ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

女体山・男体山両峰登頂 筑波山ハイキング

2017年03月10日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年3月10日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第39回(2017年第10回)、「筑波山(筑波高原キャンプ場コース)
」ハイキングに参加した。
この日のコースは、いくつかある「筑波山登山道」の中でも最も距離が短くて、
楽なコースと言われている「筑波高原キャンプ場コース」である。

第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは、16名。
車5台に分乗し、裏筑波の筑波高原キャンプ場へ向かった。


10時3分、筑波高原キャンプ場に到着
直行組も次々に到着し、この日の参加者は24名となった。


いつものようにOさんの号令で準備体操だ。


『ず~っと腰を下して~』


『最後に大きく深呼吸をして~』


10時28分、Oさんを先頭に出発!


後に続く皆さん。
今日も元気だ。


キャンプ広場を通過
『ここでキャンプファイアーをやるんだねっ』


登山口の辺りはカタクリの群生地として、保護のため立入禁止となっている。
よく見ると、ところどころにカタクリの葉が芽吹いていた。
あとひと月半もすればカタクリの可憐な花を見ることができることだろう。


女体山・キャンプ場コースの登山口
山頂まで1.6Kmとの案内表示が見える。


山頂まで1.5Kmの標識を通過


緩やかな上りを過ぎると、


杉林が現れた。


杉林の坂道を進む。


杉林を過ぎると、周りは雑木林に変わった。


山頂まで0.9Km地点を通過したところで、


10時57分、最初の休憩を摂り、後続を待つことに。


6分ほど遅れて、後続組が姿を見せた。


数分後、あらためて山頂を目指す。


最近降った雪だろうか?
ここは裏筑波なので、簡単には解けないのだろう。


雪は踏み固められたのか、氷のように堅くなっていた。


再び杉林の中を進んで行くと、


山頂まで0.5Kmの案内表示が現れた。
キャンプ場から1.1Km上って来たことになる。


山頂を目指す。
『もうちょっとよねっ』


次第に傾斜が急になり、少しスピードが落ちてきた。


ちょっときつい坂道だが、ここはしっかりと上る。


11時28分、後続を待つためと称して2度目の休憩


恒例となったお茶タイムは、楽しみなひと時でもある。


山頂を目指す。
また雪道が残っていたが、この雪は直ぐになくなり、


雪解けの泥道になった。
靴の底に泥がくっついて離れないため、靴が重くなって歩き辛い。


泥んこの道に悪戦苦闘しながらも、
11時44分、山頂手前のロープウェイ分岐点に到着した。


加波山方面を望む。


後続組も次々に到着した。
『頂上に着いたのねっ?』
一安堵といった表情を見せる。


最後尾の到着にはまだしばらくかかりそうなので、
先に到着した人から女体山神社にお参りすることにした。


11時47分、女体山神社(877m)に到着


女体山神社に参拝を済ませ、山頂の展望岩へ。


女体山山頂に恐る恐る立って大喜びのS子さん。
『怖くないっ?』
『足が震えてるのよねっ』


パノラマ写真


山頂からRWつつじヶ丘駅がはっきりと見える。


御幸ヶ原ケーブルカー山頂駅と男体山山頂(871m)を望む。


女体山神社後ろから見えた加波山方面の景色も素晴らしい。


女体山神社下に集まり、最後尾の到着を待つ。


12時ちょうど、遅れていた最後尾の組が到着した。
これで、全員が揃ったことになる。


座り込む会長、少し疲れたようだ。
『体力の限界かなっ』
女体山山頂へは諦めるとのこと。
『今まで何回も上ってるし、女体山神社は止めとくよっ』
賢明な判断だと思う。


