跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

いや、そりゃバブルだろ。

2005-06-10 02:12:35 | メディア
反抗的なグーグルをウォールストリートがそれでも大好きなワケ
より。

Googleの時価総額が777億ドルとなったが、これはメディア業界最大手のTime Warnerにほぼ匹敵する規模だ。この金額はViacomの546億ドルを大きく上回り、Disneyと比べると45%も高い。Googleの株価は、米国時間7日に300ドル目前まで上昇した後、翌日8日には4.6%安の279ドル56セントで取引を終えてた。

アメージング...。

極端なことを言うと他人が作ったコンテンツの索引作るだけで777億ドルの時価総額が実現できるとは恐ろしい時代になったものです。

Googleの利幅は凄まじく、同社は信じがたい成長を遂げている。もしこのような利幅と成長を維持できれば、同社は格段に大きくなれる

そりゃ、他人の作ったコンテンツに「勝手に」索引をつけるのを当然の既得権益と考えている会社ですから利益率高くて当然です。

が、

検索広告の全世界合計の売上は、2004年の60億ドルから今年は最大90億ドルに達する可能性がある

全世界の検索広告売上を全部合わせてもたったの9000億円(1ドル=100円としてね)しかないってことらしいので、早晩、成長限界にぶち当たるでしょう。

日本一国のCM市場だけでも2兆円からあるわけで、世界中合わせてもその半分にもならない市場でどんなにシェアが高くっても、広告市場全体から見ると小さすぎて時価総額を説明しきれなくなるはず。

googleは放送コンテンツの検索や、書籍の全文検索といった"ライツ"が絡む検索分野への参入を試みるもタダ乗りできないことがだんだんわかってきているわけで、タダ乗りできる分野を探し回ったり、タダ乗りさせろとゴネてみたり、既存分野のシェア上げるための小細工繰り返してみたりして成長戦略を考えあぐねているのが実態と思う。

時期を見て売り方として参戦してみると面白いかも。

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