Ununzの夢見

夢へと向かい、私の夢は私的捕らわれから下降しきれない私の夢。ですが、あれらは想像(創造)を補う地下水脈でもあるのです

夢見【33】嫌なことを思い出す(了)

2016-01-22 12:27:24 | 夢見
(423字)
 N上とW森、そして私の三人でビリヤードをやっている。初めは順調にゲームを重ねていくが、N上はこちらに対して一人でやれといってくるのだった。何故だと思いながらも一人でやることにすると、二人で女の子についてやら何やら、密談めいた感じで勝手にやり始めた。どうにも気分が悪い。その話には混ぜてくれないみたいだ。
 ビリヤード台のラシャの端あたりには太さキュー一本分と同程度の棒が立っていて、そこに様々な大きさの木材が紐でくくりつけられたりネジ止めされている、一見乱雑に見えるが最終的に示される運動の終着は単純な目的となるところのもの、そのために作られた木製のピタゴラスイッチがくっついていた。邪魔に思い取り外そうとするが、N上は外さないほうがいいと少し遠くから、後ろを見せていた顔を半分だけ向け注意してくるのだった。
 結局何も出来ないしさせてくれない。彼らの関係は時々そんな感じになり、私もまた時々嫉妬をどうにも隠せないほどになることがあるのだ。