ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

一泊忘年ウォーキング(1日目 銚子犬吠埼)

2014年12月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年12月19日(金)~20日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」所属有志による、
一泊忘年ウォーキング(銚子犬吠埼)」に参加した。

この日の参加者は、有志6名。
9時30分に土浦市民会館を出発。
国道125号を走り、神崎町から利根川沿いに佐原(現香取市)へ向かう。
10時35分、道の駅「水の郷さわら」で、一休み。


休憩の合間に夜の宴会に備えて買い物だ。
『いろいろ売ってるんだねぇ』


『銘柄名が気に入ったねっ』と手にしているのは、”佐原ばやし”だ。
地酒を選ぶ顔が弾んでいる。
(外川の民宿は、ビールは一応置いてあるが、その他の酒類は持ち込み自由と聞いている)


銚子駅で昼食場所の情報を仕入れ、銚子漁港の第一魚市場へ。


他にも数軒の店があったが、駐車場が完備していたのはこの「みうら」だけだった。
12時を少し過ぎたばかりだったためか、かなりのお客が入っていた。


それぞれお好みの料理に舌鼓を打つ。


昼は軽めにということで、刺し身定食を注文した。


「うおっせ21」の「銚子ポートタワー」へ上ってみることに。
65歳以上は50円の特別割引で、300円払って海抜46.95mの展望室へ。


『いやぁ なかなか素晴らしい眺めだねぇ』


利根川河口付近


利根川上流部
銚子大橋も見える。


銚子港の対岸は波崎港だ。
遠くには、鹿島臨海工業地帯の煙突が見える。
中央に筑波山も薄っすらと見えているが、このデジカメでは、ちょっと無理。


黒生港・海鹿島海水浴場辺り


犬吠埼灯台


13時51分、外川の民宿「犬若」に到着し、ウォーキングに出発!
『腹ごなしでもしてくるかっ』


コース地図
銚子外川の民宿「犬若」をスタートし、最初に「地球の丸く見える丘」展望館を目指す。
その後、犬吠埼灯台を経て、海岸沿いに外川へ戻るという、全長約7Kmのコースである。


外川漁港付近


『この坂意外にきついねぇ』
『地元の年寄りは大変だよなぁ』
かく言うこの日の参加者の平均年齢は73歳とそう若くはない。


外川町地区は、一面青々としたキャベツ畑が広がる。
銚子の温暖な気象条件と土壌によって育まれたキャベツは、「灯台キャベツ」の名で親しまれている、とのこと。
特に、冬暖かいという土地の条件を生かしたやわらかい春キャベツは、全国一の生産量を誇っている、そうだ。
『凄いねぇ』としか言いようがない。


前方右手に「地球の丸く見える丘」展望館が見えてきた。


展望館前のふれあい広場には、著名な画家や俳人たちの句碑などが展示されている。
この碑は、銚子市海鹿島町に建立されている「小川芋銭」の石碑の碑文を写して作られたもの、だそうだ。


こちらは「竹久夢二」の石碑の碑文を写して作られたもの。
他にも、松尾芭蕉の句碑や国木田独歩の詩碑、古帳庵の句碑などがある。
銚子は、江戸時代から商業上江戸と密接な交流があったため、文人・歌人・俳人らの来遊が多く、
他の地と異なって文化の影響を強く受けている。
そのため、銚子には、いろいろな文学碑が各地に残されている、とのこと。


「地球の丸く見える丘」展望館の入場ゲートを潜ると


展望館だ。


日比友愛の碑
第二次世界大戦中、不幸にして戦火を交えた日本とフィリピン両国の民族と民族が互いの恩讐をこえて、
永く世界の平和を祈念するために、昭和33年6月に建てられた。
斜塔は友愛の浄火をかたどったもので、炎の先端は遠く洋上3,000Kmのフィリピン・マヨン山に向かって建てられている。
(マヨン山はマニラ富士と呼ばれている)


入館料300円を払って「地球の丸く見える丘」展望台へ。
ここでも65歳以上は50円の特別割引である。
歳をとって嬉しいのは、こんな時くらいだろう。
屋上の展望スペースは、海抜90m。銚子で一番高く、周りには視界を遮るものは何もない。
『な~るほどぉ 360度見渡せるねぇ』


