☆ 緑 の 小 径 ☆ Verda vojeto ☆

エスペラントと野の花と。
Esperanton kaj sovaĝajn florojn.

Desmodio

2012年08月30日 | 野の花々 / Floroj de kampo

学名:Desmodium glutinosum
英語名:Pointed-leaf Tick Trefoil 又は Pointed leaved Tick Trefoil
和名:無し、ヌスビトハギの仲間
エスペラント名:Desmodio の一種

目立たない花ではあるけれど、見付けると可愛いなと誰しもが思う花。地域によっては雑草とみなされ嫌われるらしいけれど。
花の大きさは、小豆粒くらいだし、背の低い草なので下を見ていないと気付かない。
この写真を撮ったのは昨日の夕方の散歩で、もはや薄暗くなり始めていた。
何度聞いても名前を忘れてしまうし、しかもメモ用紙を持たなかったので「ドッコイショ」のお話ではないけれど Pointed leaved Tick Trefoil を呪文の様に唱えていた。お陰でその前に聞いた草の名前は忘れてしまい、どんな草だったのかさえ思い出せない。

夏の間だけ行われる水曜日の夕方散歩もあと一回残すのみ、で、寂しいという人やホッとするという人や。
今夏は記録破りの暑さだったこともあって、私自身はこの散歩も沢山サボったから「もう終わっちゃうの?」と寂しい組に入るだろう。
日が長い夏だから出来る散歩なので、もう季節的には夕方7時からと言う時間は遅い。それでも仲間たちと過ごす時間を楽しめた。

Neelstaraj floroj ili estas. Tamen trovinte ilin oni ĝojas, ĉar estas ĉarmaj.
Kiam mi fotis ilin hieraŭ jam estis krepusko. Nia promenado de Merkreda vespero ja restas nur unu plufojo. Malgraŭ mi ne partoprenis al ĉia promenado ĉi somere, mi iel sopiras ĝin sciante jam estas fino.
Tamen, mi ĝuis promeni kun naturamantaj geamikoj.


        
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秋 の 兆 し

2012年08月29日 | 日記 / Taglibro

明るく晴れ渡った空は澄み切って、空気も冷たいほど。
お医者が処方してくれた痛み止めを買いがてら出掛け、「夫の島」を訪れた。
お墓参りと言う気分でもないが、時々何となく来てみる。暗い寂しい日は陰鬱なので避けるが、今朝のような気分の良い日は殆ど自動的に足が向く。

長女の生まれる一ヶ月くらい前だった。やはり今日のような明るい爽やかな日で、恐らく、彼が休みだったから、週末だったのだろう、かなり強引に誘われて郊外に出た日を思い出す。
最初の子、何の知識も無く不安で遠くへは出掛けたく無い私だった。
「紅葉を見に・・」
と彼は言い、そして燃えるような鮮やかな楓の枝を数本確保して帰宅した。
枝に付いたままの赤い葉にアイロンを掛けて保存することを彼の旧友の夫人に教わっていたから、そのようにしたけれど、温度が適当でなかったのかどうか、彼女のようには出来なかった。

あの日はもう少し遅い秋、あの季節までまだ二ヶ月もある。でも、空の色は同じだ。
枝先の紅葉を誇らしげに青空に掲げた楓の木を見た。八月下旬は秋の始まりだった。

Hodiaŭ estas belega tago. Mi iris aĉeti kontraŭdoloran medikamenton, kaj poste vizitis la "insuleton de mia edzo".
Kiam la tago estas bela aŭtomate mia koro kondukas min tien.
Mi trovis acerarbon kies branĉoj komencis ŝanĝi koloron.

Estis tiel bala tago, kiam preskaŭ perforte mia edzo invitis veturi al kamparon. Mi havis nian unuan bebon en mi, kaj mi timis iri fore de hejmo, nome doktoro aŭ hospitalo.
"Por vidi autunan koloron" li diris, kaj kolektis kelkajn branĉojn de acerarboj.
Por konservi la koloron de acerfolioj, kiel edzino de lia amiko diris, mi gladis ilin. Eble la temperaturo ne estis ĝusta, la rezulto ne estis sukcesa.

