フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

炒飯

2012-03-30 | 会員の独り言

験担ぎ・・・なにかされている事ありますか?

靴は右足からとか、いろいろ聞きます。フィエスタの会員にも山行直前にバナナを食べることを習慣にしている者もおります。いままでその様な習慣が無かったのに、黒伏南壁を登る日の朝、リーダーから手渡され緊張しながら食べ、そして無事完登。この後の山行から彼は、勝利のバナナと呼び必ず持参している。

 私は特には気にしていないが、あえて一つあげるとすると、炒飯である。しかも須賀川市のある定食屋さんのものである。単純に、このお店の炒飯が好きだったという事であるが。初めての冬の北アルプスや、谷川岳、朝日の沢等気づくと直前にいつも食べていた。気付いてしまうと気になってしまうもので、谷川岳東尾根、中央カンテ、黒伏南壁、剱八峰、剱沢の前にも食べていった。(遠征の時には意識して食べに行った)社内での部署移動があり、内勤がメインとなり社内食堂を利用する機会が多くなり定食屋さんに行く機会も減ってきた。しかし、目標のルートや泊まりの遠い山へ行く時は食べにいった。今のところ結果は満足する範囲である。悪天敗退は、まず無い。剱沢大滝の焚火のテラスまで行けなかった事と、谷川岳東尾根のルート間違い敗退くらいだと思う。

 今年になってからは、何か物足りないような気がしている。唯一の3連休の北股岳も敗退。週末天気が良くなかったこともあると思うが、目標も例年に比べると無かった。去年の今頃は炒飯を3~4回は食べていたような記憶がある。

そういえば今年まだ一度も食べていない。明日の午前中、会社で所用がある。帰りにあのお店で炒飯を食べて帰ろう。そして日曜日は今シーズンの目標の一つ、那須朝日岳くの字さわへ行ってみよう。

 

 

 

 

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当たり~!

2012-03-29 | 会員の独り言

 竹内洋岳さんのSUMMIT PUSH Tシャツが当たりました~。

竹内さんが14座ラスト、私がヒマラヤデビュー。1971年生まれの同年齢です。

このTシャツを着て、6000M無名峰SUMMIT PUSHしてきます。

http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/2012/03/post-428a.html

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震災から一年

2012-03-21 | 会員の独り言

2011年  3月11日→大震災  3月10日→沼ッチ誕生日 3月6日→30代最後の日曜日

去年の3月6日の日曜日は30代最後の日曜日だった。次週は40歳になっている。

30歳代でやり残した事は無いか?後悔することは無いか?心残りは無いか?本当にチャレンジしなくていいのか?3月6日の数日前までずっとこの事ばかり考えていた。それは、気になる事があったからだ。谷川岳一ノ倉沢東尾根である。先週も谷川岳に一人で行き、東尾根を見ながら西黒尾根をピストンし、一ノ倉沢出合いまで行った。山頂で東尾根を登ってきた人にも雪の状態、ルート状況等の情報を聞いていた。やるなら3月6日しかない、結論がでた。怖いが現場へ行きもせずにあきらめる事はできない。東尾根を視野に入れて自分なりにトレーニングはしてきたつもりだが、完登できる自信は無い。土曜日に誰か登ってトレースが残っていないかズルイが内心期待していた。

 結果は完登することができた。前後にパーティーいてくれて、相互に助け合いながら、ラッセル交代しながらの登攀になった。他のパーティーは要所でザイルを出していたが、私にはザイルを出してはくれない。当たり前である、それを覚悟で来ているのだから。でも内心やさしい言葉をずっと待っていた。とても怖かった。それでも最後の腐りかけた雪壁そして雪庇を抜けて頂上へ出た。後は先週下った西黒尾根を走る様に下って行った。下山後トイレで顔を洗った、鏡にとても充実感に満ちた自分の顔があった。

3月10日の夜、充実し後悔することが無く40歳を迎えることができた。お酒がいつも以上に美味しかった。次の目標を考えるのも楽しかった。

3月11日のあの時間、私は勤務先の工場の敷地内の建屋の外にいた。事務所、工場、足元が大きく揺れている。揺れが止まらない、長い、まだ止まらない。今までに経験の無い長さだった。揺れも止まり、建屋の中を確認し怪我人がいない事、火事が起きないかを確認し、所定の集合場所へ向かった。車の中に山ラジオがありポケットの中に入れてきた。ラジオを聞いてみる。沿岸部に想像を絶する高さの津波がくる事をつげていた。

