ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

一泊忘年ウォーキング(2日目 鹿島)

2014年12月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年12月20日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」所属有志による、
一泊忘年ウォーキング(銚子犬吠埼)」に参加した。
前日は、銚子外川の民宿「犬若」で一泊し、忘年宴会で盛り上がった。

一夜明けた翌日は、7時過ぎに起床。
朝食前に外川漁港を散歩がてら歩いてみた。
民宿の直ぐ前の外川漁港に、繋がるように天然記念物の「千騎ヶ岩」(せんがいわ)があった。


案内板には、以下のように記されていた。
「千騎ヶ岩」は、標高17.7m、周囲約400mの岩礁である。
古くは赤松宗旦(あかまつそうたん)の「利根川図志(安政二年)」にも紹介されている
銚子磯めぐりの名勝地の一つでもある。
この岩礁は、硬質砂岩から出来ており、千葉県最古の地質時代の岩石である。
地質時代は約二億四千万年前の古生代二畳系とされていたが、最近の研究によると
約二億千万年前の中生代三畳系との考えもある。


かつては海鵜の越冬地として知られ、毎年十一月頃になると500羽を超す海鵜が飛来するのが見られた。
一方、ムクドリの繁殖地であるとともに、県内では珍しい磯ヒヨドリの繁殖も確認されている。
また、「千騎ヶ岩」には、ソナレムグラ、ハマボッス、タイトゴメ、ヒゲスゲなど、
海岸の岩場に生育する植物が自生する。


外川漁港の堤防
県外ナンバー(所沢・川崎・多摩など)の車が何台か停まっていた。
釣りに来た人の車と思われる。この時期の狙いとしては、ヒラメだろうか?


「千騎ヶ岩」から漁港を望む。
中央少し左が民宿「犬若」辺りだ。


外川漁港中央の漁協付近


銚子電鉄外川駅方向を望む。


犬若の岩礁地帯
源義経を慕って七日七晩鳴き続けて岩になったと伝えられている、「犬岩」のある方面
今回は、時間がなくて見ることが出来なかったが、そのうち再訪の機会があれば、見てみたい。


沖には、風力発電用の風車が建てられていた。
もう1基が工事中のようだ。


朝食後、鹿島方面へ向かう前に、銚子名物の”ぬれ煎”を求めて、銚子駅へ。
9時を少し過ぎたばかりなので、普通の店はまだ開店前なのだ。
そこで、銚子駅へ行ってみようということで、立寄った次第。


案の定、銚子駅前に”ぬれ煎”専門店があった。
既に営業していた。


店内には所狭しと”ぬれ煎餅”が並んでいる。
どれにしようか迷ってしまう。


『この薄味にすっかなぁ』


めいめい手にビニール袋をぶら提げて、満足そう。


9時56分、鹿島港公園に到着し、早速記念撮影。


港公園展望塔への入場料は、70歳以上は無料となっている。
結局、2人がそれぞれ200円を払って展望台へ。
この時ばかりは、70歳以上の年寄りが羨ましいと思った。
『いやぁ これは素晴らしい眺めだなぁ』


高さ52mの展望塔から、鹿島港が一望できる。
日本一早い初日の出が見れることで有名だそうだ。
元日は、朝6時から開館する、とのこと。
見えているのは北公共埠頭
港公園の堤防から中央水路に向かって竿を出す人が絶えない。自分もその一人である。


新日鉄友金の工場群


鹿島港中央水路


鹿島石油、東電鹿島火力発電所


南公共埠頭
この港公園から4Kmほどもある広大な水路である。
手前が鹿島港で、巡視船やタグボートなどが常時待機している。


鹿島港動画


鹿島港公園
この辺りは、飼料工場が多く、いつも飼料の独特の匂いが漂っている。


鹿島港を後にして、次は鹿島神宮へ向かった。
鹿島神宮大鳥居
昭和43年に竣工した大鳥居は、平成23年3月11日に発生した、東日本大震災により、
根本部に亀裂が発生、30分後の余震により倒壊してしまった。
大鳥居は、笠間市稲田産の御影石製で、国産花崗岩の鳥居としては日本一を誇るものであった。
木製で新造することに決定し、境内から杉の木4本を切り出し、酒田市の木工場へ輸送し、加工。
平成26年6月1日、震災から3年の時を経てめでたく竣工となった。
イベントは35,000人もの人で賑わった、そうである。


参道の先に山門(楼門)が見える。


楼門は、寛永十一年(1634)に水戸初代藩主徳川頼房公の奉納によるもの。
頼房公は、水戸黄門(光圀)の父君である。
重要文化財に指定されている。


楼門の少し先右手に拝殿・本殿がある。


拝殿
元旦まであと10日余り、少し早いが初詣していこう。
『来年も良い年でありますように』


本殿・拝殿の前に立派な新祈祷殿が出来ていた。
まだ出来たばかりのようである。


これから正式参拝に向かうところのようだ。
正式参拝とは、拝殿の手前で参拝する一般参拝に対し、団体で殿内に上がって神職奉仕のもとに行う参拝をいう。
服装は、礼服または背広にネクタイ(女性はこれに準ずる服装)が正式らしい。


新祈祷殿入口
中は、祈祷の受付や参拝の待機場所になっている。


両側に立ち並ぶ巨木に圧倒されながら奥宮へ。


境内の6箇所に、BS時代劇「塚原卜伝」の撮影現場がある。
ここは、そのうちの一つ、奥参道。


細石(さざれ石)


日本国歌「君が代」の歌詞に歌われることで、その名が知られている。
歌詞中のさざれ石(細石)は文字通り、細かい石・小石の意であり、
それらの小石が巌(いわお)となり、さらにその上に苔が生えるまでの過程が、
非常に長い年月を表す比喩として用いられている。(Wikipediaより)


鹿園には、30頭余りの鹿が飼育されている。
鹿島神宮の御祭神をお遷しして奈良の春日大社を創建する際、鹿が運び手を担ったことから、
鹿島神宮では鹿が神鹿として大切にされている。
奈良公園の鹿は鹿島から連れて行ったのが繁殖したものらしい。


奥参道をさらに奥宮へ


奥宮
現在の社殿は、慶長十年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に
現在の本殿の位置に本宮として奉納したものを、その14年後に
新たな社殿を建てるにあたりこの位置に遷してきたもの。
歴史を感じさせる建築物だ。


奥宮前の坂道を下り、御手洗池(みたらし)へ。


1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池である。
昔は参拝する前にここで禊(みそぎ)をした。
現在では、年始に200人もの人々が大寒禊を行うことで有名。
御手洗池で手を禊清めて・・・


楼門へ向かった。
今年も、いや来年も良いことがありますように・・・


この後、潮来の「すぎのや」で昼食を摂り、帰路についた。
『今年一年、お疲れさまでしたぁ』
『皆さんっ 良いお年をっ!!』


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