Ankoraŭ preskaŭ du monatoj ĝis tia profunda aŭtuno, tamen la ĉielo estas same klara kaj aero friska.
Mi trovis acerarbon fiere etendanta siajn kolor-ŝanĝantajn branĉojn ĉieren.
Ĝi rememorigis min, ke la fino de Augusto estas komenco de autuno.



        
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痺 れ

2012年08月25日 | エスペラント /Esperanto
Mia maldekstra brako havas formikadon.
Estis tro longe. Jam pli ol unu monato mi suferas la doloron, do mi decidis ja estas tempo por viziti kuraciston.
Antaŭ iri al kliniko, mi serĉis ĝustan vorton por esprimi la doloron.
Mia sento estas, ke "etaj tondroj kuradas tra mia brako", sed kiel diri en Angla lingvo?
Mi scias la vorton 'numb' sed tio ne estas ĝusta, kaj mi ne povis rememori alian vorton por esprimi mian doloron.
Mia Japana-Angla vortaro ne menciis tian. Esp-Angla/Angla-Esp vortaro de J.C. Wells ankaŭ ne eblis helpi min.
Tamen, mia doktorino uzis vorton 'tingling'.
Jes, tiun vorton mi estis serĉanta.

Sed kial Esperanta vorto por esprimi tion estas "FORMIKADO"?
Eble "formikaoj kuradas tra mia brako", sed tio donas nur tikrecon. Por mi "etaj tondroj kuradas tra mia brako" estas pli taŭga.

Doktorino diris, ke tiu estas kaŭzo de artrito kaj ne kuracebla. Malgraŭ masaĝterapio ktp. eble helpus.
Do mi devas travivi reston de mia vivo kun doloro. Ho, ve.


左の肩から指先に掛けての痺れる痛みが酷くなって、ついに昨日医者に行った。
痺れは「小さな雷が無数に我が腕の中を駆け回っている」感じ。
英語で痺れは「ナム」と言う表現を使うが、これは触られても感じが鈍い。まだ他に表現方法があった筈と思うのだが出て来ない。このピリピリした感じを表す表現。
で、出掛ける前に辞書を引いてみた。研究社の和英辞典、ナム、はもちろん出ているが、「畳に長く座って」の痺れは「スリーピング」などと出ているけれど、肝心のピリピリする痺れに関しては何の言及もない。研究社ともあろうものが・・・。
仕方がないからそのまま出掛けた。
状況を話しているうちにお医者の方が「ティングリング」と言う表現を使ってくれた。
それ、それ、その単語を私は探していたのだ。
お陰で「小さな雷が無数に我が腕の中を駆け回っている」
などと幼稚な表現を使わずに済んだ。

ところで、J. C.Wells の新しいエス英ー英エス辞典には「ティングリング」は出ていない。Google の翻訳を使ってみたら、Formikado と出た。J. C.Wells のエス英ー英エス辞典に戻って、Formiki を引くと、pins and needles とあるから、確かにピリピリの痺れを表現している。
でも、なんで Formiko (蟻)なんだろう。
「蟻が無数に我が腕の中を駆け回っている」
ことなんだろうか。それではくすぐったいだけだろうから、「小さな雷が無数に我が腕の中を駆け回っている」方がより適切な気がするが。

関節炎が原因、と思われるので、と X–ray を数枚取った。
「治ることはないから、マッサージセラピーなどで緩和」出来る程度らしい。痛みとともに長生きはしたく無いけれど、こればかりはどうしようもない。

        
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ヨ モ ギ ギ ク

2012年08月22日 | 野の花々 / Floroj de kampo
Longe mi ne partoprenis vesperan promenadon de Merkredo.
Hodiaŭa promenado okazis je Marlene Stewart parko en Fonthill.
Ĉi florojn ni trovis tuj komence de la prpmenado.
Malgrandaj floroj aspektas kiel oraj butonoj.
Taglumo malaperas rapide kaj ni finis promenadon pli frue ol kutime, do iris manĝi glaciaĵon.
Fonthill estas malgranda urbeto, kaj ŝainis ĉiu loĝanto de Fonthill kunvenas por glaciaĵo.
La glaciaĵejo estis treege okupata.