 非常に不謹慎極まりないと思いますが、この時私は先週東尾根に行っていて良かった、一週間予定をずらしていたら一生挑戦する事ができなかったかもしれない。と何度も思っていました。震災後はなかなか山へ行けない日が続いた。この頃から挑戦出来る時は、挑戦を後伸ばしにしない事に決めた。

 震災から一年経って、周囲も平穏を取り戻しつつある。私は夢であったヒマラヤが、今は目標になっている。福島に住んでいながら、夢を持ち目標がありそれに向かって前進している事にすごい幸せを感じている。本当に大した事はできないが、福島に住んでいる私達が後ろを見ていたら何も始まらない様な気がする。福島に住んでいいるからこそ元気だよ、夢も目標もあるよと県外及び国外の人たちにアピールしてきたいと思っています。

 

 

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安達太良からヒマラヤへ、沼っちの挑戦!

2012-03-19 | 山行記録

当会員そしてHODO HODO BOYSの沼っちこと

本名:沼田渉(40歳)の

カラコルム遠征の記事が福島民報に掲載されておりましたので

アップいたします。

 

 

名前のとこマーカーするの忘れました。。。

 

とにもかくにも、頑張ってきてください。

そして、無事に帰ってきてお話聞かせてくださいね。

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足尾・松木沢・黒沢 2012年2月26日(アイスクライミング)

2012-03-19 | 山行記録

HODO-HODO BOYS
Tさん 那須岳のN 沼ッチ

先日、郡山駅前の赤提灯の店で、
リーダーからアイスクライミング用のアックスをゲットした。
とても高価なもであるが、
焼き鳥と人肌程度の熱燗で話はまとまった?

アックスをザックにしまうと向かいのラーメン屋へ、
ここでラーメン・餃子・ビールをいただく。
時間はもう明日になろうとしている、
今日も飲みすぎて食べ過ぎた。

今年になってから体重が3kg程度増え、いっこうに減らない。
例年に比べ、山より下界の街で飲む機会が多いように思う。
タクシーを止めようとしていると

リーダーが、「ドーナツ食っていこう」と言い出した。
これでは痩せるわけがない・・・・・

 


さて、件のリーダーからお預かりしたアックスを持って行く場所は、
足尾の松木沢、黒沢である。

那須岳のN氏の友人Tさんからお誘いを受け、
かねてから挑戦したかった
アイスクライミングにチャレンジできることとなった。

松木沢とばかり聞いていて現地に着くとそこは足尾、
そう昨年、今年とウインタークライマーズミーティングが行われた場所である。

ちなみに今年は先週行われたばかりである。

本家GIRI-GIRI BOYSとHODO-HODO BOYSのニアミスである。

おしい・・・残念。

 

岩場は迫力がありカッコ良い。
いつか私も参加してみたい。(登れないとおもうが)


駐車場から2時間弱歩いて、
目的の黒沢に到着した。
準備しながらF1を見上げる。
15M程度であろうか。

傾斜も緩く氷もまだしっかりしていたので、
わたくし、沼ッチがリードすることになった。

初のアイススクリューの支点、足元が安定していると回すのも楽しい。

F1は問題なく楽しく登ることができた。
しかしF2は見た目にも氷が薄く水も流れている。

唯一凹部分に氷が残っているいるように見える。
そこにTさんがリードで取り付く、
Tさんは先週もここを登っている。

 

 

しかし、先週とは完全にルートが違うようだ。
スクリューを氷にねじ込むが奥まで届かないというより、奥が無い、氷が薄いのだ。

なんとかだましだまし5M程度登ったが、
状況が悪くなるばかりで、ここでF2をあきらめる。

右壁から高巻きしてF3へ行くことにするが、
この巻きで予想以上に時間を要した。

F3に取り付く頃には、お昼を回っていた。
F3は中段より上が垂直になっており、
とてもリードで登る気がしない。

Tさんが素早くリードする。
とても軽快に直線的に登っていく。
スクリューも器用にねじ込んでいく。

 

 


垂直部分を越えるとテラス状になっているので、
Tさんの姿が見えなくなる。

OKのコールがあり、セカンドで那須岳のN氏、最後に沼ッチの順に登った。

 

 

那須岳のN氏のアックスはアイス用のものではない。
よくあのアックスでバーチカル部分を登っていくものだと感心した。

皆、簡単に登っているように見えたので、意外と楽勝か?
と思っていたが、とんでもない。
傾斜が多少緩いところはまだ良いが、垂直部分に なるとさすが厳しい。
余計な力がはいり、腕も足もパンプしてくる。
「テンション」と叫びたい気持ちをこらえてなんとかテラス状まで行く。

