セルフハンター:自分探しの旅ガイド

心の底に眠り続ける本当の自分があなたの迎えを待っている

海外で通用しない日本での常識 ①

2015年03月08日 01時16分04秒 | 海外で自分探し:バイト
『お客は神様ではない』

海外のバイトで驚くことは、お客の注文がやたら多いこと。
味が薄い濃い、パンが乾きすぎている、料理が冷たい、待ち時間が長い、
値段が高すぎる、音楽がうるさい、マフィンはいつ作ったものなのか?

お客に好かれたいからとお客を甘やかしすぎてはいけない。
ペットの飼い主や子どもを持っている人には理解しやすいのではないだろうか。
甘やかし過ぎるとつけあがる。お客も同じで、強気になって、無料にしろなど利益を得ようとしてくる場合も多い。

人間関係とは常にパワーゲーム。(結局これって動物の本能だね。)
海外ではそれがより顕著に行われる。
日本人は 和を保つようにお互いに距離を置き、物事をはっきり言うことを避けるが、
西洋では日本人のこのような態度は弱さと考えられ、利用されたりいじめのターゲットとなる。

各お店によって異なるが、甘やかせる暗黙の境界がある。それを知っておくこと。
境界を越えようとしたら始めは柔らかにはっきりと「ノー」と示す。
それが理解できない人には強い態度で理解させねばならないが、
やっかいそうだと思ったら自分で立ち向かうことは控えてマネージャーにすぐに任せたほうがいい。
そういったことに対応することがマネージャーの役割。

理想としては、「いいお客である限りは良いサービスを提供してあげる」
というメッセージを言葉で言わなくてもエネルギーで伝えられることだ。

また、海外バイトではいちゃもんをつけることを趣味にしている人が思った以上にいることに慣れなければならない。
これは惨めなパワーゲームの典型。
日本人留学生はそうした人間関係に慣れてないことからストレス解消の餌食となりがち。
こうした嫌な人はどこでも避けることはできないので、「嫌がらせには動じない」、
という態度を身につけてゆくことが必要。

いじめっ子の醍醐味は相手が嫌な思をすること。
だから、反応がないとつまらないので別のターゲットを探す。

基本的に、極力お客との衝突は避けるべきだ。
北米では間違いを認めないことが徹底している。
自分の間違いを認めないよう手を尽くして、どうにかしてあなたの間違いにしようとするだろう。
また、不機嫌な態度、嫌な顔であなたが気分を悪くさせたこという点に問題をすり替えようとする。
それに乗ってしまって感情を取り乱し悪い態度を見せたら、マネージャーに「あの子は態度が悪いから首にしたほうがいい」
なんて告げ口されることは日常茶飯事だ。

基本的に自分に本当に非がない限りは極力謝ることは避けること。
相手に恥ずかしい思いをさせずに、弱みを見せずに、さわやかにノーと言う。
こうした態度を 身につけていくには自己理解を深めることがとても役にたつよ。


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