Ni babilis pri maljuniĝo, kaj iu diris ke nunaj jaroj naskiĝtagoj alvenas ĉiu duonjare. Konsentis.

英語名:Tansy
学名:Tanacetum vulgare
和名:ヨモギギク
エスペラント名:Tanaceto

暑さも言い訳だったのだけれど、この夏殆どの夕方の散歩をサボっていた。左肩から腕の痛みも絶えられない程のことがあったから、大人しく横になっていることが多かったのだ。
「あなたが来ないと寂しいよ」
と便りがあったことも行く気になった動機ではあるけれど涼しくなって汗が滝のように・・と言うこともなかろうと計算したので。
今日は何故かたったの十人。フォントヒルにある「マルレーン・スチュワート公園」が今日の散歩地。
歩き始めて直ぐ見付けたのがこの花。小さな小さなボタンのような花だ。

日暮れが早くなって、散歩は八時頃に終わってしまったので
「アイスクリーム食べに行こう」
との提案があったから、同行した。フォントヒルの町中の人が夕方はここに集るのか、と言う程繁盛していたが、美味しかった。
年をとる話が出て、誰かが「最近は誕生日が半年ごとに来る」と言っていた。加速度がついていると言う訳。納得する。


        
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生姜の保存法

2012年08月21日 | 食 生 活 / Manĝaĵoj
Mia amikino Anjo kiu demonstris kiel nudigi maizon, ankaŭ lernis kiel konservi zingibron. Hazarde la maniero estas same kion mi mem elpensis post longa cerbumo kaj provo.
Tio estas konservi ĝin en akvo. Kvankam oni devas ŝanĝi akvon ofte.
Unu el miaj amikinoj konservis ĝin froste senŝele, kaj tio estas tre malfacila por manipli.
Nun iu kiu havis samopinion kiel mi, kaj decidis ke tio estas plej bona ideo. Dum mi ankoraŭ cerbumas, ĉu estas plej bona ideo, aŭ eble ekzistas pli bona, tiu persono havante memfidon publikigis la ideon.
Mi opinias, ke tia memfido estas tre valora.

トウモロコシの皮のむき方を、実演してくれたAは同時に生姜の保存法も仕入れて来た。
私も生姜の保存法にはいささか手を焼いていて、色々試み、結論は水に浸けておくことだったが、彼女が仕入れて来た方法も私のやり方。
ただ、広口瓶の口まで一杯一杯に水を満たして置くのだそうだ。私は生姜が隠れる程度しか入れない。
まず買う段階で出来るだけ新鮮なものを選ばなければならないが、店によっては何ヶ月店晒しだったのか、と思う位乾き切っていることがある。
私の友人の中には冷凍保存、しかも皮付きのままで冷凍している人がいて、「ちょっと、これ下ろしてよ」と出されたときは「霜焼けになっちゃう」と苦情を言ったものだった。私も皮を剥いてから冷凍保存したことがあるが、霜焼けになりそうなことは同じで、長続きしなかった。
出しっ放しでは乾いてしまうし、プラスチックの袋などに入れておけば乾かないが腐ってしまうので、思いついたのが水浸けだった。
しばしば新鮮な水に取り替えることを怠らなければ、今のところこれが一番良い。
Aは鬼の首でも取ったように報告してくれた。私と同じ結論を出し、公表すべきとの自信のある人が居た訳だけれど、この自信というものが大切なような気がする。私は自分のしていることがそんなに良いアイデァとも思っておらず、もっといい方法が有りそうな気がしていた。
Aは水換えを忘れなければ、だけれど「三ヶ月保っている」そうだ。
一欠けの生姜を三ヶ月も持ち続けることはまず無いので、やはり最善の案なのだろう。