テラス状から上段3Mの滝が残っている。
今度はツルベで、沼ッチリードで取り付くが、
あっ・・・とういまに力尽きてフォール。

足元が良かったのと、Tさんにしっかり確保されたことで怪我もなく無事であったが、
リードはまだまだ修行が足りない。
少し休んで再度チャレンジ、少し楽なルートに変えてなんとか登る事ができた。

そこから、少し歩いてF4の姿を確認することができた。
しかし時間と体力切れで本日はここまで終了とした。

 

 


初めてのアイスクライミング、とても楽しかったが登る為の筋力の無さを痛感した。
来シーズンはトレーニングしてパワ ーアップし
HODO-HODO BOYSで甲斐駒ケ岳の黄蓮谷に挑戦しようと誓いました。

 

         

By沼っち

 

 

☆おまけ

F3を登るTさんとビレーする沼っち

 

 

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一人っきりの山の夜

2012-03-19 | 会員の独り言

最近山に一人で泊まるのは冬しかない。

無雪期の泊まりは、ほぼバリエーションか沢登りなので一人というのは今のところ無い。

昨日、初めて雪の飯豊に泊まった。

初めて一人でテント泊したのは会津駒ケ岳。その後、八ヶ岳や鳳凰山等。中央の山だと人の気配を感じるが東北の山だと殆んど人の気配がなく、山の中に一人っきりの様な気がする。約一畳の空間に何時間も一人でいる。ラジオを聞いたり、最近では読書もする。あまり早くにテントに入ると自然と一人宴の開始時間が早くなる。話す相手が居ないと一人で色々な事を考える。不思議と山の中で一人でいると山の事は思い浮かばない。来週何処へ行こう?あそこへ行ってみたい等、いつも考えていることが思い浮かばない。思い浮かぶのは、「たまには、実家に帰ってお袋に親孝行しなければ」、「下山したら、いつも勝手に山へ行くことを許してくれているい嫁さんを温泉にでも連れて行こう」等、普段考えない様なことを考える。でもこういう時間は結構好きだ。いろいろ考え、たくさん飲み、ウトウトして昨年ストーブでテントに穴をあけた。(補修して今も使用中)

無事下山し車で帰路につくと、不思議とテントの中での思いは消えている。運転しながら「来週は何処へ行こう?」「今年の内にあそこをクリアーしなければ・・」完全に下界の思考モードに戻ってしまう。

山で思う事は、山の中だけにしておこう。

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山の神様

2012-03-17 | 会員の独り言

山の神様、いると思いますか?

もちろん福島県出身の東洋大学の彼の事ではありません。

私は居ると思っています。数年前のお盆、朝日の5級の沢に2人で挑戦する予定でした。結果は増水による撤退です。一昨年の一ノ倉沢東尾根の時も先行した笑一氏が道を間違い、中間稜側へ行き始めた直後正規ルートが雪崩ました。これは、山の神様が「あなたには、このルートは早いですよ」と教えてくれたのだと思っている。今年の日光白根山東南稜のプチ雪崩は、「アイトレもしていない浜ちゃんをこれ以上上へ連れて行ってはダメですよ」と言っていたのかなと最近感じている。逆に多少天気が悪くても山行を決行する場合もある。これは、山の神様に試されているような気がしている。

 さて、明日は山の神様は微笑んでくれるでしょうか?機嫌が悪そうだったらさっさと帰ってきます。

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今週末ど~しようかな?

2012-03-15 | 会員の独り言

4月号の「岳人」の登山クロニカルに、下越山岳会の田中さんの正月山行「飯豊・北股岳単独正月登山」が掲載されていた。田中さんは、単独で飯豊の冬を歩いている。松の木尾根からの飯豊本山は楽にクリアーしているようだ。

いかに、厳冬期の門内岳、北股岳の通過が厳しいかを物語っている。という事で、今週末は北股岳を目指す事にします。もちろん天気・その他の要因で変更はありますが・・・

田中さんの記録を読んでいると、状況を想像してドキドキしてくる。まだ頼母木山より先は行った事が無いので

無理せず行こうと思います。

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近くて遠い飯豊連峰

2012-03-14 | 会員の独り言

2012年は、飯豊連峰と真剣に向き合おうと決めた。

飯豊連峰は、近いようで遠いというより深い。

飯豊連峰は地理的には近いが、雪山にしても沢にしても一筋縄には行かない。

北アルプスや谷川岳に目が行きがちだが、飯豊連峰からは、逃げていたような気がする。

今年からは、逃げずに真っ向から向き合い、デッカイ目標として冬季飯豊連峰主稜線縦走、飯豊川本谷遡行を

目標に頑張ります。同じ目標の方共に頑張りましょう。

 

 

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