「屋根より高い鯉のぼり・・・」という歌があるように、日本のこの季節に定着していた鯉のぼりは江戸時代からの風習のようです。
この鯉のぼりを鳥取のようなイナカでは当たり前に見かけたものですが、ここ数年で見かけることが少なくなったように思います。理由としては一世帯あたりの子どもの数が減ったことや、のぼりの上げ下ろしの手間がかかること、二世帯同居している家が減ったこと、近隣に配慮して家のなかでミニのぼりを飾るだけになった・・などがあげられるかと思います。
かつては鯉のぼりが上がる家は何か勢いを感じて、それをまわりが祝福してくれるムードがあったように記憶しますが、そうした意識も変わってきているかと思うと残念です。