        
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ト ロ リ ー

2012年08月20日 | 日記 / Taglibro
Mi kompoŝtas. Kiam mi volis havi kompoŝtujon kiel mia filino uzas, ne povis trovi, do mi uzas sitelegon.
Mia filo fosis teron por mi, kaj hodiaŭ mi volis porti la sitelegon al la teron fositan.
La sitelego estas peza, do mi uzis ĉareton kion mi uzis transporti mian kofron longe antaŭe.
Nunaj tagoj neniu bezonas tian ĉareton, ĉar kofroj havas mem-radojn.
Kaj mi pensis, ke mi ne bezonas plu, do povas forĵeti ĝin.
Tamen, ĝi nun helpas min por alia celo.
Estis bona, ke mi ne forĵetis ĉi neplu uzeblan tamen uzeblan ĉareton.

コンポーストするのに、娘達が使っているような大きな容器を欲しいと思った。
それが見つからず、間に合わせに有り合わせの大きなバケツを利用している。
中味が溜まって来たので畑に使おうと、すっかり荒れてしまった庭の一部を息子に耕してもらった。
で、コンポーストのバケツも運んでもらうつもりだったが、今朝になって仕事をする気になったのに息子はまだ寝ている。夜昼逆な人だから仕方がないが、彼が起きて来るまで待っていたらこっちのやる気も消えてしまうので自分で運ぶことにした。
さて、どうやって。
思いついたのは昔スーツケースを運ぶのに使ったトロリー。息子が戻って来る前にはゴミの日にリサイクルの本など出す時、大きな助っ人だった代物だ。
最近のスーツケースはこんなトロリーは不要になっているから、捨てようかとさえ思ったことがある。
廃物利用とはこのことかもしれない。
これからも何かと役立ってくれそうな廃物ではある。

        
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テ ナ ン ト

2012年08月18日 | 日記 / Taglibro
Je lasta renkontiĝo kun miaj amikinoj Anjo menciis pri sia luanto.
Ĉar ŝi ankaŭ loĝas sola kaj unu ĉambron luas al junulinon kiu bezonas ĉambron dum mallonga periodo.
Nuna luanto estas senkonsidera kaj egoisma. Mi rememoris ke ŝiaj pasintaj luantoj estis tiaj preskaŭ ĉiuj.
Anjo ricevis bonkvalitajn sekigitajn ŝiitake-fungojn el Kjuuŝuu. La luanto vidis, ke Anjo ĝoege ekscitis malfermante la pakaĝon. Tamen ŝi for manĝis ilin.
La eraro de Anjo estas ke ŝi diras al luanto "se vi ŝatas vi povas uzi kion ajn mi havas en mia kuirejo"
Nature luanto ilin uzas senkonsidere de replenigi. Pensante "Ho, mi ŝparas mian monon"
Nuna luanto neniam oferas siajn aĵojn sed akceptas ĉion kion Anjo oferas.
Ni amikinoj avertas Anjon ĉiam, ke ne dorloti sian luanton, vane. Eble ni devas devigi al Anjo, ke ŝi preparu precize skrivitan domo-regulon por sekvonta luanto.


先日の友人達との会話の中に「テナント」も出て来た。
昼食に合流したAもコンドで独り住まい、週の大方を娘宅で過ごすこともあって使っていない1室を若い女性に貸している。
台所と居間は共通だが、テナントは浴室(トイレとシャワー)も独り占めだし、地下にはジムやサウナがあるし、地下鉄までは1ブロック歩けば良いし、それも地下道で行けるから雪の日でも雨の日でもラクチンという好条件なので、希望者は多い。
それを面接で「良い子」と判断して選ぶのだけれど、住ませて見ると「外れ!」ということがしばしば。そして今回のテナントも「外れ組」なのだ。

