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●「今できること」の、情報と知恵⑭◆原発が止まると、電気は足りなくなるの?

2011-03-30 | 本日のNEWS
●友人からの、以下のメールをお知らせします。
とても実のある内容です。
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「泊原発を全て止めた場合、
 北海道の電気は足りるのか?」


という質問に、うまく答えられず、
かと言って、最近の

「電気がなくなってもいいのですか!?」


という脅迫的論調に負けたくなかったので、
ご多忙を承知で岩内の斉藤武一さんに私信しました。

すぐ、手書きでお返事をくださいましたので、
皆様とシェアしたいと思います。

●3月29日 斉藤武一さんよりFAX返信

泊1~3号で合計217万kwです。

泊1~3号全て、
運転されている期間は定期点検があり、
約年間7ヶ月位なものです。

定期点検は1号につき60日程度ですが、
その間、火力をいつもよりたくさん出力をあげて
電気不足にならないよう調節しています。

事故で自動停止した場合にそなえ、
伊達火力を微小でも燃やしています。
バックアップです。

3号機を作ったとき、
古い火力を休止させていると思います。

私のアイディアとして(現実問題として)
順次、1号、2号、3号と
止めて行く方法が現実的です。

10年はかかると思います。

そのためには、
天然ガス発電所を作っていくことです。

今の天然ガス発電所は出力が220万kwと大きく、
泊1~3号分はすぐにまかなえます!


北電も天然ガスをやりたいのですが、
国によって海外炭を
無理やり引き受けされています。
それで、天然ガスに入れない。

確認していませんが、
道外へかなり電気を売っています。
最大で60万kwで、
泊1号分を売っていることにもなります。

泊1~3号を明日にでも止めたとしたら、
バックアップ火力と、
抑えていた火力を立ち上げ、
売電を中止して、
後は道民が5%~10%節電したら
乗り切れると考えられます。

泊原発を止めるプロセスを
市民が提示する必要があります。

そのためにはもっと細かく
計算することが求められます。

この事が今後最も重要です。


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上記のことを具現化してゆくために、
私たち自身も勉強していく必要があると思います。

道内では、北海道グリーンファンド
の方々が、以前から
自然エネルギーの取組みをしています。

グリーンファンドでは、
4月30日(土)に札幌で行う
「はんかく祭」のゲストのお一人、
環境エネルギー研究所の飯田哲也さん
たびたび招き、勉強会も開いていたと
聞いているので、ともにアイデアを
進められたらと思います。

みなさんも、ぜひご一緒に!


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