NBA+GT?

NBAとsuperGTについて書きたい!

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2013-09-30 19:03:30 | Weblog
インディアナ・ペイサーズのポール・ジョージとサクラメントキングスのダマーカス・カズンズが延長契約に合意しました。

新人契約からの延長契約はチームの残したいという意思の表れはもちろんですが、本人の気持ちもかなり重要です。

完全FAまで待たなくても、制限付きFAになれば連れ戻される可能性は高いとはいえ他のチームと交渉はできますので、延長契約となれば、そういう外の意見を聞くこともなく今後数年間の所属先が決まるわけです。


そうするとチームのエースになり、もう少しでファイナルが見える位置にいるジョージがそうなるのは当然ですが、チームはボロボロのドアマットで、しょっちゅう問題を起こすカズンズが延長契約はちょっと意外です。

あれだけ問題行動多発してるんだからチームともうまくいっていないのかと思いきや、ただ精神的に未熟なだけなんでしょうか(笑)


契約内容は、
ジョージは5年のMAX契約です。(80~90Mだそうです)
昨年の彼のプレーを見ればなんら不思議はありませんが、気になるのは少し前までチームの顔だったグレンジャーの処遇です。チームは彼の復活に期待しており、二人の共存も可能という発言をしているようですが、本心は全く別でしょうね。昨シーズンケガで長期欠場し、一度復帰するもすぐに離脱し、シーズン終了と非常に状態が気にかかり全快するかは疑わしいですし、一番の問題はジョージとポジションが被っていることです。グレンジャーがチームの中心だったころはジョージはSGでプレーしていましたが、SFであれだけブレイクされてまたSGに戻すというのは彼にとって良くないでしょう。そうなると今季年俸が14Mで契約最後の年となるグレンジャーは明らかにトレード候補です。いいオファーがあれば二つ返事で了承されるでしょう。また、どうしてもチームに残るとしてもジョージの控えででサラリーはミッドレベルくらいの大減俸を受け入れる必要があります。残念ながらグレンジャーのペイサーズ残留はかなり厳しい状況です。


カズンズは4年62M。
高いですが、ビッグマン不足の昨今のNBAでは彼ほどのポテンシャルがあればそういうオファーも仕方ないですね。
本当に才能はピカイチなんですが、いかんせんトラブルメーカー過ぎます。
彼が精神的に落ち着いてプレーし、新加入バスケスが昨季と同等のスタッツを残し、ルーキーのマクルモアが期待通りの活躍をしてくれればプレイオフ争いも可能なはずです。
またキングスと言えばシャックが小口オーナーにもなりましたので今シーズンは結構注目かもしれません。

Candase Parker

2013-09-21 11:31:52 | NBA
WNBAのシーズンMVPが発表され、ロサンゼルス・スパークスのキャンデース・パーカーが二度目の受賞となりました。

何度かブログに登場している彼女ですが、改めて特集してみたいと思います。

家族は、
兄はユーロリーグMVP後にNBAに定着し、ラプターズ、キャブスで脇役として活躍したアンソニー・パーカー
夫はホークス等に在籍し、昨シーズンはフランスでプレーしたシェルデン・ウィリアムス

来歴は
テネシー大学で活躍しチャンピオンを獲得。

2008年ドラフト1位指名でスパークスに入団すると、1年目に新人王とMVPを同時に受賞した初めての選手となります。

そしてそのシーズンオフに女の子を出産しているんですね。

2009シーズンは出産後10試合ほど休んだだけで復帰しますがさすがに成績は下がります。

2010、2011シーズンは残念ながらどちらもケガでシーズンの多くを欠場してしまいました。

2012シーズンは見事復活し、ロンドンオリンピック金メダルにも貢献。


身長193センチで試合中にもダンクを決めることもできます。

プレースタイルは本当にオールラウンドでG-F-Cすべてできます。
得点とリバウンドはランキングは常に上位でアシストも昨シーズン平均3.8記録。また、ブロックはキャリア平均で2を越えています。


今シーズンのトップ10プレーですが、
センターのサイズで動きはほぼガードです。
すごすぎますね。


なんか男子の日本代表にも遜色ないように見えて仕方ないんですよね~


ビーズリーについて

2013-09-15 17:21:11 | Weblog
サンズをお払い箱にされた元ドラフト2位指名のマイケル・ビーズリーが古巣のヒートと契約したそうです。

ヒート大丈夫か?という声があるようですが、保障なしの契約みたいですので、オデンと同じで戦力になってくれれば儲けものというところで、リスクは低いですね。

保障なしですから開幕までにいないことも十分に考えられます。
また、信じられないくらい偏ったメンバーしか起用しないスポールストラHCですから、残っても出番はあるかわかりません。

昨季はスターターはわずか20試合、プレータイムは20分で、ガードでもないのにFGは41%しかありません。
そしてディフェンスはザルで、薬物に手を出したりトラブルを起こしたりで素行も悪いわけですから悲しい限りです。


でも元々はデリック・ローズと1位指名を争った選手なんですよね。

抜群の得点能力に208cmのサイズとは思えない早い動き、そしてリバウンドも非常に強いという評価でした。
カレッジの頃のプレーはすごかったと思います。

しかし実際は、、、
得点力の高さはある程度見えましたが、身長は203くらいしかなく、PFとしてはかなりアンダーサイズで、リバウンドの強さも見られず。
SFでプレーしても思い切りディフェンスの穴となりました。
レブロンの移籍騒動でトレードに出された後、3年目のミネソタで平均19.2点とまずまずの成績を残しましたが、その後は一気に急降下して
今に至ります。

今一番大切なのは心を入れ替えてバスケに集中するというなんだかNBAのプレーヤーにいうようなことではないことが必要だと思います。
もし今シーズンもダメだったらNBAでの居場所はなくなるかもしれません。

素質がある選手が開花せずに終わってしまうのはやはりさみしいのでがんばってもらいたいです。



アンバランス

2013-09-05 19:23:45 | NBA
今日から7日までデリック・ローズが来日しています!