私達がAに何時も言うのは「あなたは人が良過ぎる」で、彼女の他の友人達も同じことを言っているらしい。
賃貸の条件に、食事は含まれてはいないけれど、A自身が自宅に来ている時は自分の食事を作る時に一緒に誘って上げる。断る子はいない。中には「今回は私が・・」とAを労ってくれる子もいたけれど。
私達はそれを言うな、と言っているにもかかわらずAは必ず「冷蔵庫の中の物、良かったら食べて」とか「私のお米使っても良いわよ」と付け加えるのだ。
そう言われて「ありがとう」と利用しない子はいない。お金の節約になるからだ。
問題はその後。使った分補充しておくと言う気遣いのある子が殆どいなく、中には「もう無くなりましたよ」と補充をAに要求する子さえいた。

私が一番頭に来たのは、とAが興奮したのは九州から送られて来た干し椎茸「どんこ」の事件。
その小包を開いたときテナントも居間にいた。「わぁ嬉しい!」とAの歓喜の声もテナントは聞いている。それなのに勝手にその椎茸を全部使ってしまったのだ。
Aが使おうと思って探しても何処にも見つからない。
「おかしいなぁ、確かここに入れておいたのに・・」
「ああ、あれ、私食べましたよ」
と言う具合。
苦情を言ったら「私買って来ますよ」と開き直ったとか。同じ物はカナダでは買えないのだから、何を考えているのだ。

先日の記録破りの暑い日に
「ソーメンでもしようか」と言ったものの、一人分しか無かった。そこにテナントもいるので、一人だけ食べるのは気が引けるAは「私買って来るわ」と通りの向こう側へ買いに行った。
道路の向かい側と言っても、五階のコンドを降り、中央分離帯を含めれば5車線幅の大通りを越えるのだから、あの暑い日、出来ることなら出たく無い日だ。
その後、何かの時にテナントの部屋のドアが開いていて、全く掃除をしていない内部が見え、呆れてフト覗き込んだらドアの内側にテナントの親から送られて来た小包が開いてあり、中にソーメンも見えたのだ。
Aにしてみれば、それを提供してくれていたら暑さの中を歩いて行く必要が無かっただから、頭に来る。
「決してシェアしない子よ」
Aが苺を買ったので、洗ってテーブルにだし「食べない?」と誘ったときテナントはサクランボを食べていたのだそうだが、苺には手を出してもサクランボを提供することは無かったとか。

勝手にAの物を使い切る理由に「賞味期限が間もなく切れるから」と言うのがあって、これにも唖然とする。賞味期限が切れたら爆発するとでも言うのならともかく、賞味期限の心配はAがすれば良い訳で、そこまで面倒見てくれる必要などサラサラないのだ。

早く出て欲しいのよ、とA。彼女のテナントはみな短期滞在の若い女性達だから、今のテナントも間もなく出て行くだろう。
次の時は「印刷したハウスルールを」手渡すように、と私達は言う。その中には「そこにあるものは利用しても良いが補充すること」と必ず書き込むようにと。
洗濯機を壊されたこともあった。まさか、と思うようなことをする人がいるもので、そのようなことも考え「弁償」も必要なことがあることを追記すべきだろう。
人のいい彼女はどこまで私達の提案を実行するか判らない。強引にこちらでハウスルールを作って上げるべきかもしれない。

        
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日 の 出

2012年08月16日 | 日記 / Taglibro

Mia amikino, kiu loĝas lagbordo de la lago Ontario ĉe Toronto invitis min tranokti ĉe ŝi.
Ĉar mi interesiĝis foti sunleviĝon el lago, mi volonte akceptis ŝian inviton.
Alia amikino ankaŭ kunvienis kaj ni havis bonan tempon, babilante, manĝante, disdonante sciojn kaj tiel plu.
Kaj ŝi portis kelkajn maizojn por demonstri sian novan scion. Jen estas tio:
Kiel facile senvestigi maizon
Por mia mensa sano tia renkontiĝo estas bezona fojfoje, ĉar mi ne havas okazojn paroli mian gepatran lingvon.

