ねこころたび

子育てと心の問題などを忘備録的につらつらと・・・

宿題

2014-11-27 17:46:25 | こども
息子の健診でのできごとから、「指さし」についてふと考えてしまった。

まず面倒なのは「指さし」には2種類の意味があること。
1つは子どもが自分で物や人を指さす仕草のこと。
2つ目は、誰かが指をさした先に有るものを答えること。

健診では2つ目を問われていたような気がするけど、それだけだったか?

と、いうのも「子どもの指さし」のような検索をすると、1つ目の解説が出てくるので。

健診での指さしが2つ目だけだったとすると、これは何を測っていたのだろう?

A.他者が指した先を見る
B.「これはなあに?」という問いかけを理解する
C.指の先にある絵(2次元)を判別する
D.判別した答えを口に出す

という一連の流れ?

a.指をさされた方向を注視するというのは、習わなくてもできることか(本能的なものか)
b.他者の問いかけには無条件に答えるものか
c.2次元の絵と3次元の実物の捉え方は一定なのか
d.聞かれたことに対して言葉(音声)で答えることは普通のことか

というのも、
指さしを特に教えた記憶がないので(a.)。
日常の大人の生活の中では、「指さし」はあまり良いイメージがない行為とだと思う。特に「人を指さす」という行為は失礼かと。

子どもが物を取ってほしいときなどにそれを指さす、というときの指は人差し指を使うのはなぜか。間違って中指を立てたりしないのだろうか。
これは世界、どこに行っても共通なのか。

息子の場合言葉(というより、単に発語)が遅かったので、「話して答える」ができなかったのは分かる。けれど答えが分かっていなかったのかどうかは分からない。

と、いうのも・・・息子がまだ生まれて間もない頃、当然話も何もできる時期ではなかったけれど、それだけに「言葉よりも思いの方が大事」というようなことを語りかけてしまったので。
そんな時期なので、本当に伝わっていたらオカルトのような話になってしまうけれど、健診の頃の息子は「声に出すこと」と「思っていること」の違いが分かっていなかったかも・・・。

以下は健診時の流れを息子はこう捉えていたかもしれないという、想像。

診断士さんが「これはなあに?」と犬の絵を指さすと、

「これ」って手?指?爪? 絵が描いてある紙?(でも絵本じゃないし) 犬(らしき)絵? 

まあ、こう捉えていたのなら、発達障害ということになるのでしょうね。


本格的に発達心理を勉強し始めたら、謎が解けるかもしれないので、これらはそれまでの宿題。



添削課題

2014-11-24 21:23:18 | おおまかに心理学
何かあったら間に合わなくなりそうなので、今日添削課題を提出。
3科目とも。

幸い全部WEBから送れたので楽だった。

WEBだと送信してすぐに結果が分かるのですね。

やっぱり概論が一番間違った。どうも漠然としているのが苦手なのか。1問はカンチガイなのか深読みしすぎたか・・・。
ノートの字がぐちゃぐちゃなので(苦笑)読み返してもよく分からないというのが問題か。

全体的に視聴してすぐに答えたから分かったものの、時間がたったら(試験の頃には)すっかり忘れていそうで怖い~

試験前には復習がてら、ノートをきれいに整理しよう・・・。

想像してみる

2014-11-20 15:12:06 | 交通心理学
(分かっていても)危険なことをしてしまうこと・・・リスクテイキングについての研究で、興味深い例があった。

現役?暴走族へのアンケート結果。

なぜ暴走族をしているかという理由。
一番は、「スピード・スリルなど、感覚的欲求を満足させられるから」84.7%

・・・分かるような分からないような。

でも、何事も数値化することに意義があるのですね。

・・・しかし、実際にその調査をしているところを想像すると可笑しい。
被験者はきちんと答えてくれたのであろうか。質問紙だったのか、口頭だったのか??
調査員はどんな格好をして行ったのだろう?

2歳健診のこと

2014-11-17 18:25:08 | 思い出エピソード
健診では1歳半時にもできなかった「指さし」などをしている最中、息子が診断士さんに向かって「バ~カ、バ~カ」と発言(キレた?)。

何が原因かわからないけれど、以下は推測。
・そのときの診断士が息子の一番苦手な「圧迫感のある(高圧的な)女性」だったこと。
・が、いかにも子供相手な対応をするので(コドモ相手なのだから当然なのだが、うちではそんなに彼をコドモコドモ扱いはしていなかった)。
・なぜ、その場でそんなことを聞かれなければいけないのか、意味が分からなかった。

