朝から冷たい雨がしょぼしょぼと降り続く中……。
脱走なさいましたBooじーちゃ。
テレビを見ていると突然立ち上がり。
「行ってきまぁす!」と玄関へ向かおうとするBooじーちゃ。
最初は律儀に相手をして止めていたおかんさまも堪忍袋の尾が切れたのか。
ほっといてみると。
バス通りまで出て、左右きょろきょろ。
……どうやら、デイサービスの利用日でもないのに、送迎の車を探しているらしい。
そもそもデイサービスの送迎は、認知症状の強い人もいれば身体状況の悪い人もいるので。
利用者の家の玄関からドア・トゥ・ドアが基本らしいんだが。
遠目にこっそり見守っていたおかんさま。
しょぼしょぼと戻ってくる様子を見て。
しらんぷりして玄関をロック。
……何度も嫌がらせのように同じことをされると。その気持ちもわからなくはないが。
そのまま、さてどうするかと様子を伺っていると。
ピンポーン。(←チャイムの音)
…………。
チャイムの使用法がわかる程度には、まだ理解力が残っているらしい。
それでも腹の虫の治まらぬおかんさま。
「どちらさまですか!」
わざと言うと。
「Booじーちゃ。です!入れて下さい!」
家に入れてからも、こんこんと説教が続いたらしいが。
揮発性のお脳味噌には、きっと欠片も残らぬのだろう。
さて。風邪を引くのか引かぬのか。
脱走なさいましたBooじーちゃ。
テレビを見ていると突然立ち上がり。
「行ってきまぁす!」と玄関へ向かおうとするBooじーちゃ。
最初は律儀に相手をして止めていたおかんさまも堪忍袋の尾が切れたのか。
ほっといてみると。
バス通りまで出て、左右きょろきょろ。
……どうやら、デイサービスの利用日でもないのに、送迎の車を探しているらしい。
そもそもデイサービスの送迎は、認知症状の強い人もいれば身体状況の悪い人もいるので。
利用者の家の玄関からドア・トゥ・ドアが基本らしいんだが。
遠目にこっそり見守っていたおかんさま。
しょぼしょぼと戻ってくる様子を見て。
しらんぷりして玄関をロック。
……何度も嫌がらせのように同じことをされると。その気持ちもわからなくはないが。
そのまま、さてどうするかと様子を伺っていると。
ピンポーン。(←チャイムの音)
…………。
チャイムの使用法がわかる程度には、まだ理解力が残っているらしい。
それでも腹の虫の治まらぬおかんさま。
「どちらさまですか!」
わざと言うと。
「Booじーちゃ。です!入れて下さい!」
家に入れてからも、こんこんと説教が続いたらしいが。
揮発性のお脳味噌には、きっと欠片も残らぬのだろう。
さて。風邪を引くのか引かぬのか。
本日も、でらで~らさぶさび。
ワタクシメ棲息圏(県?)の山間部では初雪も積もったそうで……。
あっという間に冬になってしまいそうですな。
最近、我が家の玄米ご飯はイロイロモノと化している。
イロモノではなひ。
いろんな具材を混ぜ込んだり炊き込んだりするのは、一種類食べしかしなくなったBooじーちゃ。の、ためでもあったりする。
一番多い具材は、春に採って塩漬けにしておいた筍である。
人参などと炊き合わせると彩りも綺麗で美味。
ただし、多く入れすぎるとなぜか味が中華っぽくなる。
ならば、いっそのこと本格的に中華風にしてみようというので。
炊きたて玄米ご飯に、甘辛く煮込んだ椎茸と人参、蒟蒻、豚肉、筍の炊き合わせを投入。
そして、仕上げに胡麻油少々。
……ものの見事に中華ちまきな味わいになりました。
それはいいんだが。
おむすびを作成してみたら。
どんだけぎっちらこと圧縮しても、置いた瞬間綻びてゆくんですが。
海苔で上から巻いてみたものの。
数十秒しか原形をとどめちゃくれない。
「お結び」じゃないじゃん、などと見る間にほどけてゆく不束な姿に思わず溜息。
……もともと、玄米ご飯というやつは白飯よりも崩れやすい。
粘りけが少ないので、米粒同士がくっつきにくいんだろう。