いささか鬱気味で何をする気力も無い日が続いていたのだが、あの息詰る程の暑さのせいもあったかもしれない。
トロントの湖畔に住む友人の誘いを受け、日の出の写真を撮りたい気もあって出掛けた。
夕日は何度かエリー湖畔で撮っているが、湖からの日の出はオンタリオ湖しか望めない。しかも私の住む角度ではそれは不可能で彼女のコンドはその意味では格好な位置にある。
しかしガラス越しにしか撮れないので太陽が二つも写ったりしていたから、この線がやっと。
それでもなんとか目的を達したような気がしている。
もう一人の友人と落ち合い、一日楽しい時を過ごして来た。
話題はピンからキリまで絶えないし、食べることから健康問題、知友の近況、そして知恵の交換等々。
容易にトウモロコシをむく方法
もその一つ、合流した友人は実演してみせると重たいのにコーンを携えてきた。
マイクロウェーブで一本当たり四分加熱し、コーンの付け根に近い部分を切り取り天辺をつかんで軽く振ると中味がスパっと抜けて来る。ホラねこんなに簡単に・・・、と。
日本語を話す機会が少ない私は、こんなことでワイワイすることも精神衛生上必要なのだ。
楽しかった。


        
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ロンドン オリンピックは終わった

2012年08月12日 | 日記 / Taglibro
La reklamo de RONA (vendejo de metalaĵoj, kiu subtenis Kanadan teamon) estas tiel ĉarma kaj mi ĝuas ĝin spekti sur TV-o.
La muzikon mi ankaŭ ŝatas.
La atletoj estas ordinaraj homoj kaj ili plonĝas en akvofalon de Niagalo, aŭ kanuas tra rapidfluejon.
Do mi volas prezenti ĝin al vi. Jen


テレヴィにしがみついて見ていたと言う程ではなかったけれど、結構な時間を費やしていた。
このオリンピックでカナダのチームをサポートしている荒物屋「RONA」のコマーシャルが気に入っている。
音楽も良いのだが、カナダの至る所を見せてくれているし、微笑ましいのだ。ナイアガラの滝に飛び込んだり、急流をカヌーで渡ったり。そしてリレーのバトンは「ねじ回し」だ。走っている連中はと言えば、その多くがオリンピック選手にはほど遠いおっさんたち。

これをユーチューブで見付けて来てくれた人が居たので、みなさんにも紹介したい。

何を宣伝したいのか判らないようなコマーシャルが多い中、久しぶりにコマーシャルを楽しんでいる。


        
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オオアカバナ

2012年08月07日 | 野の花々 / Floroj de kampo


Harkovrita epilobio

Mi ne trovis ĉi florojn pasintjare ĉitie. Laboristoj kiuj zorgas ĉi insulojn tondis ilin verŝajne.
Mi trovis ilin je tute alia loko. Sub brila suno ili aspektis bonfartaj.
La semoj flugas nesciante kien, tamen ili trovas konvenajn lokojn por flori.
Mirinde.

英語名:Hairy willowherb
学名:Epilobium hirsutum
和名:オオアカバナ(と類似)
エスペラント名:Harkovrita epilobio
ヨーロッパ原産

明るい陽射しに眩しさを感じながら久しぶりにこの花に出会えた。昨年は島の手入れをする人達の間が悪かったのだろう、花の時期に刈られてしまったのだと思うが何時もの場所にもどこにも咲いていなかった。今年は場所を変えている。種になって飛ぶときの運まかせながら、程よい場所に咲く不思議。

日本のオオアカバナは秋に咲くようだし、花も少し小さく、言わば従姉妹くらいの関係だろう。


        
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アメリカササゴイ

2012年08月06日 | 野 鳥 / Sovaĝaj birdoj

Post humide varmegaj tagoj hodiaŭ estas komforta tago.
Ĉielo estas klara kaj aero estas malvarmeta.
Unue mi vizitis la "insuleton de mia edzo". En la mezo de la rivero 2 Kormoranoj konkuris subakviĝadi.

