龍一京/瓜生章の活動日記

作家龍一京/瓜生章の日々のあれやこれやを綴っています

またまた記載が伸びました…てん

2016年11月08日 | 歌謡演歌全国ふるさとの旅
この10日間は地獄でした。突然激しい下痢と同時に腹が痛くなり七転八倒。日赤に担ぎ込まれました。
以前胆管結石をした時の激痛に似ていて、その時の痛みを体が覚えていたのでしょう、蝶がねじ切れそうな感覚の痛みでした。結局『腸炎』ということでしたが、まったく食事ができず、昨日あたりからおかゆを無理やり口にしています。

しかし、その間も横になったまま、歌作りだけはなぜか続けていました。「天空の城」-岡山県ー、「雪形恋し・あなたが恋し」-岩手県―の二曲ですが、訂正、修正を繰り返し、ほぼ出来上がりました。体調を戻して実際に自身で歌ってみたいと思っています。それで納得がいけば編曲に出し、音取りをしたいと思っています。

では、詩の一部を紹介させてもらいます。
【天空の城】

雲海を眼下に従えて 臥牛の山の頂に  威風堂々雄姿立つ  
霧沸く高地の幻の 苔むす石垣天守閣  雲流る 高梁城は天空の城

【雪形恋し・あなたが恋し】

抜いた衣文の首筋に 触れて好きだとささやきかけて 心盗んだあなたが悪い
そんな男を愛おしむ 女心がまた憎い  雪形恋し あなたが恋し

こんな内容の詩です。さて、体調を戻して通う演歌旅を続けなければ――。  ではまた。











ちょっと寂しい出来事……

2016年10月23日 | 日記
庭にあった楓の木がどんどん伸びて、この木を切ってもらうことにしました。ここまではよかったのですが、その横に実生から育てた『花蘇芳(はなずおう)』の木が2メートルほどに伸び、今年の早春やっと花を咲かせ、種子を実らせました。そして、びっしりと来春の花芽までできていて、楽しみにしていました。ところが、夕方ふと庭を見てみますと、その「花蘇芳」の木が根元からバッサリ切られていました。

この『花蘇芳』のきは、面白い木で、木の幹に直接紫色の小さな花がびっしりと咲き、そのまま木の幹に直接タネを付けるのです。花言葉は「裏切り」というようですが、私の好きな花の一つです。楓はもちろんですが、この花蘇芳の木が思い切り伐採されているのを見て、言葉を出せませんでした。

ただ、はっきりと「この木は切らないでほしい」と具体的に指示しなかった私の落ち度なんですが、それにしてもやはり寂しいものです。なんだか、せっかく花を咲かせようと元気に生きていた木を、ちょっとした人間の間違いで、すべてをダメにしてしまった。今、そんな気がして「済まない」気持ちでいっぱいです。もちろん根を掘り返しているわけではありませんから、来春には新芽を出してくれると思いますが、自分の落ち度で、せっかくの花をまた来年一年間は見られない。やはり寂

しいですね。
あと何年元気に生きているかわからないうちの一年越しというのは、ちょっともったいなくもあり、寂しくもあり、ごめんとただただ謝るしかありません。

生きていると身近なところでいろいろなことが予測しないことが起きてきます。そうした面も受け入れて、これからを自分なりにどう生きて行けばいいか、考えながらまた明日に向かって力を振り絞っていこうと思います。
ではまた。














がんの精密検査を……

2016年10月20日 | 日記
昨年と一昨年、二年連続「肝細胞がん」の手術をし、今年の春先再び肝細胞がんの検診をしました。その時は全く異常はなかったのですが、この夏の終わりに再び検診を受けました。ところが、直径7mmの肝細胞がんが見つかりました。わずか半年の間に、再び見つかったのです。これだからがんは油断なりません。もう大丈夫だろうと思っていると突然顔を出してくる。今のところ手術の必要はありませんが、大きさが10mmを越してくると、また手術をして取り除くことになると思

います。がんが成長せずにそのまま消えてくれればいいのですが、なかなかそうはいかないようです。
一方心臓の方は徐々に良くなってきています。日赤の手を外れ、地元の医院に移されました。最もいまだに薬は飲んでいますが、これまで感じていた胸の苦しみも和らぎ、圧迫されるような感じもほとんどなくなりました。糖尿病も血糖値は今の

ところ安定していますし、高脂血症も安定しています。血圧は若いころからほとんど変わらず、調子のよさを示してくれています。このところ少しずつですが運動もしていますし、そのおかげか、この二か月で3キロほど減りました。今71キロですが、このまま続けて行けば60キロ台になるのはそう遠くないような気がします。