あらためて点呼を取り、弁当を広げられる場所を求めて御幸ヶ原へ。


『こんちわっ』 『こんちわっ』 
平日だが、かなりの登山客とすれ違った。


12時8分、ガマ石を通過
「ガマの油売り口上」を伝承してきた初代・永井兵助は、
この岩にいたガマの様子を見て口上を思いついたと云われている。


女体山から御幸ヶ原へは、大きな岩だらけの道が続く。


滑ると危険なため、慎重に下る。


岩だらけの道を下って行く。


12時11分、「せきれい茶屋」を通過


「せきれい茶屋」の前にせきれい石がある。
この石の上に鶺鴒(せきれい)が留り、男女の道を教えたと云われている、
そうだ。


12時19分、御幸ヶ原の茶店前に到着


茶店の手前の石段に陣取って弁当を広げることにした。


『男体山も見えるし、なかなか良い場所だよねっ』


『筑波山で食べる弁当って、最高っ!』


御幸ヶ原のベンチで弁当にする人も。


弁当が終わり、有志(希望者)で男体山山頂に登ることにした。
『女体山だけで充分』と言う人には、お茶屋付近で待ってもらうことに。


男体山山頂に向かう途中、御幸ヶ原から真壁方面の景色がくっきり。
『素晴らしい景色だねっ』


12時58分、男体山山頂目指して出発!
男体山山頂へはお茶屋の横の階段から始まる。
また戻って来るので、残った人にリュックは預けたという人も。


最初からかなり急な階段である。
弁当直後の身体には堪える。


階段状の道が続く。
『けっこうきつい階段だよねっ』


階段を過ぎると、今度は岩登りである。


岩登りの途中から女体山を望む。
女体山神社やRWの山頂駅がはっきりと見えるのはこの時期だからか。
緑の季節になると、木々の葉などに遮られ、女体山を望むのは難しい。


最後の岩を登ると・・・


13時10分、男体山神社(871m)に到着した。
御幸ヶ原からおよそ13分ほどかかったことになる。


男体山神社に参拝を済ませた。


『身軽だから』と財布ごとリュックを預けたまま登った人・・・
『財布も一緒に置いてきちゃったの 賽銭貸しといてっ』


当会の例会で女体山と男体山の両方に登ったのは、
これが初めてではないだろうか。


『今日初めて登ったけど、素晴らしい景色だね~』
感無量といった表情のS子さん。


パノラマ写真


男体山を下山し、


13時25分、仲間の待つお茶屋へ行ってみると・・・


皆さん、コーヒーなど飲んじゃって話に夢中になっている様子だった。
『あらっ もう戻ってきちゃったのっ?』
戻るのが予定より5分ほど早すぎたようだ。


13時30分、下山開始
旧Y・Hコースを下り、筑波高原キャンプ場を目指す。


男体山に分かれを告げる。
『また来るからねっ』
『今度来た時は登るからねっ』


旧Y・Hコースを下る。


下りは速い。
先頭を行く健脚組になかなか追いつけない。
その差は開くばかりだ。


13時53分、カタクリの看板前に到着。


ここで後続との距離調整のため一休み。


「関東ふれあいの道」の道標に見入る。
『ここも「関東ふれあいの道」になってるんだねっ』


数分後、後続組が到着


ゴールの筑波高原キャンプ場を目指す。


旧Y・H跡の駐車場を右手に見ながら、そのまま通過し、


舗装された坂道を下る。


旧Y・H跡からの道は、かなりな急坂である。
スリップ防止用の舗装が施されている。
『これが逆だったら、大変だよねっ』


筑波高原キャンプ場を目指す。


14時20分、筑波高原キャンプ場・国民宿舎「つくばね」への分岐点に到着。
ここから筑波高原キャンプ場まで残り0.7Kmとある。


ゴールの筑波高原キャンプ場へ向けて砂利道を進む。


周りの木が伐採されて視界が開けた場所に出た。


きのこ山・加波山・燕山・雨引山などが連なる素晴らしい景色が広がっていた。
『いやぁ こんなに見晴らしが良い所だったとは思わなかったねぇ』
これまでは、杉の林などで視界が全く効かなかった場所なので尚更だ。


女の川(めのかわ)を通過
筑波山の主峰女体山を源にして、真壁町側に流れているこの川を
「女の川」と呼び、万葉の時代から詩歌に歌われ、「恋の川」
とも呼ばれていた。


この川は水量豊富で、サンショウウオが生息している、そうである。
下流では、男体山を源に流れる「男の川」(おのかわ)と合流して、
「男女川」(みながわ)となる。


「関東ふれあいの道」の道標
『ここにも「関東ふれあいの道」があるよっ』


砂利道を過ぎ、曲がりくねった道を進むと、


筑波高原キャンプ場の案内表示が洗われた。
『もう直ぐゴールだねっ』


湯袋峠への分岐点を通過し、
『ここから湯袋峠に行けるんだぁ』


14時36分、ゴールの筑波高原キャンプ場駐車場に到着。
この日は整理体操は省略し、帰路についた。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


筑波高原キャンプ場をスタートし、女体山・男体山・旧Y・H跡を経由して、
筑波高原キャンプ場へ戻るというコースを歩き終わった。

「筑波山登山コース」の中でも一番短くて楽と云われるコースだったが、
平均年齢73歳となった当会にとっては、案外相応しいコースだったのでは
ないだろうか。

当会では、これまで何度も筑波山に登っているが、
女体山・男体山の両方に登ったのは、自分が知る限りでは初めてのケース
だと思う。
これからも、筑波山を目指すことになると思うが、可能な限り、
女体山・男体山の両峰に挑みたいものである。

この日の万歩計は、13,000歩を計測していた。

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