ので、反抗的だったかと。
診断士は明らかに不愉快そうで、問診票にも「バカを連呼している」としっかり書き込まれた。

しかし当時私自身は息子に「バカ」と言われたこともないし、他の人に対しても「バカ」と言ったことを聞いたことがなかったように思う。極力息子の前ではそういった言葉は使わないようにしていたので、「馬鹿」という言葉を知っていたことにも驚いたほど。また、息子がそれほど感情的になった場面にも遭遇したことがなかった。

あと、診断に使っていた絵柄が一体いつのだよ!というほど古臭く、息子の理解を越えていたのかもしれない。

何かを考える以前に、集中できる環境・状況ではなかったかと(その辺の弱さは今でもあることで)。
例えば本物の犬をみれば「わんわ」と言っていたし、当時でイマドキの絵本の絵を見てもきちんと理解していたので、違う診断士さんでも同じ結果になったのであろうか・・・。

その後の心理相談のことは全然記憶にない(日記にも書いてない)。
引き続き、市の「難あり親子が通うサークル(もちろん正式名ではない)」に通うことになったが、保育園に入学することになったのですぐに行かなくなった。

息子の観察記

2014-11-14 12:52:59 | こども
もう少し親の目からの観察等々(長文)

赤ん坊の頃・・・凄く手がかかる子

育児書などには「新生児のミルクは2~3時間おき」などと書かれていて、そうか~と思っていたが、息子はミルクの間隔が2時間も開くことは滅多になかった。
飲ませたかと思うと、少ししか飲まず、すぐに寝てしまう、けれども少ししか飲んでいないのでお腹が空くのが、すぐに目を覚まして泣く、飲ませる、またすぐに寝てしまう・・・の繰り返し。
どうにかこうにか多く飲ませようとしても、一向に量は増えず。
最初は母乳で頑張っていたが、そのうち出なくなり(睡眠不足やらストレス?)、粉ミルクに。それでも作っては余らせ、作っては余らせ、哺乳瓶洗いと消毒を引きっきりなしに。
他のママが「うちはもう4時間は寝るわ~」なんて話していると、羨ましくて仕方がなかった。
1回と回数は減ったものの、夜間のミルクは3歳頃まで続いた(明け方頃に必ず泣いて目を覚ます・・・)。

幼児の頃・・・日中は意外に?手がかからなかった。

保育園に入れたこともあるけれど。わりと素直で大人しい。というより、言葉が遅めで、なかなかしゃべらなかった。家では一人遊びをしていることが多く、時折は絵本を持ってきて読んでほしいと言うので、読み始めると数ページでどこかに行ってしまったり。
家ではそう大きな問題は感じなかったが、1歳半、2歳健診で指さしができず、診断士?とケンカ(私ではなく息子とである)になりそうになり、心理相談に送り込まれた(・・・詳細は思い出エピソード2にUP予定)。

小学生の頃・・・時々信じられないようなことをしでかす。

勉強には極めて消極的。宿題を含めて、家で勉強したのはごくわずか。やるように傍についていても、とにかく手を動かさない。しまいには泣き始めて、手どころか頭も働かない状態になることの繰り返し。
学校の先生からのコメントは決まって「もっとやる気を出しましょう」。

いちど発達障害(ADD?)を疑って担任の先生に聞いてみたことがあった。でもその時の先生は「そこまでではないでしょう」と言っていた。

中学生の頃・・・傾向は変わらず。

家では宿題・試験勉強もほとんどせず。一時登校拒否状態に。理由は体育の授業(息子は運動も得意ではない)バレーボールでクラスメイトから「お前がいるとチームが勝てない」等々言われたことらしい(他にもあったかもしれない)。
その辺りで中学のスクールカウンセラーに相談→市の教育相談→特別支援学校という流れ。
週に2日特別支援クラス登校、3日は通常クラス登校。この状態であれば通常クラスには行きたがらないかと思いきや、別にそんなこともなく通う。
しかし彼の成績で進める高校は限られ、入試試験はほとんど形だけ・・・な定時制工業高校に。

高校生の頃・・・定時制の生活パターンが楽なのか、問題なく通う。昼間に働く子もいたが息子はその気はなく、学校生活を謳歌した模様。仲の良い友達もできて一番安定していた時期。

息子は学校では問題児かもしれないけれど、家の中では至ってごく普通。
普通に会話して、普通に生活して、家の手伝いもしたし、もちろん暴力沙汰もなく、むしろ飼っている猫や庭の植物にも優しく・・・片付けは苦手だったけれど、そんな子もいるだろうと・・・

暇な時間はずっとゲームやらマンガを読んでいて、ほかの事をしないのが唯一の問題だった・・・。