「ほんの木」柴田敬三のUpdateブログマガジン 

出版社「ほんの木」が発行していた月刊オピニオン誌「Update」が四半世紀ぶりにブログで復活!

Updateブログマガジンとは?

2010-10-01 20:03:38 | 創刊の挨拶


「Update」は、1988年1月創刊~1991年9月、計30号で休刊した月刊誌です。 ㈱ほんの木(1986年スタートの小出版社)が手がけた、大学生から若者向けの、政治、社会、環境問題などをテーマにした、ビジュアル・オピニオンマガジンでした。

テーマは、日本の内なる開国、国際化。バブルに踊る日本人への警鐘を鳴らし、在外日本人の内なる外の目、在日外国人の外なる内の視点を軸に、グローバルな世界の民主主義にスポットを当てました。が、熱狂的ファンに支えられたものの、広告収入に苦戦し、安い定価付けの失敗もあり、経営赤字に悪戦苦闘。30号で借入資金が尽き、大きな赤字を抱え、倒産寸前に陥りました。思えば、無謀なチャレンジでした。

しかし、収穫も多く、全国から毎月一回集まる大学生の、政治や社会を考えるサークル「地球クラブ」は、会費制にも関わらず、180人にもふくれあがり、注目されるネットワークになりました。

時代が早すぎた?

今の日本にあれば?

等々の声をたくさん頂きます。そして、本当に今、この20年間の、内なる開国を果たせずに、ダッチロールする日本の姿を見ていると、「今の時代にこそ、あの論調で日本を開く議論が必要だな…」と率直に考えます。

「Update」を雑誌で復刊させるには、私もいささか年を取りすぎ、また、その資金づくりも困難です。本や雑誌を売るのも大変ですし。幸いなことに、「ブログマガジン」という手法があり、「Update」のすべてを再生はできないものの、その片鱗を復活させられるのでは?と考えました。この間、多くの友人、知人、読者だった方々からの、復刊を期待する声に、少しでもお応えでればとの思いもあり、また、若い世代に伝えるべき「もうひとつの」日本の進路、世界の見方、社会や政治、マスメディアなどへの視点を提示してゆければと考えています。 基本的に週刊で、時にテーマにより、日刊で「ゆるりな気分」でやってみます。

2010年10月1日  柴田敬三(Updateブログマガジン編集長)



街もそろそろ秋ですね



◇柴田敬三の「世直しブログ」を中止していた理由


大変大勢の方から、「いつまた始めるのか?」とのご意見と励ましを頂いていました。が、Updateブログマガジンをスタートすることで、その皆様からのお声がけへのお返事とします。

「世直しブログ」は当面休養?静養中とします。世の中の体調(?)が思いの他悪すぎるのと、そうは言っても、政権交代という、私の悲願の一つが、民主党の、あのレベルとはいえ達成されたからです。自民党下野は、40年来の私の日本改革の一つの目標でしたから。次は、日本人の「自民党的なるもの」の解体、解散。つまり内なる開国です。

「Update」はそのために、約20年ぶりにブログで始めます。

長い(はじめに)となってしまいましたが、まず、始める整理から書かせて頂きました。
但し、お断りします。「Update」は、独善的言論です。「この論良し!」と思われる方のみ、お読み下さい。お読み下さる方々にとって、もうひとつの考え方、あるいは、マスメディア等の情報と対峙した、別の視点?という角度で、客観化、相対化して頂ければ、私もやりがいがあります。

要は、マスメディアを鵜呑みにしない視点で、やってみたいと思っています。
結果、「世直しブログ」の続編となれば幸いです。

ご意見は、shibata◆honnoki.co.jpへ。実名でお願いいたします。
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※このエントリーは、アドレス変更前のブログに掲載していた記事を再掲したものです。
講演会レポートなど、いくつかの記事がまだ残っていますので、よろしかったらのぞいて見て下さい。
→Updateブログマガジン旧アドレス



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