ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

ちょっと長過ぎた? 水の恵みを知る道(霞ヶ浦)

2017年03月31日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年3月31日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第42回(2017年第13回)、「水の恵みを知る道(霞ヶ浦)
ウォーキングに参加した。
稲敷市の桜川総合運動公園をスタートして、「関東ふれあいの道」を土浦方面へ進み、
ロードパーク美浦で折返すといういつもよりやや長いコース設定である。
今回が、平成28年度最後の例会となる。

第一集合場所の乙戸沼公園
19名が集まり、スタート地の桜川総合運動公園へ。


桜川総合運動公園に集まった参加者は、27名。
地元に近いという割には30名には届かなかった。
この日は気温も低く、距離もいつもより長いという前触れが効いた?


いつものようにOさんの掛け声
『手をしっかり開いて~っ』


『身体を大きく横に倒しま~す』


10時3分、Oさんを先頭に出発!


目指すは約9Km先の折返し地点となるロードパーク美浦だ。


旧桜川村(現稲敷市桜川地区)古渡方面へ。


緩やかな坂道を下る。
Oさんによると、この道は過去に何度か歩いているそうだ。
間道にしては広く、立派だ。


興禅寺が左に見える。
帰る時に寄ることにしよう。


六地蔵と同じ数の竹棒が立てられている。
竹の先の真っ赤なとうがらしは、ろうそくの炎ということらしい。


桜の並木
まだほとんどが蕾の状態だ。
開花まであと数日かかると思われる。


幹から直接花を咲かせている木があった。
『”ど根性桜”だねっ』 


「桜川こども園」前を通過


旧桜川村内の住宅地を進む。
静かな町並みだ。


10時17分、古渡バス停前を通過


小野川に架かる古渡橋(ふっとばし)を渡る。


古渡橋を渡り、


古渡橋袂のコンビニ前の横断歩道を渡ると、


”うなぎ”と書かれたでっかい絵文字看板がいやが上にも目に入る。
食事処・旅館「喜久」とある。一度入ってみたい。


「喜久」の前を右折すると、
10時24分、霞ヶ浦湖岸沿いの「関東ふれあいの道」が始まる。


霞ヶ浦湖岸に沿って進む。
風が冷たい。昨日の天気が嘘のようだ。


小さな港を通過。
小型のヨットが係留されていた。


10時36分、西浦(霞ヶ浦)右岸24.0Km地点を通過
”西浦右岸”は、常陸川水門からの距離を表している。
0.5Km毎に標識が立っている。


出発して約30分が経過した。
周囲には何もないが、この辺りで一休みしよう。


堤防下の草むらで休憩だ。


土手下なら『少しでも風を受けなくて済みそう』という組と、


『大して変わらないんでしょっ』という土手上を進む組


しかし、150mほどで土手下の道が終わり、再び全員が土手上の道を進む。
まだまだ道は続く。


霞ヶ浦と高橋川の河川管理境界の標識
霞ヶ浦は国土交通省、高橋川は稲敷市となっており、管理者が異なるようだ。


11時2分、高橋川に架かる「はとざき橋」を渡り、対岸へ。


後続グループと高橋川を挟んですれ違う?
『先頭は早すぎるんじゃないっ?』
『早く追い付かないと置いてっちゃうよっ』(そんなことはありません)


湖岸を進む。


小さな港を通過
『これは一応漁港なんだろうねっ?』


11時10分、西浦右岸25.5Km地点を通過


しっかりと後に続く会長
平坦なコースは何ら問題ないようだ。


こちらは先頭グループ
寒い中、快調なペースで進む。


真っ赤な防寒具の釣り人に対して


こちらは紺色の防寒具の釣り人
防寒具の色が対照的だ。
ところで、今は何が釣れるのだろうか?


