HDR画像処理

2011-04-29 16:04:30 | ダイヤモンド富士
ダイヤモンド富士を撮っていると
強烈な太陽を露出オーバーで飛ばないように
前景は真っ暗の場合が多い

これでは手前に適当なものをアクセントに置いた意図が
正しく反映されない

そこで露光の少ない画像、多い画像をHDRソフトで合成して
ハイダイナミックレンジイメージ画像を得る手法を試してみた

HDR(high dynamic range imaging)

元画像は露出補正を+1、-1、0に設定したブラケティングで
撮ったRAWフォーマットの画像

これをPhotomatrix Pro 3を使って合成してみた
パラメーターはディホォールトのまま何も変えていない
(というか、不勉強で変える意味を得ていない)








これをどう見るのか?
前景は見える様になったが
なにか肝心なものを失ってしまったような
妙な気分だ

黒と赤の基調にグレーの中間調が割り込んで
ダイヤモンド富士の荘厳さがなくなってしまうからなのかな?

ダイヤモンド富士@油壺階段下

2011-04-29 00:19:27 | ダイヤモンド富士
今日は三浦市油壺の海岸でのダイヤモンド富士の日

しかし、天気がいまいちで、小田原のライブカメラを見ても
白い雲が富士山を隠してる
仕方なく家の外回りの整理をしていて4時半過ぎに
一服がてらライブカメラを見たら・・・

富士山の右側の裾野が見えてて産地用の雲も薄い @@

あわててカメラをバッグに放り込んで
せっかちな私としては遅い現地到着でした

富士山がシルエットで見えていて
おなじみのメンバーがすでに待機していた

今日は露出を-2補正して
お日様がしっかり見える様に押さえた露光で撮影してみた



パノラマ機材を置いてきてしまったので
機材なしで、ちょっとカメラを回してみました



太陽がすっきりと山頂に吸い込まれた後
ちょっとウロチョロ
夕映えが磯に映えていたのでパチリ









綺麗な夕映えが続いているので
明日のダイヤモンド富士の予定地の諸磯湾に立ち寄ってみた

3人ほど三脚を立てて夕映えを撮っていた
私も明日のリハーサルで一枚パチリ

しかし、明日は休日だし
このポイントには入れないだろうな






露出補正

2011-04-27 16:05:42 | ダイヤモンド富士
ダイヤモンド富士(夕日)の撮影は太陽の光が眩しくて
なかなか適正なピントと露出が得られない

私のNikon D300 に 24-70mm F2.8 Zoom レンズを付けると
絞り優先モードで自動露出で一段明るく写ってしまうことが多い

スポット露光やマルチ露光を選んでもそういう傾向になる

これが普遍的な仕様に基ずく傾向なのかは、一概に言えないので
誤解の無いように書いておく

とりあえずそういう傾向だから露出補正は-1程度で撮影して
RAWで撮ってSilkyPix proで現像する
暗ければ持ち上げる
明るすぎて白飛びしてしまえば、後で補正は効かないのだから

ダイヤモンド富士の撮影時の設定

基本の露出補正を -1
ブラケティングを 3F 1.0
低速連続撮影に設定してレリーズを押すと低速で三度シャッターが切れる 

結果は -2 -1 0の露出補正で3枚の画像が得られる

たいていの場合-2の露出補正が現像耐性がある

先日の三戸浜でのダイヤモンド富士撮影の時は
間違えて基本の露出補正をせずにブラケティング-1、0、+1で撮ってしまった
雲に邪魔にされない太陽の光を過小評価してしまい
-1のブラケティングでも太陽が露光オーバー

もう一台用意していたD3100 + 70-300mm F4.5-5.6の画像で
三戸浜の撮影結果をこのブログに貼り付けられた

ちょっと馴れたらミスの連続 ダメジャン

D300で撮った画像はどれも太陽がハレーションを起こしてしまっていた

それで、っというわけでもないのだけれど
SilkyPixPro5のベータバージョンを試してみた

露光に関しては『覆い焼き』で暗部を持ち上げていた現行バージョンに
『HDR』補正が加わっている







やはり、太陽はまん丸な輪郭は表現できず、周りに光輪がでてしまう
経験則で暗めに撮ることを知ったはずなのに
うかつな設定ミスで露光オーバをしてしまった


折角、海岸を目の前にして撮影していて太陽と稜線のみ見せて
手前の波間が表現出来ないのは、何とも寂しい

これからは覆い焼きとHDRを上手に使ってみようと思う
って、いってもまだSilkyPixpro5の正式バージョンは
出てないけれどね、出たら即、ポチッとしなければ 笑


