ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

見所に変化も 牛久沼泊崎周回

2013年11月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年11月8日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第25回(2013年第36回)、「牛久沼泊崎周回」ウォーキングに参加した。
このコースは、2年半前の2011年4月22日に一度歩いている。
今日は、その時とは逆のコースを歩くことにした。

第一集合場所の乙戸沼公園
18名が集まり、車4台に分乗して第二集合場所の茎崎総合運動公園へ。


茎崎総合運動公園に直行したのは7名、結局この日は25名の参加となった。
場所が近いのと、天気にも恵まれ、いつもの参加人数となった。


歩くのが堪らなく好きで入会したというU子さんだったが、
一昨日ガンのためお亡くなりになったという報を受けて、1分間の黙祷をささげた。


いつもの準備体操をして、
『空が眩しいわねっ』


9時43分、今日も元気良く出発だ!


ちょうど可愛らしい子供達が通りかかった。
保育士らしいお姉さんが押す乗り物に乗せられている子供もいる。
『おはようっ! お散歩かな?』


強い日差しを受けて、しばらくは畑に囲まれた道を進む。
朝方冷え込んでいたため、一枚多く着込んだ人もいたが、日差しを受けるに従って、暑くなってきたようだ。


歩き始めて10分ちょっと、小さな神社に到着した。
(残念ながらこの神社の名称は未だに分からない)


10時1分、続の守徳寺に到着した。


聖観世音菩薩像
腰のくびれが”何となく色っぽい”と言っては観音様に失礼だろうか。


山門を出て牛久沼を目指す。


守徳寺の森を抜けると、農道が続く。


先導役のOさん。いつも元気で頼もしい。
『いやぁ、今日も良い天気で楽しいねぇ』


この辺り、牛久沼は葦原に遮られて見えない。
振り返ると、田んぼの先に薄っすらと筑波山が見える。
実にのどかな風景で、気持ちが癒される。


10時18分、「ホテルレイクサイドつくば」裏手の駐車場に到着。
東日本大震災直後は、瓦礫置き場になっていたが、今はすっかり片づけられて何事もなかったようだ。


ここで給水のため一休み。


「ホテルレイクサイドつくば」から15分ほど進むと水神宮の鳥居がある。
50段ほどの石段があるため前回と同じように通り過ぎてしまおうかと思ったが、
『どんな社があるんでしょうねぇ』と皆さん、気になる様子である。
『誰か代表で見てきたら?』なんて無責任な声も上がる。


写真だけでも撮っておこうと思い、意を決して50段ほどの石段を上ってみた。
そこには、古い石像と泊崎水神宮を建立した記念碑、


そして、小さな石の祠があるだけだった。
皆さんを下に待たせて一人だけで石段を上ったが、結局全員が後に続いて上ってきた。
『なあんだ、こんな小さな祠だけなのかぁ』皆さんやや拍子抜けした表情である。
『もっと立派な社があるかと思ったよ』


せっかく50段もの石段を上って来たことだし、せめてお参りでもしていこう。


泊崎水神宮を過ぎると、左手に牛久沼の湖面が見えるようになった。


泊崎大師堂前に弘法大師の像が建てられている。


前回訪れた時には足首のところで折れ、ご覧のように無残な姿を晒していた。


石段の先に大師堂がある。


泊崎大師堂は、大同年間(806~810)に弘法大師(空海)がこの地を訪れて座護摩を修めたところに建てられたと伝えられ、
昔から縁結びと長寿にご利益があるとされている。
いまでは長患いせずに人生の最後を迎えられると云うことで、多くの人々の信仰を集めている、とのこと。
『ここは是非ともお参りして行かなくちゃ』


『いやぁ素晴らしい眺めだねぇ』


牛久沼の眺め。
前回訪れた時には、樹木に遮られてここからは何も見えなかった。


動画で見るとこのような感じ。


泊崎大師堂下にあった「七浦大明神」がなくなっていた。
代わりに「七浦弁財天」の額が入った鳥居だけが建てられていた。
鳥居は今年の5月に建てられたばかりで、まだ新しい。
「七浦大明神」はどうなってしまったんだろう???


東日本大震災直後の一昨年(2011年)4月22日に来た時には、このような感じだった。
「七浦大明神」という立派な社があったのである。
その時は地震の影響は全く感じられなかったのだが・・・


弘法大師の硯石へ向かう。
この辺りは大きくて立派な構えの家が多い。


次は「弘法の硯水」へ向かう。


11時22分、”弘法の硯水”に到着。


その昔、弘法大師がこの地に訪れた時、湧水を使って墨をすったと伝えられている。
その湧水で墨をすり、文字を書くと字が上手になるそうである。
現在その湧水は絶えてしまったが、「ふるさと創生事業」でこの地に現代風に再現したものだそうだが、
その水も今は全く流れていなかった。再現した脇水も枯れてしまったのだろうか。


最後の目的地「千勝神社」へ向かう。


11時41分、千勝神社(ちがつじんじゃ)に到着。
『凄ぇ~っ、しかしでっかい鳥居だよなぁ』


長居参道をい進み、千勝神社本殿へ向かう。


七五三のお参りがちらほら。
『可愛い~ぃ』
そう言えば、うちの孫もこの10日に七五三だ、お祝いに行かずばなるまい。


孫の成長を祈願することにしよう。


”東京スカイツリーが見える”との張り紙と写真が展示されていたので、
その方向に目を凝らすと、微かだが実際に見ることができた。


つくば市下岩崎付近を茎崎総合運動公園を目指す。


12時14分、「ホテルレイクサイドつくば」のゴルフ練習場を通過。


お昼も過ぎ、『お腹が空いてきたぁ』の声が聞えて来る。
菊の花が美しいが、目を向ける人は少ない。
しかし、この日は”弁当なし”である。ここは我慢して歩くしかない。


貴船神社には寄らず、そのままゴールを目指す。
お腹が空いていては、寄り道もおっくうになってきたようだ。


ようやく出発地の茎崎総合運動公園の野球場が見えてきた。


12時37分、ゴール
『やっと着いたねぇ』


早速、整理体操をして、
『今日は大変お疲れ様でしたぁ』


この日は2年半前に一度歩いた牛久沼泊崎周回コースを前回の逆回りで歩いた。
前回は東日本大地震の直後だったため、泊崎大師堂の弘法大師像も倒壊したりしていたが、
今回は全て修復されていたのは何よりだった。
また、泊崎大師堂からの眺望が可能なように樹木が伐採されていたことも幸いだった。
しかし、泊崎大明神が姿を消していたり、弘法の硯水が枯れていたり、かなりな変化も見られた。
歩いた距離は10Km超はあるため、いろいろ見て回るにはやはり3時間は必要である。
この距離を”弁当なし”で歩くには少し無理があるように感じた。
次回は弁当持参とするか、集合時刻を1時間早めるかなど、いずれかの措置を採ることが必要になると思われた。


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