遠くからでもかなり目立つ建物。
窓ガラスは割れていて中は空っぽだった。


11時23分、湖岸だった道は2つに分かれていたので、内部の方へ。
もう一方は、湖岸へ続いていた。


周りが田んぼの中を進む。


畦のある一ヵ所だけに纏まって咲いていた花が印象的である。
名前は何と言うのだろう?


田んぼは耕され、一部の田には水が張られ始めていた。
田植えの準備はもう始まっているようだ。


「関東ふれあいの道」の道標


11時35分、元鹿島海軍航空隊の跡碑に到着
この地は、元日本帝国海軍所属の水上機搭乗員養成基地
「鹿島海軍航空隊」があったその一角であり、
当時義務教育を終え又は旧制中学途中で志願してきた飛行練習生、
大学在学中に志望してきた飛行専修予備学生、海軍兵学校出身の
飛行学生等、隊内各兵科の支えを受けながら優秀な「パイロット」を
育成していたところである。(以下略)


元鹿島海軍航空隊の跡碑に見入る。
『ここに鹿島海軍航空隊があったんだぁ』


元鹿島海軍航空隊の倉庫?
『・・・にしては、そんなに古くはないよねぇ』


『この先行き止りかもしれないねっ』と
気にしながらも倉庫の脇をずんずん進む。


たくさんのボートが駐艇されていた。


11時42分、倉庫脇の細い道を進むと、広い駐車場に出ることができた。
『行き止りでなくて良かったぁ』


『広いわね~っ』
後続も次々に到着


休憩をしている間に通りかかった地元の人と思しき男性に何かを訊ねている。


かつての指令本部跡や


機罐場跡が残っている、とのこと。


こちらは、東側滑走台跡である。
前方右側にはカタパルト跡や南側滑走台跡もあるそうだ。


11時55分、折返し地点のロードパーク美浦を目指す。
再び、吹く風が冷たい湖岸を進む。
『寒いわねぇ』


目指すはロードパーク美浦だ。


西浦右岸29.0Km地点を通過


前方に折返し地点の森が見えてきた。


『見えてる割にはなかなか辿り着かないねぇ』
もどかしい感じがする。


12時13分、西浦右岸30.0Km地点を通過


左側に休憩用の東屋があったが、東屋は1つだけだったので、
ここはパスすることに。


時計は既に12時を過ぎている。
皆さん、お昼の弁当が気になる時間帯である。
『どこで弁当食べるのかしらっ?』


ここは、一刻も早く折返し地点のロードパーク美浦へ向かうしかない。


Tさんの様子がいつもと少し異なる。
足元がややおぼつかない様子だ。
『なんでもないよっ』と精一杯の笑顔を見せるTさん。
甘いキャンディを口に入れると、少し元気になった。


少しペースを落としてロードパーク美浦へ。


12時35分、馬掛不動堂前に到着
応永五年(1398)の創建と云われ、安産不動として有名、とのこと。


馬掛け不動尊
霞ヶ浦を眼下に見下ろす台地の縁にあり、付近一帯は、
馬掛自然環境保全地域に指定されている。
先頭Gは、既に先へ行ってしまったので、後を追いかけることにした。