もちろん今まであまり歩かなかったものですから、足の筋肉は落ちていますし、腕の筋肉も落ちています。若いとき陸上・野球・鉄棒などなどの運動ばかりしているような私でしたので、頭のどこかにまだ体力はあるし、運動などいつでもできると思い、さぼっていた結果、腕立て伏せは全くできなくなりましたし、走ることも、歩くことさえ難しくなってきました。何かの罰が当たったのでしょうね、さすがにこれには自分でも驚きました。そこで真剣にですが、無理をしない程度に運動

をはじめてどうにか続けています。このまま少しずつ体力が回復し、少しでも健康になればまた思い切って仕事ができる。そう思って苦しい運動も今は続けています。  ではまた。

















先日、小紫の塾した実を……

2016年10月13日 | 日記
今年は、小紫の実がびっしりつきました。先日、熟し塾した実を摘んだという報告はしました。その実をきれいに洗い、新聞紙の上である程度水を切り、いま網の中に入れて吊るし陰干しにしています。
種子はかなりの水分を含んでいますので、その水分を完全に抜かなければ腐ってしまいます。大事な工程です。そこでいま、小紫の可憐で丸く、可愛い紫の実を見ていると、詩を書きたくなってきました。今でも可憐で可愛い女性の姿を見かける

と、その純粋さにふと目を奪われます。こんなガサガサして、人の心が乾ききっているような世の中でも、まだ、純粋さが残っていると気づかされ、なんとかそれをわらべ歌の詩という形で残し、いずれ曲を付けたい、そんな思いに駆られてくるのです。もちろんそればかりではありません。先日、小説はしばらく書きたくないと言いましたが、なぜか、いろいろなプロットが頭に沸いてきます。もちろん、だからと言って今すぐペンを取る気にはなれません。しかし、私の中にある何かが

突き動かされていることも確かなのです。
命ある限り作品を作り続けたいという気持ちがまだ残っていて、それが自分の気持ちを突き動かしている。そんな風に思えます。「何もしたくないのに何かしたい」そんな全く正反対な相反することが、勝手に胸の中で葛藤し、悩ましてくれま

す。有り難いことです。最もその気持ちがすぐ作品を作ることに通じればいいのですが、自分の中で正反対の気持ちが互いにけんかしてしまうのです。これを俗にいえば悩みというのでしょうか。贅沢ですね。
一方で「俺はまだやる気は消えていないんだ」そんな気持ちがしてきて、何かが気持ちを奮い立たせてくれるのです。

いずれ気持ち的に「書かねばどうしようもならない」そこまで気持ちの高ぶりが出てきたときに、自然にペンを取り書き始めているのでしょう。そこまで待つしかありません。私がこんな気持ちになること自体自身で驚いています。しかし、これが現実。何もかも受け入れて前を向いて生きなければ、とふとそんな気がしました。  ではまた。




















岡山県と岩手県の詩が……

2016年10月11日 | 歌謡演歌全国ふるさとの旅
なんだか久しぶりにパソコンの前に座ったような気がします。
今朝、びっしりついたこ小紫の熟れた実を摘んで、きれいに洗った後、日陰で干す段取りは付けましたが、なにしろこのところの天気は曇りばかり、ほとんど太陽の光を見ません。種子が腐らないように風通しの良い場所で干すことにしました。

来年の春種を撒き、新芽が出るのを楽しみに待つことができそうで、楽しみです。
そこで47都道府県のうち、岡山県と岩手県の詩が出来上がり、いま、曲を考えているところです。

岡山県の詩のタイトルは「天空の城」で、日本で最も高い山城、岡山県の備中松山城、『高梁城』とも言われている古い城をテーマに描いてみました。昔からお城山と言われ親しまれている。高梁川に沿って広がっている「伯備線」の高梁市には、古い武家屋敷が今も整然と残っていて、古くを偲ぶ絶好の場所でもあるのです。多分、これから観光地として開けてくるでしょう。

岩手県の詩のタイトルは「雪形恋し・あなたが恋し」で、岩手県の女心をテーマに物語を考え、詩を書き、それを歌謡曲にしたいと考えています。実のところ、ほぼ曲調は出来上がっていますが、これからは唄ってみて、何度も手を入れて作り上
げようと思っています。少し寂しく、切なくもあり、好きな相手を一途に愛し続けている女の姿を頭の中で描いています。

具体的に、曲が完成に近づいてくると、自分で歌いながら、一人で「よし」と頷き、完成させていきます。その過程がまたとても楽しみなんです。
47都道府県最低1局は作ろうと考えて歌を作り出し、もうとっくに50曲以上作っているのですが、途中違った歌を考えてみたり、同じ都道府県をだぶって作ってみたりで、なかなか最終まで行きつきません。まだ作っていない件を数えてみた

ら、16もありました。しかし、何年かかるかわかりませんが、焦らず、自分のペースで最後まで続けて行きたい。それを楽しみにしています。と同時に、これが終わった後は、「わらべ歌」を作り続けたい、作り続けるという目標も立てています。それもまた楽しみです。   ではまた。