屏風ヶ浦
東洋のドーバーとも言われているそうだ。


犬吠埼灯台
日本最東端で、日本で一番早く日の出が見える場所である。


うおっせ21、銚子ポートタワー


動画で観るとこんな感じ。


記念撮影をして、


犬吠埼灯台へ向かう。


この辺り一帯も全てキャベツ畑だ。
既に収穫が終わった畑もあるし、植えたばかりの畑もある。
時期を少しづつずらして栽培している。


突然目の前に満願寺の金色の大塔が現れた。


補陀洛山満願寺の山門
鮮やかな朱色が印象的だ。


犬吠埼観音満願寺のご本尊十一面観世音菩薩は、願いをかなえる観音さまとして、全国から参拝に訪れる人も多いとか。
境内には、6,000本の椿が植えられ、椿寺として12月末~3月まで楽しめる、とのこと。
時間の都合により、山門から手を合せるだけにして、犬吠埼灯台へ向かった。


犬吠埼灯台へ


銚子電鉄犬吠駅ホーム


銚子電鉄犬吠駅
どことなく南欧ムードが漂う駅舎である。


犬吠埼マリンパーク
可愛いイルカショーを毎日開催している、らしい。


15時7分、犬吠埼灯台に到着。
灯台前の土産物店やレストランは全て閉まっていた。
灯台だけ見て帰る観光客が多いためだろう。不景気の現実は想像以上に厳しいようだ。
しかし、”全て閉店”はやはり寂しい。


灯台前の真っ白いポストが印象的である。


中には入らず、とりあえず記念撮影を済ませた。
銚子ポートタワー、地球の丸く見える丘展望館と上ったことでもあり、灯台はパスすることにした。


君ヶ浜海岸


犬吠埼遊歩道を歩いてみよう。


波打ち際の遊歩道を進む。


海は穏やかだが、時々岩に波がぶつかり豪快にしぶきを上げる。


振り返って灯台方面を望む。


人が通れるほどのトンネルがあった。


トンネルを抜けると、高層ホテルが見えてきた。


グランドホテル磯屋だ。
Webで関連情報を見ることが出来る(営業している)ことから、閉館してまだ間がないようだ。


外川長崎鼻方面


グランドホテル磯屋の少し先で遊歩道は終わっていた。
石段を上がり、一般道路を進む。


犬吠埼灯台方面


犬吠埼観光ホテル前を通過。
こちらのホテルは、未だ営業中だった。
何故か少し安心した。


外川長崎鼻方面


夕陽を一杯に浴びて、外川港の民宿「犬若」を目指す。


外川漁港へ


大杉神社を通過。
民宿「犬若」まであと500m余りだ。


外川漁港


漁協(銚子市漁協外川支店)前を通過


間もなく民宿「犬若」だ。


民宿「犬若」の看板
周りに何もないので、この看板は目立つ。


16時4分、民宿「犬若」に到着。
2時間余のウォーキングで、ほぼ予定どおりだった。


ひと風呂浴びると、夕食の時間である。
食卓に並べられた料理
1泊2食7,000円としては、こんなところだろう。


料理はともかく、先ずは『かんぱ~いっ』
乾杯の酒は、TSさんが大事に熟成してきた自慢の「私が育てる熟成古酒」


1999年製造というから、15年ものである。


15年間寝かせていたことで、ウィスキーのような深い色合いになっている。
普通の酒では、こうはならない。
1年間も放って(寝かせて)おくと、酢になって飲めなくなる、と言われている。
古酒の味は紹興酒にも似ている。コクがあり、『いやぁ 実に美味いっ!』
『これは貴重な一品だねぇ』


宴会は次第に盛り上がる。
テーブルには、古酒、ビールの他に道の駅「さわら」で買った”佐原ばやし”や、
家から持参したボージョレヌーボーなどが並ぶ。


TKさん


OMさん


NTさん
皆さん実に良い顔をしている、と思う。


食後は、部屋に戻って宴会の続きである。


宴会は夜更けまで続いた。


持ち込んだ酒も底を突いたところで、ようやくお開きとなった。
『お疲れさんでしたぁ』
『お休みなさ~いっ』


明日は、鹿島方面へ向かうことにした。


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