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現在日曜教室の課題は『子午線の祀』です。
これは簡単に見えて結構難しい。
今日の小西さんからのダメ出しはドラマ性なさ。そして作品の要点の不明瞭さについてでした。
キレイに読む事は出来るようになったらしいのですが、心の移り変わりや、主題の把握力というものが足りてないようです。
なので、さっき少しだけ家で練習しました(笑)
もちろん大声出しちゃいませんよ!!
ちょっとつかめそうです V
今回は、そんな課題詩の紹介をさせていただきます。
みなさんはこの詩から何を感じられるでしょうか?
_______
『子午線の祀』 作:木下順二
晴れた夜空を見上げると、無数の星々をちりばめた真暗な天球が、
あなたを中心に広々とドームのように広がっている。ドームのような天球の半径は無限に大きく、
あなたに見えるどの星までの距離よりも、天球の半径は大きい。
地球の中心から伸びる一本の直線が、
地表の一点に立って空を見上げるあなたの足の裏から頭を突き抜けてどこまでもどこまでも伸びてゆき、
無限の彼方で天球を貫く一点、天の頂き、天頂。
地球を南極から北極へ突き通る地軸の延長線が、どこまでもどこまでも伸びて行き、
無限の彼方で天球を貫く一点、天の北極。
遠く地平の北から大空へ昇って遥かに天の北極をかすめはるかに天頂をよぎって
遠く地平の南へ下る無限の一線を仰いで大宇宙の虚空へ描きたまえ。
大空に跨がって目には見えぬその天の子午線が虚空に描く大円を、
三八万四四◯◯キロの彼方、角速度毎時一四度三◯分で月がいま通過する時、
月の引力はあなたの足の裏がいま踏む地表に最も強く作用する。
そのときあなたの足の裏の踏む地表がもし海面であれば、
あたりの水はその地点へ向かって引き寄せられやがて盛り上がり、
やがてみなぎりわたって満々とひろがりひろがる満ち潮の海面に、あなたはすっくと立っている。
これは簡単に見えて結構難しい。
今日の小西さんからのダメ出しはドラマ性なさ。そして作品の要点の不明瞭さについてでした。
キレイに読む事は出来るようになったらしいのですが、心の移り変わりや、主題の把握力というものが足りてないようです。
なので、さっき少しだけ家で練習しました(笑)
もちろん大声出しちゃいませんよ!!
ちょっとつかめそうです V
今回は、そんな課題詩の紹介をさせていただきます。
みなさんはこの詩から何を感じられるでしょうか?
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『子午線の祀』 作:木下順二
晴れた夜空を見上げると、無数の星々をちりばめた真暗な天球が、
あなたを中心に広々とドームのように広がっている。ドームのような天球の半径は無限に大きく、
あなたに見えるどの星までの距離よりも、天球の半径は大きい。
地球の中心から伸びる一本の直線が、
地表の一点に立って空を見上げるあなたの足の裏から頭を突き抜けてどこまでもどこまでも伸びてゆき、
無限の彼方で天球を貫く一点、天の頂き、天頂。
地球を南極から北極へ突き通る地軸の延長線が、どこまでもどこまでも伸びて行き、
無限の彼方で天球を貫く一点、天の北極。
遠く地平の北から大空へ昇って遥かに天の北極をかすめはるかに天頂をよぎって
遠く地平の南へ下る無限の一線を仰いで大宇宙の虚空へ描きたまえ。
大空に跨がって目には見えぬその天の子午線が虚空に描く大円を、
三八万四四◯◯キロの彼方、角速度毎時一四度三◯分で月がいま通過する時、
月の引力はあなたの足の裏がいま踏む地表に最も強く作用する。
そのときあなたの足の裏の踏む地表がもし海面であれば、
あたりの水はその地点へ向かって引き寄せられやがて盛り上がり、
やがてみなぎりわたって満々とひろがりひろがる満ち潮の海面に、あなたはすっくと立っている。