わがガーデンの隅っこではもうしばらくすればコブシが花を咲かせそうです。
今日の写真はコブシの花のつぼみを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってくださいませ
コブシの花のつぼみ、表面はネコヤナギのように銀色の柔らかな毛でおおわれています。なかなかグッドな手触りです
コブシのつぼみ君たち、柔らかな毛に包まれてなかなか快適そうですので、GGI、ちょっと聞いてみました
「おい、君たち、なかなか快適そうだけれど、そこでいったい何をしてるんや?」
「誰かと思ったら例のイチャモン名人のオッサンか、おっさん、もう相手にしてくれる人間がいないので身の回りの生き物や草木などに手当たりしだいにいろんな質問して困らせているので有名やけれど、オッサンの質問、たいていは答える必要なんかまったくない愚問ばっかりやでぇ」
「これはご挨拶やなあ、それはともかく、そこで何をしているのかという質問は愚問やないと思うけどなあ・・・」
「愚問ですよ、だって見れば分るじゃないですか」
「そうか、それなら君たちはいま花を咲かせる準備をしているということか?」
「花を咲かせるかどうかなんていうことは造化の神さんが決めることであって、僕たちには関係のないことです。でも、僕たちがいま何をしているかはよく見れば分るはずや」
「わからんなあ・・・花を咲かせる準備でないとしたら、君たちはただそこに存在しいるだけやないか」
「GGIのオッサンもアタマ悪いなあ、オツムテンテンオブラードや、あのなあ、虚心坦懐に僕たちのことを見てご覧よ、すぐにわかるはずや」
「虚心坦懐などと君たちに言われとうないなあ、でも、わからんなあ・・・」
「ほんまにアタマ悪いなあ、あのなあ、僕たちいま、ぬくぬくしてるんや!」
「ぬくぬくしてる?!なるほどわかった、君たち銀色の柔らかな毛に包まれて、快適にぬくぬく過ごしているというわけか」
「御名算!だから見れば分るっていったでしょう!」
「君たちはいま何をしているかは分かった、でもなあ、君たち、《ぬくぬく過ごす》というのはええことばっかり意味しているわけではないぞ」
「どうしてや?ふんわりした布団なんかに包まれて気持ちよくあたたかくしていることがどうして悪いのや?GGIのおっさんだって寒い夜ふとんにもぐってぬくぬくしたらうれしいやろ」
「あのなあ、そういう意味もあるけど、《ヌクヌク》という言葉は《人もうらやむほど、労せずして、自分だけ安楽な状況にいる》ということも意味しているのや、それに《周囲をはばからず、ずうずうしくしている》状態を意味する言葉でもあるのや。だから、君たち、ボクたち今ぬくぬくとしているんです、なんて得意気に言っているとそのうちバチが当たるぞ!」
「それになあ、君たち言葉の使い方を間違っているのや、自分で《私はヌクヌクしてます》なんて言ったりせんもんや。他人の目からして《あいつはヌクヌクしている、あのアベ坊や、それにアソーのガキはぬくぬくしてやがる》などと言うのが正しい言葉の使い方や、わかったか、自分で《私はヌクヌクしてます》なんて恥ずかしげもなく言うのは自分で私はアホですと言っているのと同じことや!」
「そんなこと言って、GGIのオッチャンも日ごろ無責任な真偽不明な放言を連発して結構ぬくぬくと過ごしているという噂やでえ。ボクたちはこのあと真っ白な花を咲かせてみんなに愛でてもらえるけれど、オッチャンなんか、これから花を咲かせるなんて不可能、ただみっともなく朽ちていくだけやでえ。バチが当たるのはオッチャンのほうや!」
コブシの花のつぼみ君たち、見た目は可愛らしいのに結構核心を突く憎まれ口をたたいてくれました。春はいいことばかりではありませぬ。みなさんもご注意ください
グッドナイト・グッドラック!