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◆さきほど、電話がありました。福島最新情報です。

2011-04-09 | 本日のNEWS
さきほど、福島の友人から電話がありました。

緊迫した様子で、
「パソコンが変で、メールもできないので、電話した」と。

結論から言うと、

「原発推進の候補者はゼッタイダメだ!」

という叫びでした。

なぜなら、今、福島県は原発事故のせいで、
本当に生き地獄のような状態とのこと。

マスコミでは津波被害とかのことばかり報道しているけれど、
悲惨なのは原発災害の現状だ、と。

以下、友人の言葉です。

●報道されないけれど、
京大の小出裕章さんが言っているように、

福島原発3号炉では、事故前、プルサーマルをやっていて、
MOX燃料を燃やしていた。

だから、ふつうの原子炉から出る放射性物質以外に、
プルトニウムが出てるんだ!

飯館村ではそれが既に検出されているけれど、
30キロ圏内に入らないからと言って、
政府は避難命令を出さない。

なぜか。

避難命令を出すと大量の避難民が出て
収拾がつかなくなるから。

●でも、もうみんな避難所にはいられない状態で、
どんどん病気になって、大人にも死者が出ている。

胃腸炎、感染症、嘔吐…
30代、40代、50代も…みんなどんどん病気になってる。

●3月12日に、双葉郡広野町から400人が
内陸の、田村郡小野町に避難していたけれども、そこも汚染がひどくなっている。

広野町からの避難民400人は、
毎日カチカチのおにぎりとカップラーメン。
与えられた、1人1畳分の発泡スチロールシートの上での寝泊り。

もう汚染が激しくて危ないし、お風呂も入れないので、
石川郡石川町母畑(ぼばた)温泉が、
お客さんも来ないので避難民を受け入れることになり、
福島県が1人¥5000払って、広野町からの避難民400名を、
そこに移すことになったが、

小野町にはまだ300人の住民が残っていて、その人たちは、
自分たちは逃げずに、牛と一緒にここで死ぬと言ってる。

●原発のお膝元だった、
双葉郡大熊町双葉町浪江町の酪農業の人たちはみんな、
自分たちは避難してエサもやれないから、
せめて逃げて草を食べられるように、
どこかで食べ物を見つけられるように、
牛を放してきた、と言ってる。

シイタケ農家のビニールハウスの中には
2年かかってやっと成長した(シイタケは1年ではできない)
出荷を控えたシイタケが何千本もできてるのに、
それも汚染されてるから出荷できない。

自分たちが避難して水もやれないから、
ビニールハウスの作物も、みんな枯れてしまった
と農家の人たちはみんな嘆いてる。

●すべて原発のせいだ!

ここに原発を誘致し、プルサーマルを進めたのは、
現職の佐藤雄平知事で、
この知事がプルサーマルを受け入れたのは、
黄門様と呼ばれている国会議員(民主党最高顧問)の
渡辺恒三議員から命令されたから。
(佐藤知事は、渡辺議員の甥)

プルサーマルのプルトニウムゴミは、
貯まっていくばかりで処理のすべがなく危険だからダメだ、
と言った、前・佐藤栄佐久知事は、
汚職事件の罪をかぶらされ、逮捕された。

前知事はそれを公言しているし
(先日の週刊朝日にもインタビューが出ました)、
「福島に原発を誘致した国会議員」検索してみれば、
このことに関する記事がズラーッと出てくる。

なのに、現知事たちは一切責任もとらず、
自分たちは安全な場所にいるんだ。
これは本当は許されないこと。

だから、絶対に、原発を許す候補に投票しちゃダメだ。

今こっちは酷いことになっている。
本当に生き地獄だ。

パソコンが不調でメールもできないから、
それを伝えなくちゃと思って電話した。
少しでも多くの人に伝えて欲しい。

原発は絶対にダメだ!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みなさん、この電話を切った今、
私は、パレスチナ自治区に
行ったときのことを思い出しています。

あの時も、事実を伝えなくちゃ!と思って帰ってきた。

今まで講演で、私が見たもの、感じたことを、
私なりに伝えてきました。

世界では美しいものもたくさん見たけれど、
悲惨なこと、醜いもの、悲しいことも、たくさん見ました。

私はその両方を伝えたくて、
後半はいつも、パレスチナの話をしていました。

だけど今回は、すごく身近な国内で、
パレスチナと同じようなことが起こってる。

たまたま今回は私たちの身近で起こっただけで、
今までも、今現在も、福島以外の場所でも、
福島と同じような「生き地獄のような状態」は、
世界中、日本中のあちこちで起きているんです。