ダイヤモンド富士@三戸浜中央

2011-04-25 23:55:55 | ダイヤモンド富士
久しぶりに山頂に鎮座してくれました







今日のダイヤモンド富士のポイントは三戸浜だ
京浜急行三崎口の駅前に広がる畑の一本道をたどると
静かな砂浜と磯がある

今日は富士山が黒々と見える
とっ、いっても春のことだからかすんでいるんですけれどね

風が強い、昨日も強かったけれど今日も強い風が潮を巻き上げて
顔や手がしめってくる

5時過ぎに三戸浜の駐車場に着いたので、ポールパノラマを撮る
風があるからこんなに陳腐なできあがりになるのか
ポールパノラマは難しい







ダイヤモンド富士@黒崎の鼻・・・撃沈

2011-04-24 23:35:47 | ダイヤモンド富士
今日のダイヤモンド富士のポイントは「黒崎の鼻」
京浜急行の三崎口駅から駅前の広大な畑を通る一本道を過ぎて
藪の中を通る下り道を降りると
ぱっと広大な海が目の前に広がる



今日は立っていられないほど西風が吹き
黒崎の鼻に歩き始めると打ち付ける波のしぶきが顔にかかってくる

そして、結果は・・・ 撃沈
時間になるまでは眩しいくらいの太陽がギラギラ
ファインダーの太陽の右下に黒い影



さあ、始まるぞっと二台のカメラのレリースを押す
あららっ、山頂ではなく雲の陰に沈んでいく ぐふっ



こんな強い風としぶきを浴びて待っていたのに・・・
自然は惨い仕打ちをするものだ

今日も撮影地のパノラマを撮ろうと持ち込んだ3mのポール
上げましたよ、 意地でも撮ってやる

しかし、ポールは垂直にならないしレンズはしぶきでもやっちゃうし
でも、がんばって2mに伸ばしたポールで撮りました

画像下の一番右のアイコンでフルスクリーン表示し+アイコンで拡大し-で縮小、左クリックしながら
マウスを動かすと、自由に画像を動かすことが出来ます



残念だったのは高い位置からパノラマを撮りたかったけれど、あまりの吹き上げる風で
高台からは無理だった
また、挑戦したい素晴らしいロケーションだ

しかしダイヤモンド富士、集まったギャラリーもしぶきの中、お疲れ様でした





ダイヤモンド富士@長井堤防

2011-04-19 23:58:34 | ダイヤモンド富士
今日は長井の市営住宅の側の堤防から見えるはずだが
あいにくの黒い厚い雲が富士山の上を覆っている

夕映えが雲を明るく照らしてなかなかの風情だが
肝心の富士山の山頂が見えない



太陽が厚い雲の中に隠れた後も、ひょっとしたら山頂が表れるのではないか?
なんて事は、起こらないんだなぁ



長井岸壁には4人のギャラリー
寂しく撤収です

5時過ぎにはまだ空は明るかったが山頂付近に横に広がる雲は嫌な予感がしたが
案の定動いてくれなかった

こんな時は気持ちを切り替えて撮影場所のパノラマ撮影をすることにした

長井海岸の堤防はかなり整備されていて、遊歩道としても素晴らしい所だ





ダイヤの時間になっても雲は晴れず、北の空は怪しげな真っ黒な雲が広がっていた



ポール・パノラマ機材を持って行ったがローテーターのクリックストップのねじが折れてしまって
60度ごとのクリックが出来なくなったので、大体の角度で撮った
風がかなりあり、ポールがしなって真下のスティッチに破綻が出ている

三枚目はレンズのピントリングが動いてしまいピントが来ていない
風が強い中でのポールの撮影は、垂直を保のに気が行ってしまい
ほかの箏がおろそかになってしまった

私のパノラマの場合、絞りはF8でピントは50cm位の所に固定だが
(対角魚眼の10.5mmのレンズはほぼ、パンフォーカスが得られる)
動かないようにバンドで固定する必要がある

