チンドン興行

2008-08-31 23:47:21 | 音楽
ひさびさの良い天気、今日はチンドンをしてきました。朝から夕方まで、暑かった。顔がひりひりしています、日に焼けたようです。ここのところ、あまりサックスを吹いていなかったせいか、口が大変にくたびれてしまいました。

広い吹き口の音色が好きで、目一杯に広いマウスピースを使っているのですが、油断していると吹くことが辛くなってきます。口の周囲の筋肉を鍛えるためにも、少しずつでも毎日吹くことが必要かもしれません。


下町

2008-08-27 21:47:59 | 雑事
月曜日は東京の下町、根津で食事をしてきました。古民家を、そのまま活かしたお店で、美味しい料理とお酒。谷中、根津、千駄木と昔ながらの街並と、落ち着いた雰囲気。お祭りが近いらしく、微かに聞こえるお囃子の練習、太鼓と笛の音が心地よかったです。

貫禄ただよう猫のみっちゃんと、二軒目ではいったバーのおしぼり犬リッキー。ゆるい時間を過ごしました。せっかく東京に働きに出ているのだから、もっと東京を知っても良いよな、と思いました。

お祭り

2008-08-25 16:19:35 | 音楽
昨日、お祭りで演奏しました。朝から生憎の雨、ぬかるみのなか、したたる水滴から身をかわしてのライブでした。

いつもの音楽仲間たちマスターのバンドでセッション的に三十分間で一曲。さらに足みちさんの演奏に一曲加わりました。

一般のお客さんの前でのライブ。大変楽しかったです。お客様、共演者の皆様、誠にありがとうございました。

通常業務

2008-08-20 23:54:56 | 雑事
今日から東京での仕事が再開しまして、会議やらプレゼンやら本の引き取りやら大変です。

ライブ予定も詰まってきまして、9月はチンドン、お祭りでの演奏、さらに野球までありまして、忙しくなりそうです。

バーベキュー

2008-08-15 22:12:45 | 雑事
一昨日は、いつもの音楽仲間でバーベキューでした。とはいえ、肉はほとんど食べずに、例によって酒ばかり呑んでいましたが。

昼すぎから深夜まで、まあ良く呑みました。音楽やったり、雷雨に巻き込まれたり、馬鹿話をしたり、楽しかったです。ありがとう。

ブログ三年目突入

2008-08-13 11:48:26 | 雑事
ブログ開始から昨日で丸二年経過。今日から三年目に入ります。全記事数、四百八十四。よくまあ続いたものです。

これはひとえにご覧いただいております皆々様方の力添えご助言あればこそ。心より御礼申し上げるとともに、今度ともご愛顧ご贔屓のほどお願い申し上げます。

『薬指の標本』

2008-08-04 11:58:08 | 書籍
小川洋子、新潮文庫、1998年。『博士の愛した数式』の小川洋子の短編です。時間も場所もぼんやりとして、どこか最後まで幻想的な掌編です。登場人物の姿さえも呆として、姿形を特定するのに苦労します。しかし、それが独特の雰囲気を醸し、まるで夢のなかの物語のように尾を引きます。それは標題の作品「薬指の標本」、もうひとつの短編「六角形の小部屋」にも共通しています。

主人公の少女は、サイダー工場の機械に指を巻き込まれ、薬指の一部を失います。職を辞め、海辺の村を出た少女は、街のなか、古ぼけた建物の求人広告を見つけます。それは「標本室」の事務員募集を告げる内容でした。「標本」、それはとても不思議な職業でした。生き物ばかりでなく、無機質なもの、たくさんの人々の思い出を封じ込める、どこかにありそうで、しかし醒めた目では決してあり得ないとも思える仕事です。

標本技術士の弟子丸氏の優しく、おそろしく、人間味にあふれたようで機械的な、その人格は、正体不明で、しかしながら、日常生活で頻繁に感じる圧倒的に不可知な”他者”であるようにも思えます。その氏に、素敵な靴を送られ、少女はあまりに足にぴったりなそれを毎日履き続けることを約束させられます。氏の理不尽な要求にも、少女は当たり前のように応じます。

たぶんこれは、恋愛の話なのでしょう。少女は「自由になんてなりたくないんです。この靴をはいたまま、標本室で、彼に封じ込められていたいんです」と語ります。象徴のレベルで分析することも可能だと思うんです。フロイト流に言えば、靴は性的な意味。薬指は日本では男女の制度的な意味合いを有しています。ただ、そのように正解探しをしても何の意味もありません。本を読むという行為は、ただその読まれている書物のその世界を生きること。

少女の足が弟子丸氏の靴に侵されるかのように、読者は本の活字の世界に浸食されることこそ、至福と言えると思います。

サックスの音

2008-08-02 19:58:32 | 音楽
昨日はバンドの練習だったのですが、なんだかサックスの音がいつもと違いました。?。楽器ももちろん同じ。セッティングも変えていないのですが。

そういえば先日の居酒屋でのライブ、ソプラノサックスの音も妙にぱりっとしていました。テナーの音も高いほうがずいぶん響きます。

思い当たるのはただひとつ。歯が治ったということ。音色もともかく、吹奏時の負担がかなり軽くなったのは実感できます。管楽器奏者の皆さん、歯はお大事に。