京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

十輪寺(通称なりひら寺)

2009-07-07 20:22:40 | お出かけ
在原 業平(ありわらの なりひら(825年)(880年7月9日))は平安時代初期の歌

人であり、六歌仙、三十六歌仙のひとり、また伊勢物語の主人公とみなされる。

平城天皇皇子の阿保親王第五王子。母伊都内親王は桓武天皇の皇女で、業平は桓武

天皇の孫にあたるが、藤原摂関体制から疎外された 風流の道にその生涯を蕩尽した

と云うべきであろう。その歌は華麗にして哀切な情感をたたえていた。

    「さつき待つ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする」

光源氏(源氏物語)母の身分が低い光源氏とちがって父・母とも天皇の子であった平安

貴族を代表する色男である。