-05-06 03:53:03 | つぶやき日記
父親の介護認定も決まり、認定だけで使わない予定だったけど
2人の様子を見ていたらやっぱり使うことにしました

ディを希望し1週間に1回でも家族じゃない人と話しをして欲しい
お互い新鮮な気持ちになれるように
今では2人共使っていますが
始めは母親が通っていて、父親も母親の楽しそうな様子を見て通いたくなったとの事
でも、父親は緊張もあるのか前日から体が痛い、便が思うように出ない等
グダグダ・・・
その点、母親は行くって感じで

少しずつ慣れては来ていますが
先が思いやられます


合意の二人

2015-05-06 03:24:53 | 小説
声のする部屋が少し空いていた
俺は興味本位で覗いてみる(後で後悔したが)
そこには
担当編集者さんと家主が抱き合っていた
もちろん合意なのだと家主の腕が編集さんの首に巻き付いていてわかる
「・・・っつ」「ふっ」
「やっぱり憂いのある先生は違うな」
「そんなことない」
「あっ」
俺はその場から離れられなくなり、家主もあんな顔をするのかと思った

淫靡な行為は徐々に過激を増していく
「やぁん、ダメあいつが来たら」
「良いじゃないか、最近ご無沙汰だから寂しかったろ」
編集さんが顔を上げた時、俺と目と目が合った
俺が覗いていることを知っている!

家主の顔は見たことがなかった
俺の入る余地がない程で、昔っからの仲のようだ
顔を背ける事も出来ず
俺の股間は半立ち状態になっていた
別に溜まっている訳ではないが
直ぐトイレに駆け込んで、抜いてしまった
「はぁ~」
俺は部屋のベットで家主と編集さんの仲を想像した