塚山公園@横須賀のさくら-2

2011-04-19 09:13:18 | パノラマ(QTVR)
ポールパノラマの続編















サクラに限らず風の強い日は枝が揺れてしまうので、ステッチの精度が上がらず
結果を見てガックリしてしまう

気持ちが良いくらい綺麗にステッチ出来る場合と出来ない場合の撮影時の違いが
今一つ経験則として確立できていないのが辛い

まあ、本格的なポールの投入実験だから、焦らず続けて行くつもりだ

何時もは画像掲示板にパノラマを貼るのだけれど
2011用の画像掲示板は未だ後悔モード、いや公開モードではない

塚山公園@横須賀のさくら

2011-04-18 23:55:55 | パノラマ(QTVR)
久しぶりに 横須賀市の塚山公園にサクラを訪ねた



ポールパノラマに馴れるために山道をポールを抱えて歩いたら
結構な運動量だ

機材
 カメラ Nikon D3100 10.5mm 対角魚眼レンズ
 パノラマヘッド NodalNinja R1 + Pole S-1 + D4
 レンズは50cmの一にピント固定しマニュアルモード
 絞り優先モードでF8~F11
 D3100はこのレンズではオートフォーカス機能が働かないけれど
 パノラマ撮影はどのみちマニュアルで撮るから問題なし
 
撮影
 R1を7.5度上向きにセットし0.8のノーダルポイント
 レンズマウントを45度回転して留め、カメラが45度傾け
 レンズの対角180度をフルに利用した
 D4を60度クリックで回転させ6枚
 一度ポールを緩めてカメラを下ろしてR1をダウンポジションにして
 また、延ばし、ポールを少し動かし傾けて増したの辺りを撮る
 90度一を変えて予備の真下を撮る

 ポールを全部伸ばすと3.5m
 D4ローテーターに付けている水準器のバブルが真ん中になるようにポールを
 垂直に支持してリモートリリース(無線)ボタンを押す

現像
 RAWで撮っているのでSilkyPixDSProで現像
画像品質を高めるためにTIFFで出力
 車のナンバー等、いらないものはスポッティング機能でぼかしておく

ステッチ
 PTGuiPro9.03でステッチ 足下画像の映り込んでいるポールと私を
 Mask機能で消す(この機能の追加で、真下の処理が劇的に改善、時間をかけなくて済む)
 OptimizerのViewpoint機能を真下に働かせるために真下画像2枚にチェックをいれる
 この機能も真下の画像をいい加減にとっても上手に調整してくれる
 結果はTIFFとJPG両方で出す

 KRPANO(kmakemultires.exe)にTIFFファイルをドラッグして
 オート処理
 JPG画像はFaststonePhotoViewerで400x300にリサイズ

公開
 Krpanoの出力のTiles Folder、html,xml,元JPG等のファイルを
 サーバースペースのアップロードしブログにリンクを張る

問題点

 真上を撮っていないのでポールの傾きによっては真上にカバーできない穴が開くことがある
 真下の撮影は近くに柵などがあると、ステッチでカバーできない破綻が出ることがある
 












斉田浜・ダイヤモンド富士は撃沈

2011-04-17 21:01:02 | パノラマ(QTVR)
今日は横須賀市長坂の斉田浜でダイヤモンド富士が見られる日だった

残念ながら17時30分には西の低い空は分厚い黒い雲に覆われてしまった
仕方なく撤収して今日は撃沈



初めての場所だったので4時過ぎに着いたが、なかなか良い浜だ

ポールパノラマの機材を持って行ったので時間になるまで
3カ所で3.5mのポールを伸ばしてグリグリ

風が少しあってカメラの重さで水平が取れないものがあり
天に黒いカケが出来てしまったものがある

真上も撮ればよいのだけれど
そのたびにポールを上げ下げするのが面倒だから
7.5度上を向かせ、対角魚眼180度を使うために
カメラを45度傾けてある





Nodalninja R1+ Pole-1+d4(60x6)と
Nikon D3100 + 10.5mm を7.5度上にティルトし6枚
R1をダウンモーションにティルトして真下を違う角度で2枚







このパノラマを撮っている頃はまだ太陽はギラギラ
パノラマを撮り終わって、ダイヤモンド富士の撮影体制を取っているうちに
雲が厚くなってしまった

投げ釣りでピンギスを釣っていた
若い頃は小田和湾に手こぎの櫓で操る船を出してもらい
鯨穂の竹竿を使って手バネのつりを楽しんだものだ

のどかな海を見ていると、同じ海が15メートルもの壁となって
襲いかかる恐ろしさを体感出来ないけれど
被災地の皆様の早い復興を願うばかりだ