urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

芳崎せいむ『金魚屋古書店③』小学館IKKIコミックス

2006年04月05日 | comic
お久しぶりの3巻。
就活終わって以来IKKIを買う習慣もなくなっていたので、未読の作品が多かったのですが…うーん。プロットがブレてたり、台詞があまりにも狙ってたり、今までより完成度が低いと感じられる作品が目立ったような。時期的に産みの苦しみがきているのかもしれません。「金魚屋日記<山吹の巻>」の回もファンサービスめいて感じられてしまいました。てかぶっちゃけ、この2人にはくっついて欲しくなかった…こっちの「あゆ」はあっちの「あゆ」より思い入れないんだけどさ。
後半、「生きるよろこび」と「ねこたま堂(前・後)」はなかなかよかったので、次にも期待してますが。特に178-179pはしびれた。

《「ボクは人に漫画の本を手渡しています。/それがボクの仕事です。」「そうか本か。/本はいいね。/心に残る仕事だ。」》

金魚屋古書店 3 (3)金魚屋古書店 3 (3)
芳崎 せいむ

小学館 2006-03-30
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