コロンボの特捜最前線日記

ロケ地探訪やオフ会ならびに意見交換など

透明ドリちゃん 第11話 仮面の優等生

2012-03-24 19:30:00 | 透明ドリちゃん
(予告ナレーション)

「お友達のお母さんにね、怖い教育ママがいるの。いつもガミガミ叱られてばかりいるお友だちは心が拗けてしまって、私達にウソをついて困らせるの」
「そこでドンパの考えた作戦で、上手く教育ママが優しくなるかしら。心配だわ。」

「拗ける」は「ねじける」と読みます。知りませんでした(汗)。柿崎さんの読み間違いかと思ってました。(失礼な!コロンボのどアホ! ^^)

 <多摩川右岸と南武線>
  映像の著作権は東映に所属します。
柿崎さん(ドリちゃん)が此処に立ってたんですね。南武線を散々利用してるクセに見落としてたんです。
そうそう直近では『特捜最前線』の傑作エピソード「津上刑事の遺言!」で最も印象深い名シーン、雪の降り積もった場所で津上と忍君が、手を振りながら駆け寄るロケ地をついに突き止めたんですよ!盲点でした。
あんなに探しても見つからなかったのに・・・・・・。
何度も素通りしてたなんて皮肉なもんです。近日公開予定(撮影済み)。嗚呼!早くこの悦びを「特捜」ファンと分かち合いたいっ!!

 <弘法の松公園> 仮面の優等生(演・長谷川真砂美さん)が見た演者目線。劇中通りに夕陽も撮りたかった・・・残念。
 ←仮面の優等生・河田理江(長谷川真砂美さん) たこ焼きが美味しそう・・・。
 ←ドリちゃん(柿崎澄子さん)&虎男(安藤聖一さん)
買い食いを目撃されて、ドリちゃん達を目の敵にしてゆく優等生・理江。
なまじ美形が意地悪役をするからムカつく。その美しさが妬ましい・・・おのれはアンダイン恵かっ!

教育ママからのプレッシャー、「いい子でいなきゃイケナイ」強迫観念で歪んだ性格になり、
結果としてどんどん周囲から孤立して追い詰められてゆく・・・。
懲らしめるためのドリちゃんのイタズラをきっかけに家出に至り、最後は予定調和のハッピーエンド。
 理江(長谷川真砂美さん)の笑顔 ←このカット、長谷川さんを上手く撮っていてキレイ(´ε` )
母が自らの過ちに気が付いて和解・・・・・・理江の性根も直るとイイね。

ちなみに
 ←画質が悪くても、美人だと存在感が滲みでます。
テレビドラマ『黄金の犬』(1980)にもご出演だったそうです。見てえ・・・。画像の著作権は「三船プロ」に所属します。


<あらすじ>&<コロンボの独り言>

教育ママとその娘(仮面の優等生)がドリちゃんや周りの人達に悪影響を振り撒くお話。
「愛・平和・人権・博愛」を盲信するカルト信者の怖さを子供にもわかり易く啓蒙するエピソード回。
現代を生きる人々に「汝のしたいことをせよ!それが法のすべて」と諭しているみたい。
「かくあらねばならない」って常識に縛られて「したくもない事」を渋々とやる辛さを味わった経験のある方には結構奥が深い作品です。

本当の「やすらぎ」って何でしょうね。何処にあるのでしょう。今一度頭を冷やして考え直してみるのもイイでしょうね。
私はその答えを知ってますが、カルト信者には教えてやらない。だって「自己責任」だそうですから(イヤミやね)。


(トリビア)


教育ママを演じた萩生田千津子さんは『透明ドリちゃん』に出演した数年後に交通事故に遭遇して半身不随となり、現在も車椅子で生活されています。
ドラマ『決めろ!フィニッシュ』(1972年放送)ではロケ地(野川水道橋の右岸)を走る、躍動感溢れる姿を拝見出来ます。

失ってはじめて気が付く「大切なモノ」もあるんですよね。彼女に限った話ではありませんが。以前*ジテレビのインタビューに応じていた萩生田さんの姿を思い出します。