お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

プリスクール初日のキーワード

2008-11-11 | about 英語の絵本

On my very first school day I met...

英語のわからない娘が、「ともだちと遊びたい」(娘自身の発言)一心で、初めてアメリカのプリスクール(日本の保育園のような学校)に行ったのは、まだ2歳3か月のときでした。
 
英語はおろか、まだ日本語もおぼつかない娘に、何をどう教えればよいものやら…、私だって、アメリカのプリスクールで子どもが毎日どうしているかなんて、まるっきりわからないのに…。
 
考えに考えた末に、私が、初日に娘に教えた英単語は3つだけでした。「いやって言うときは、大きな声で『ノー(No)』って言うのよ」「おしっこに行きたいときはね、先生に『ピー(Pee)』っていいなさい」「ありがとうは『サンキュー(Thank you)』よ。誰かに何かしてもらったら、忘れずに言おうね」。
 
「ノー、ピー、サンキュー。ノー、ピー、サンキュー」と繰り返し、「大丈夫、言えるよ」と、ランチボックスを手に、大いなる期待を抱いて登校した娘は、おもらしもせず、お昼もきれいに食べて無事に初日をサバイバルして帰宅。こんなに幼いのに、なんて偉いの…と、わが子ながら畏敬の念を抱きました。もちろん、問題は、その後に続々と起ってくるのですが…。

さて、「On My Very First School Day I Met...」は、明日からはじめて学校、という子どもたちの、不安をぬぐい、期待をかきたててくれる楽しい絵本。はじめて子どもさんを保育園に預けるお母さんにも、はじめて集団に出るお子さんにも、お勧めの一冊です。


コメント
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