UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

創世記(創生期)の島、西之島・・・

2016-09-01 00:39:02 | 日記

830日の朝日新聞夕刊に「西之島、現地調査へ」と題された写真入りの記事が掲載されていました

西之島というのは東京から南へ約1000km、小笠原諸島にある広さ3平方キロに満たない小さな火山島、無人島です。

この島、201311月から約2年間、噴火が続いたため、溶岩などの流出により生態系が壊滅してしまいました。生態系そのものが失われてしまったのです。ところが、この記事によりますと、最近、カツオドリなどの海鳥の生息が確認されるなど、新たな生態系が創り出される可能性が認められるとのことです。鳥のフンや海流で運ばれた種子や漂流物といっしょに流れ着く小動物などにより新しい生態系が創り出されることが考えられるのです。

これはまさに創世記であり、創生期であります。いったんすべての生き物が壊滅してしまったこの島で、いま創世記の物語が文字とおり始まろうとしているのです。

神さまはわずか6日間で世界を創造されました。そして、神さまに似せた人間までつくって7日目にお休みになったとのことであります。でも、西之島の創世記はもっともっと時間を要することでありませう。。

神さまが世界を創造されたとき、生態系が完全に壊滅してしまうという事態は、生き物が完全に絶えてしまうという事態は、想定外であったものと思われます。しかし神さまにとって想定外であったことがこの島では起きてしまったのです。しかしながら、自然の力でふたたび新たな生態系が創り出されようとしているのです・・・

かようなしだいで、自然は、その力は何と偉大なのであろうと、GGIはこの記事を読んでいたく感激いたしました。近ごろは悪しきニュースかどうでもいいニュースばかりでありますので、この生態系が再び創りだされるというニュースは今年一番の素晴らしきニュースであると言ってもいいのではないかと思います! 

記事によれば、生態系がゼロから新たに創り上げられる過程を観察できる例は世界的にも稀であり、そのため環境省は来年度中に専門家による調査団を現地に派遣するための予算を要求することにしたとされています。

この記事は以下のサイトでも見ることができます

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160830001006.html

今日の写真は記事に付されていた写真、南の海にぽっかりと浮かぶ西之島の航空写真を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

コメント
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