Poste mi veturis al Dufferin-insuloj kie mi trovis Verdan Ardeon je la sama loko kie mi trovis ĝin antaŭe. Verŝajne ĉi loko estas bona por fiŝkapti kaj ĝi decidis, ke tio estas ĝia teritorio. Por ke mi ne ĝenu ĝin, mi fotis ĝin tre atenteme.


英語名:Green Heron
学名:Butorides virescens
和名:アメリカササゴイ
エスペラント名:Verda Ardeo

四五日蒸し暑い日が続いた。
今までこれほど湿度の高い日は無かった、と気象の専門家がTVで言っているのを聞いて、なるほどと思う。日本の真夏並み。昨夜は激しい雷雨がしばらく降り続き、空中の鬱憤を晴らしてくれたようで今朝は寒いくらいだったから、からりと晴れ上がった青空は爽やかで室内にこもっているのは勿体ない日。

しばらくぶりだし、まず亡夫の島へ。陽光が踊る川面のさざ波が煌めいて美しかった。が、島に到着すると角度が変わって煌めくさざ波は消え、緩やかに見える川面にはミミヒメウが二羽潜りっこをしていた。
その位置は川の中程なので私のカメラではこの程度しか撮れない。

連休と言うこともあって瀑布の周辺は人出が多かったが、ダッファリン島はまだピクニックの人々が集って来るには早過ぎたのだろう、何時もと変わらない。

先日と同じところにまたアメリカササゴイが居た。もう九時を回っていたから水は豊かだったが、きりりと口を引き締めて水面をにらんでいる姿は、いかにもこの鳥らしい。中々餌は現れないらしく殆ど身じろぎもしない。それでもここを縄張りと決めて陣取り、待機しているところを見ると待つ値打ちがあるのだろう。邪魔しないようにこっそりと撮る。


        
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エスペラントと漫画と

2012年08月04日 | エスペラント /Esperanto

Cikorio
キクジシャ

Monata Manga-gazeto por knabinoj komencis daŭri Mangaon de Esperanto-temo. Multaj Japanaj Esperantistoj aĉetis la gazeton por subteni la ideon, malgraŭ ili interesiĝas ne la mangaon mem.
Iu, kiu jam vidis duan publikaĵon bedaŭris, ke mencii Esperanton estis je nur unu linio en tuta rakonto de Aŭgusta eldono. Oni ne scias ankoraŭ kiel la afero disetendiĝos. Mi estas ege kurioza.

この七月に発売になった少女向け漫画雑誌の新連載がエスペラントを話題にしていることから、日本のエスペラント界はいささか沸き立った。作者はまだエスペランチストではなく、エスペランチスト候補とも言える若い女性で、ボチボチ勉強を始めたらしい。こういう若い人が興味を持ってくれると言うことはどのような組織にとっても嬉しいことなのだから、沸き立っても不思議は無いが、八月号を見た人が「エスペラントの引用は一行だけだった」と多少落胆気味。
私自身はその雑誌を手に取ってみられる立場にはないのだが、多くの日本のエスペランチストは「サポート」と言う意味でこの雑誌を買った。
私の甥の家族の隣人である友はわざわざ私の甥の娘達にも買ってくれた。エスペラントの引用部分が少なければ、段々買うエスペランチストも減ってしまうだろう。
こうして買うエスペランチストの多くは「おじさん、おばさん」で現代の漫画の画風には馴染みが薄い。私達が育った頃の漫画は作者ごとに個性のある画風で、ひと目で誰が作者が判ったものだが、最近はおしなべて同じで個性が無く、あるとすれば多少の癖みたいなもの、漫画そのものに魅せられてこのような雑誌を買う「おじさん、おばさん」は稀だろうからだ。
作者自身が言っているが、連載も何時まで続けられるか不明なのだとか、売れ具合によっては「あと二三回で終わりにして下さい」などと言われるかもしれない。もちろんエスペランチストの数はたがが知れているし、大勢に影響は無いかもしれない。が、私の友人のように「サポート」のために一人で何冊も買って配るという人も居る。

この雑誌を読んでエスペラントを勉強したいと言う少女達が増えるかも・・・と言う楽観的な人ももちろんいる。どのように展開してくか、まだ二ヶ月目、一種のスリラー並みに関心甚大な昨今ではある。


        
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自殺する人の心境

2012年08月03日 | 日記 / Taglibro


天国ってこんな風景?
Ĉu la ĉielo aspektas tia?