間もなくロードパーク美浦だ。


ロードパーク美浦に到着。


12時41分、両脇を抱えられながら、Tさんも無事到着。


”この上から見える景色は最高!”とあるので、上ってみよう。


緩やかな坂道を上ると、草地が広がっていた。
周りの木々が風避けとなり、思ったほど風は強くない。
むしろ下の公園より弱いくらいだ。


なるほどここからの見晴らしはなかなか素晴らしい。


薄っすらとではあるが、筑波山も見える。
晴れていれば最高なのだが・・・


パノラマ写真


広場にはベンチもあるし、ここで弁当にしよう。


『公園で弁当は良いんだけど、今日はちょっと寒いねっ』


弁当も終わり、直ぐに引き返すことにした。
じっとしていると身体が冷えて来るので、歩いた方が良い。


13時20分、ロードパーク美浦を後にし、


来た道を引き返す。


帰りの先頭もOさんが務める。


つくだ煮・うなぎ製造直売の看板


湖岸周りよりも少しでも距離が短い道を進もう。


『これってフキノトウだよねっ?』
『まだ食べられるかしらっ?』
『成長し過ぎてるんじゃないっ』


13時50分、「おかだいらゴルフリンクス」前を通過


両側が田んぼの直線道路を進む。


Tさんの具合が芳しくなさそう。
本人は『大丈夫だよっ』と言い張っているが、まだゴールはかなり先だ。
ちょうど「安中・大須賀津地区農業集落排水処理施設」という建物があったので、
タクシーでも呼んでもらおうと中に入って行くと・・・


たまたま一週間ぶりに点検見回りに来たという人がいて、
自分の車で目的地まで運んでくれると言う。


せっかくなのでお言葉に甘え、Tさんだけ先にゴールまで送ってもらうことにした。
車には工具などが積んであるため、一人しか乗れないとのこと。


14時14分、Tさんの後を追いかけるように、我々も約6Km先のゴールを目指した。


15分ほど進んだところで、先ほどの車が戻ってきた。
何のお礼もできなかったので、せめてもの感謝の気持ちを込めて、
皆さんが出してくれたお菓子を受け取ってもらうことにした。
『本当にありがとうございましたっ』
『いやぁ こちらこそ恐縮ですっ』


午前中に渡った高橋川に架かる「はとざき橋」を渡り、


湖岸に出てゴールの桜川総合運動公園を目指す。


14時47分、西浦右岸24.5Km地点を通過


湖岸をゴールへ向かう。


前方に青色の古渡橋が見えてきた。


15時ちょうど、西浦右岸23.5Km地点を通過
国道125号まであと少しだ。


『今日はちょっとばかり距離が長すぎたかなっ』


前方に国道125号沿いの建物が見えてきた。


食事処「喜久」前を過ぎ、


15時8分、古渡橋袂のコンビニに到着


当会最高齢のH子さん(86歳)も元気に到着。
さぞかし疲れていると思いきや、『全然平気よっ』
恐れ入ります。


コンビニ前でしばし休憩し、


15時11分、ゴールの桜川総合運動公園を目指す。


古渡橋を渡り、桜川古渡の町中を進む。


桜川古渡郵便局を左折し、


15時21分、桜川こども園前を通過


最後に興禅寺へお参りして行くことにしよう。


楼門は修理中だった。


延命地蔵を安置している地蔵堂は、安産・子育ての守護菩薩として
今でも信仰を集めている、そうだ。


興禅寺本堂
平安時代末期、平治元年(1160)の”平治の乱”(へいじのらん)後、
衰退する源氏の将来を案じた源頼政公が、応保年間(1161~1162)
源氏の再興を祈って増築したのが創始と言われている。
鎌倉時代に源頼朝の室政子が鹿島参拝の折、この寺を参詣し、
その衰微を嘆いて復興を命じ、再建されたのを機に
真言宗から臨済宗に変わり、江戸時代以降は曹洞宗に改宗している。


15時33分、桜川総合運動公園を目指す。


15時43分、桜川総合運動公園に到着。
身体が冷えないうちに整理運動だ。


『最後に深呼吸~っ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


今回、「関東ふれあいの道」茨城県No.17コース(水の恵みを知るみち)を歩いた。
7年前の2010年1月14日(木)、古渡橋から木原水神宮までの約14Kmを歩いているが、
今回は桜川総合運動公園からロードパーク美浦までの往復だったので、
歩いた距離は、約20Km近くはあったのではないかと思う。

平均年齢73歳の当会にとっては、20Kmというのはちょっと長すぎたようだ。
今後、適度な距離としては、せいぜい十数Km程度に抑える必要があるかもしれない。

この日の万歩計は、上記を裏付けるように、30,000歩を計測していた。
今年度最後の例会が今年度最長距離となってしまった。
正直言って今日は疲れた。


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