多国籍な西洋社会でのバイトは自分探しにとても有効。
必死にお金を稼ぐ必要がなかったら、シンプルなカフェやレストランの仕事にありついて、
速攻で仕事を覚えてたら残りの時間は自分探しに利用することを進める。
西洋でのレストランやカフェでのカスタマーサービスは、
個性的なお客たちに振り回されず、常に「ハッピー」な友好的な態度を保つことが必要。
その役目を担ってゆくことは、自分を理解し、自分のコントロールを学び、
自信を持ってゆくためのとてもいい訓練となる。
多国籍国家ではお客の個性がとても様々であるが、
そのうち各社会によっていくつかのタイプがあることがわかってくる。
また自然と自分の苦手なタイプ、得意なタイプのお客がわかってくる。
特に苦手なタイプのお客にはどうして自分がそのように反応しているのかを探ってみよう。
自分の過去の経験から?特にどのような点が苦手?冷たい態度?口煩さ?どうも噛み合わない?
どうして嫌われている?どうしてその人がそのような性格や行動をしているのか考えてみよう
(文化、家庭状況、パワーゲーム?)苦手を克服してゆくにはその理由を掘り下げて理解してゆくことが必要だ。
基本的な思考パターン、パワーゲーム方法(欺きパーターン、誘惑パターン)
といった行動パターンの基礎は世界共通、それに社会独特の思想が絡んでいる。
だから、例えば自分がどのように嘘をつくのか、
どうして嘘をつくのかを理解してゆくことで他人の嘘が理解できるようになる。
それが見えてくると、人付き合いが面白くなる。
だから、苦手だと思う客が来店してきた時こそが絶好のトレーニングの場となる。
(注意:大きな問題となりそうな場合は接触を避けること!問題を作ることを趣味にして、
餌食を常に探しているお客が沢山いるから)間違ったお客(常連でオーナーと仲がよいとか)
への失敗は首につながるので十分に注意して。
苦手なものに対面する場合、自分がどのように反応しているのだろうか?不安でドキドキしたり、
イライラしたりとネガティブな感覚を覚えるだろう。それを他人に見破られないようにしよう。
ネガティブさはそれが作戦である以外は他人に見せてはならない。
自分の無意識の行動を意識化していこう。
お客になってカフェやレストラン、薬局等に行って店員を観察してみることもいい。
優雅で魅力的なプロフェッショナルな店員を勉強しよう。
また、プロに目見えない人は何が欠けているのだろうか見つけ出してみよう。
その人たちがどれだけ意識的に言動を取っているのか?
ストレスやパニックを感じたら、行動をスローダウンして、
普段よりもリラックスしているような演技をする。
話しのスピードも下げる。
笑顔を保って、例えお客に嫌な顔をされても友好的な姿勢を続け
「私はあなたの敵ではありません」というメッセージを送るよう訓練していこう。
しかし、相手があなたを侮辱するような許されない態度をとったら
スマートにその態度を受け止めないようにすること。
その方法はまた今度。