今までもずーっと、起きていたんです。


●ほとんど全部の「生き地獄」の原因は、

資源=エネルギー問題と、それにまつわる
コミュニケーションの断絶。


いろんな専門家の話を聴き、自分なりに学んできた今、
私は、そう思っています。


自分が使っている資源(エネルギー)と、
その資源(エネルギー)を使って生まれた物が、
どこでどんなふうに生み出され、
誰の思惑で、どう操作され、
どんな道のりを通って、自分の手元に届いているのか。

それを考えて暮らしている人が、
世界に、どのくらいいるでしょう?
この国に、どれくらいいるでしょう?

あなたの身近には、どれくらいいますか?
あなた自身は、どうですか?

・それを考えもせず無造作に消費してきた「消費者」たちが、
 無意識でも、エネルギー産業に莫大な利益を与え、

・その利益を得続けるために、企業と政治家は結託し、

・結果的に、今までずっとどこかで、
 一部の人々を「生き地獄」に突き落としてきた。

・想像力のない「消費者」の生活習慣が、
 企業を動かし、

・資源=エネルギーを消費させ、

・資源のありかである自然を破壊し、

・その地の自然の恵みによって生計を立てていた人たちの
 暮らしや命を破壊しているのに、

・その事実を自覚したら、「消費者」が消費を抑えるから、
 企業や、企業によって支えられている政治家とマスコミは、
 「消費者」が「消費」し続けるように、
 必死で事実を隠したり、嘘の情報を大量に流し、

・人々の想像力や思考力を鈍らせ、
 考えなくてもお金さえ払えば生きていけるしくみの中に、
 「消費者」を囲っている。

私には、これが、
私たちが暮らす今の社会の構造のように思えます。


●私が尊敬する、故・秋岡芳夫氏は、
「消費者ではなく、愛用者になろう」
と人々に呼びかけていました。

みんなが「消費」をやめ、
お金と引き換えに得るすべてのものを「愛用」し始めたら、
この世は少しずつ、体温を取り戻していくような気がします。

今手元にある物、一緒に暮らしている物は、
誰が作ってくれたのか。

その物たちは、どんな旅を経て、
自分のもとに届いたのか。


それを想像すること。

物を通じて、見えない人々、見えない生物や資源、
見えない土地と、つながること。

一緒に暮らしている物たちの旅に、心を傾けること。

それがどんなに大切で、豊かなことかを、
私は今日、今ここから、取り戻していこうと思います。

そして、
そういう「心の旅人」たちが増えてくれたらいいなぁ…!
と心から思い、その気持ちを、ここで発信します。


●自分の利益だけを考えて動いている人は、
ただ視野が狭いだけなんじゃないかと、私は思います。

善悪じゃなくて
(善悪は、時と場合により逆転したりもするしね)、
視野の広さと深さが、ポイントなんじゃないかなーって。

「悪い人」なんて、ほんとは誰もいない。

自分の利益を優先させる人だって、
その根本には、何らかの愛が、きっとあるはず。

そして同時にその人がそれをしている根本には、
利益にしがみつかなくては生きていけないという
「怖れ」があるんだと思います。

この世は、ほんとは、もう充分に何だって足りていて、
怖れなくても、助け合えば幸せに生きられるのに、

コミュニケーションをせず、疑いを募らせ、
つながりを失ってしまったから、

拠り所がないように感じて不安で、
だからモノをたくさん持つようになって、
人に助けを求めるのではなく、
モノにばかり頼るようになって、
自分をモノで囲いすぎて、
ますます孤独になってしまった。

そんな気がするのです。


今、この災害を通じて私たちは、
もういちど、つながりを取り戻し、
自分の力を信じ、自分を活かすときを
迎えているんだと思います。


●福島の友人は、
自分は福島を去ることはしない、と言いました。
最後まで見届ける、と。

この言葉の意味。重さ。
今、切迫した状況と気持ちの中で、
私に電話をかけてくれたことの大きさを、
私はちゃんと受け止めて、
自分のエネルギーにしていきたい。

友人の心と命とエネルギーを、
皆さんのもとにも、届けたい。

どうぞ、受け取ってください。
受け取っていただけますように…!

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