仙台それから東京と訪れるようです。

プレーシーズンゲームすら他のアジアの国に行っても日本はスルーされる状況ではありますが、スーパースターのローズが来てくれるのは大変うれしいことであります。

是非とも盛り上げて欲しい。

ただし、今の日本ではバスケが盛り上がるのは難しいでしょうね。

男子は余裕の余裕で世界選手権出場を逃してしまうという壊滅的な弱さ・・・

bjリーグと日本リーグの問題等いろいろありますが、日本代表が弱過ぎる状況はどうにかしなければ始まらないでしょうね。




本編に入りまして、トレード等は特になく落ち着いているNBAですが、このままでは開幕を迎えられなそうな(このままだとまずそうな)チームがいくつかあります。


①ペリカンズ
PG ホリデー、ロバーツ
SG エバンス、ゴードン、リバース、モロー
SF アミヌ、ミラー
PF デイビス、アンダーソン
C  スティームスマ、スミス、ウィッシー

まず気になるのはSGですよね。
エバンス、ゴードンと重なっています。
エバンスはSFもいけるよ、みたいなことはいってるみたいですが、ホリデー、ゴードン、エバンスはみなボールを持ちたがるタイプなので3人並ぶと明らかに機能しません。ゴードンをトレードに出したいところですが、昨年獲得したばかりのプレーヤーで、ケガばかりで戦力にならず不満因子かしてるようですので、フロントの責任は重いように思います。
控えにもリバース、モローといういいプレーヤーがいますが、このままではプレータイムは配分できません。

また、センターは頭数は揃っていますが、明らかにベンチ向きでスターターを努められるプレーヤーがいません。

デイビスは将来的にセンターはあるかもしれませんが、まだ100キロそこそこのウェイトしかなくパワー不足です。
そしてアンダーソンですが、昨季はデイビスがNBAの水に慣れていなかったのとケガで欠場も多かったので主力扱いでしたが、デイビスが一人立ちした場合、ただの控えになってしまいます。



②ロケッツ
PG リン、ビバリー、ブルックス、カナーン
SG ハーデン、ガルシア、レジー・ウィリアムス
SF パーソンズ、カスピ
PF モティユナス、ジョーンズ、スミス
C  ハワード、アシク、キャンビー

ハワードとアシクのところですね。アシクをただのハワードの控えとして置いておくのはもったいな過ぎます。かといって二人を並べるとディフェンスやリバウンドはいいでしょうが、オフェンスがローポスト&ローポストでバランスが悪いです。ハワードは自分中心に回らないと嫌がるタイプなので、アシクはリングから離れたところで放置されてしまうかもしれません。また、ハワードがインサイドにいることでディフェンスが収縮しますので、昨シーズン面白いようにFTを獲得していたハーデンもドライブする機会は減り、プレースタイルが変わってしまうことが予想されます。PFの二人は若くて将来的に楽しみではありますが、まだほとんど実績はありませんのでスターターは厳しいかもしれないですね。そうするとアシクのトレードを検討するところですが、アシクの契約は14-15シーズンにドカンとサラリーが上がるようになっているので他のチームは手を出しづらいです。
また、PGもリンの控えが皆サイズが小さく若い(ブルックスは28だけど)のでバランスは悪いです。


③セルティックス
PG ロンド、
SG ブラッドリー、リー、クロフォード、ブルックス、ボーガンス
SF グリーン、ウォレス、グリーン
PF バス、サリンジャー、ハンフリーズ
C  オリニク、ファベラーニ

ロンドは開幕不在だと思いますが、その場合ブラッドリーがPGでしょうか?ブラッドリーはいい選手だと思いますが、PGにはあまり見えたことがありません。キャリア平均も1.4Aしかありませんし。あとはブルックスあたりをごまかしながら使うんでしょうか?それにしてもベテランを一人くらい連れてこないとゲームにならない気がするんですが・・・
またインサイドも、オリニクも本来PFタイプですのでセンター不在といっていい状況です。2巡目指名のアイバーソンは海外へ、さらにファブ・メロをトレードに出しちゃいましたからね(その後解雇)ど、どうするんでしょうか?


④サンズ
PG ドラギッチ、ブレッドソー、マーシャル、イッシュ・スミス
SG シャノン・ブラウン、マルコム・リー、グッドウィン
SF タッカー、モリス、ジェラルド・グリーン
PF モリス、チェニング・フライ、プラムリー、オリアキ
C  ゴータット、レン、クラフトソフ

フルネームでないと誰だっけ?となるようなプレーヤー、フルネーム聞いても誰?ってなるようなプレーヤーばかりです。来シーズンは確実にドアマットですね。
ではなぜブレッドソーを獲得したのでしょう?ドラギッチがいるのに。マーシャルも将来期待できるプレーヤーです。ドラギッチか、マーシャルはトレードに出される可能性が高いです。
バトラーはほど見返りなしでトレード、ビーズリーも契約解除。SGも現状NBA最低クラスです。センターにはゴータットがいますが、期待のルーキーとしてレンもいるので、たぶんトレード候補です。ゴータットはいいプレーヤーだと思うのですが、すごく不遇な気がします。彼にとってはドアマットにいるより、強いチームにトレードされたいと思っているかもしれません。