「ほんの木」柴田敬三のUpdateブログマガジン 

出版社「ほんの木」が発行していた月刊オピニオン誌「Update」が四半世紀ぶりにブログで復活!

団塊世代の最後の社会的責任とは?

2012-09-08 09:00:00 | 日本WATCHAING
朝日新聞9月7日付オピニオンページに、私と同じ考えの記事がありました。

三浦展(あつし)さん(社会デザイン研究者)の「起業し若者たちに投資する」(団塊世代の第2幕)に注目!

要は、団塊世代は、退職金で会社を起こせ。あなたのキャリアで事業を開拓し、若者を雇う。
若者たちに、団塊世代が習得した、豊富なキャリアや人脈を伝えよ、という主旨。

全く同感。これは私がここ3年くらい前から唱えていたことです。
実は、自費出版の形で、団塊世代の人々が自分のキャリアをオープンにし、その道を歩み出している若い世代にノウハウを伝承するのはどうか? という企画も持っています。(興味ある方は柴田までメールまたツイッターでDM下さい)

1代1代でキャリアがゼロに戻るのはもったいない、そう思ったからです。(日本をマクロで見て)

同様に、三浦さんの論と同じに、団塊世代の先輩が引退せず、起業し、若い人々に引き渡せるビジネスを切り開く。若者の仕事の場を拡大する。これこそが最後のお勤めです。

今、ワーカーズ・コレクティブ(働く人々の共同体)で、社会的企業という角度から同じようなテーマの可能性を考えています。

ほんの木
柴田 敬三


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