それに粘りけなんか全くない具をたっぷりと混ぜた上に。
胡麻油を投入したんじゃ、チャーハンに巻き寿司になれと言うようなもんか。
中華ちまきが糯米でできている上に、蒸し上げる時から整形してあるのにはちゃんと意味があるんだと心の底から納得した次第である。
しょーがないので、アルミホイルにとっとと包むことに。
湯気が抜けないのには目をつむって、整形力に期待したものの……。
蒟蒻を長いまま具にしたものだから。
囓るたびに、にゅ~っと糸を引くのは。おむすびとしてアリなのかそれは。
ワタクシメ棲息圏(県?)の山間部では初雪も積もったそうで……。
あっという間に冬になってしまいそうですな。
最近、我が家の玄米ご飯はイロイロモノと化している。
イロモノではなひ。
いろんな具材を混ぜ込んだり炊き込んだりするのは、一種類食べしかしなくなったBooじーちゃ。の、ためでもあったりする。
一番多い具材は、春に採って塩漬けにしておいた筍である。
人参などと炊き合わせると彩りも綺麗で美味。
ただし、多く入れすぎるとなぜか味が中華っぽくなる。
ならば、いっそのこと本格的に中華風にしてみようというので。
炊きたて玄米ご飯に、甘辛く煮込んだ椎茸と人参、蒟蒻、豚肉、筍の炊き合わせを投入。
そして、仕上げに胡麻油少々。
……ものの見事に中華ちまきな味わいになりました。
それはいいんだが。
おむすびを作成してみたら。
どんだけぎっちらこと圧縮しても、置いた瞬間綻びてゆくんですが。
海苔で上から巻いてみたものの。
数十秒しか原形をとどめちゃくれない。
「お結び」じゃないじゃん、などと見る間にほどけてゆく不束な姿に思わず溜息。
……もともと、玄米ご飯というやつは白飯よりも崩れやすい。
粘りけが少ないので、米粒同士がくっつきにくいんだろう。
それに粘りけなんか全くない具をたっぷりと混ぜた上に。
胡麻油を投入したんじゃ、チャーハンに巻き寿司になれと言うようなもんか。
中華ちまきが糯米でできている上に、蒸し上げる時から整形してあるのにはちゃんと意味があるんだと心の底から納得した次第である。
しょーがないので、アルミホイルにとっとと包むことに。
湯気が抜けないのには目をつむって、整形力に期待したものの……。
蒟蒻を長いまま具にしたものだから。
囓るたびに、にゅ~っと糸を引くのは。おむすびとしてアリなのかそれは。
で~ら、さぶ、さび…(凍ってます)。
職場の近所の銀杏ときたら、風で思いっきり吹き落とされているばかり。
道路が黄色っぽいのはまだいいが。
匂いはなんとかならんのか。
「金色の小さき鳥の形して銀杏散るなり夕日の丘に」なぞと詠んだ与謝野晶子氏の鼻には、きっとこの銀杏の匂いは届いていなかったのだろう。
一日中、風は強くなるばかり。
川の上を渡る通勤列車は……。
超絶スローリィモード。
いやあの、安全のために速度を落として運行するのはわかる。
わかるが、乗客の身にしてみれば、スロー再生綱渡り一本勝負な気分は非常に心臓によろしくない。
ようやく橋を渡りきったあたりで安堵の溜息が聞こえた気がしたのだが、それも本当に気のせいだったのやら。
そして、いつの間にやら今年も炬燵導入。
職場の近所の銀杏ときたら、風で思いっきり吹き落とされているばかり。
道路が黄色っぽいのはまだいいが。
匂いはなんとかならんのか。
「金色の小さき鳥の形して銀杏散るなり夕日の丘に」なぞと詠んだ与謝野晶子氏の鼻には、きっとこの銀杏の匂いは届いていなかったのだろう。
一日中、風は強くなるばかり。
川の上を渡る通勤列車は……。
超絶スローリィモード。
いやあの、安全のために速度を落として運行するのはわかる。
わかるが、乗客の身にしてみれば、スロー再生綱渡り一本勝負な気分は非常に心臓によろしくない。
ようやく橋を渡りきったあたりで安堵の溜息が聞こえた気がしたのだが、それも本当に気のせいだったのやら。
そして、いつの間にやら今年も炬燵導入。