S-ino M rakontis pri la persono kies nomon mi ankaŭ konis. Tiu persono sinmortigis, ĉar ŝi trovis ke unu el ŝiaj filoj estas gejo. Mi opinias, ke ŝi havis tre malmodernan opinion pri gejo. Se tio estus denaska, kion fari? Oni devas akcepti la fakton, ĉu ne?
Mi perdis unu el miaj bonaj amikinoj al sinmortigo. Ĉiam ajn kiam mi rememoras ŝin, mi bedaŭras, ke mi ne loĝis en proksimeco de ŝi. Eble mi povus aŭskulti ŝian ĉagrenon kaj eble mi povus konvinki, ke ŝi devas travivi ĝin. Mensostato de tiuj kiuj deziras sinmortigi ne havas eĉ pecon de penso pri amantaj kiujn ŝi lasos post sia morto.


先日再度Mさんの誘いで集った時のこと。
◎◎さん知っている?
Mさんが切り出した。

話題が整形外科の話の途中で彼女が思い出したことがあったのだ。
◎◎さんは整形外科医を夫に持ち、経済的には何不自由ない暮らしを楽しんでいた。息子達が小さかった頃は別荘で乗馬を楽しむような暮らしで、あまり外部の人々とは接触しなかったとか。
同席の他の二人はその名前を知らなかったが、私は記憶していた。日系の新聞に良く投稿していたので、名前だけは記憶にあるがどのような暮らしとかどのような性格とかは知る由もない。
最近名前を見ないとは思っていたが、それもあまり気にしなかった。

Mさんによると、息子達が成長し、その一人が
『ゲイになってしまったのよね』
即座に反論が出た
「そんなの、生まれつきでしょうが、なってしまったってことは無いでしょ」
Mさんが言いたかったのは「息子がゲイだと言うことが判って」と言うこと。
◎◎さんはそれを苦にして四階のアパートから飛び降り自殺をしてしまった、という。

その死に方が無惨なこともショックだったが、「息子がゲイ」との理由で死んでしまう心境が哀れに思えた。
私らよりずっと若い人だ、なのに考え方が凄く古い人だったようだ。
親として嬉しいことではないだろうけれど、かと言ってどうすることが出来る訳でもない。
「息子が殺人鬼になってしまったのよね」
とか言うのだったら、生きていたく無い心境も理解出来るけれど、子供が盲目で、或は聾唖で、又は手足が無いとか短いとかで生まれたからと言って自殺する親がいるだろうか。

私は目下「自殺未遂」をテーマのユーモアをエスペラントで書いている。筋書きは出来ているのに筆が進まない。モティヴェーションに不足しているからだが。
話のモデルは自殺した私の友人で、このユーモアでは未遂に終わる。私が近くに住んでいたら、死を思い止めるよう説得出来たかもしれないとの思いが彼女を思い出す度に胸に痛く仮説ながら彼女を生き返らせた。
◎◎さんの場合も親しい人と話合う機会があったら死を思いとどまったかもしれない。
私に理解出来ることは、自殺する人の心境は自分の苦悩のあまり、残される者たちのことを思い遣る余裕が無くなっている、と言うことだけ。胸中を吐露できるような人が身近に居ないことが最も不幸なことだと思う。

        
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偽のアメリカオシ

2012年08月01日 | 野 鳥 / Sovaĝaj birdoj

Ĉu ĝi estas arbanasino? Kiam mi vidis ĝin, mi kredis tiel.
Poste mi rimarkis, ke la blanka parto de ĝiaj okuloj havasa malsaman formon de arbanasino.
Do kio estas ĝi?

雌のアメリカオシと思ったのだけれど白いアイシャドーの形が違うことに気付いた。一体何者?



        
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