星空☆Casting

釣れるものはみんな釣りたい。
夜の海で一人
ひたすら同じ事を繰り返す快感。
さあ、ご一緒に。

やすや倶楽部メバルダービー ~途中経過~

2011-11-18 19:19:02 | メバル
2回分の釣行記を5000文字まで書いたのであるが一時保存でPCがフリーズして飛んで消えた。
フリーズする画面の前で、僕もフリーズせざるを得なかった...。

と言うわけで開き直り、直近までの画像をずらずらと並べる。小解説をつけて。


メバルは12月からと考えていたのであるがISHIMOTOさんの25.5cmを見て気が変わる。
22や23なら心動かなかったかもしれない。そのサイズなら1年中ショアにいる。
しかし25.5cmとなると微妙に意味が変わってくる。
そのプロポーションは明らかにスポーニング絡みの魚であると感じた。

行くしかなかったw

11/11/03/真夜中から。

風は完全に南で生暖かく、海は風に押さえつけられるようにべた凪。気温は20℃を超える。
この風では魚は遠くにいると感じた。
べた凪であれば潮の流れを探すしかない。
ブレイクがらみで沖に根があり潮が常に流れる場所。
知る限り一カ所しかなかった。仮に「激流ポイント」と名付ける。

リグはフローティングのdo-yo dama。1.2mのロングリーダーで潮に乗せ流し、沈み根の上を通すプラン。
この場所は夏の海水浴で泳ぎ回り大体の根の位置は把握できていた。

85PE specialと0.4PEの組み合わせでフルキャストすると60mの飛距離が出る。
狙い通り潮は激流と言って良く、その中をドリフトさせながらふけたラインを巻き取るだけ。
結果は1投目で出た。


珍しい金メバル。26cm。

これは常に根に着く魚であり、ブルーのスポーニングとは別の世界の生物。
ん?外したか?と思ったがその後








ブルーが続いてくれた。25~28cm
サイズと体色的に確実にスポーニング絡みの魚。

12月に入ればこの場所ではショアべたでこのサイズが出せるのであるがこの日は完全に沖のみであった。
読み通り。魚はまだ沖にいる。

思いがけずしょっぱなから4本更新。
ちょうどこの日は3連休初日であり、その後2日間同じ場所に通う。

11/11/04
月が明るく沖の根際で27程度2本のみ。頭痛がひどく根気が続かず2時間だけ。

11/11/05
3日目は強い南風。潮が弱くあたりは単発で深夜から朝まで粘るが26~27cm4本止まり。


代わりにこいつ。


おりゃー!手持ちやぞーw


チヌ47cm。
手持ち写真後、力いっぱい噛まれる。親指が砕け散るかと思ったw


11/11/11。

この数日前から風が北に変わり冷え込みが強まる。
南の風は魚を沖に遠く離してしまうが、北の風は魚をショアに吹き寄せる。
風に流されやすい小さいものを好むメバルは特にこの傾向が強い。

冬の魚は北風を釣るのである。
12月のショアが賑やかになるのはこの風のせいだ。


1週間前と同じ激流ポイント。
この冷え込みで沖にいた魚がどう動いたかが知りたかった。
僕は定点観察を良くやる。
その場所に固執して通うのではない。一度見つけた群れがどう動くか感じたいのだ。

車を駐車場に停め少し歩く。
激流ポイントに向かう途中で小規模の港があり小さなテトラ帯が目に入る。

ここはどうなんだろう?

ここにいるとすればショアべただ。
1週間前。この場所にハードルアー縛りのyasuくんが入りあたりのみに終わっている。
あの日、ここに魚はいなかった事になる。

今日ここで釣れれば魚はショアに移動したと判断できる。

微妙にウェーディングしてテトラ帯に入った。

リグはtsu-dama。


近距離をライトリグで静かに打ちたい時に最適。近距離用とは言え40mまでは射程距離だ。
浮力は0.5g程度。2個のスイベルで0.2g使うので0.3gのjigheadまでなら浮くしそれ以上なら沈む。
よって0.5g jigheadでテンションを掛ければほぼサスペンドに漂わせるノーテンションの釣りができる。

...細かい男やろぉw

先日釣具屋で会ったJJタガさんに飛ばし浮きの説明してて「スイベルが0.1gなんで...」と言った瞬間ニヒルな顔で苦笑いされたw


テトラを横から見る角度。際を狙ってロングキャスト。
着水。糸ふけをとってリーリングに入ろうとした段階でぐりゅ!とあたりが出る。

うっし!

そこから1発も外さず13連発。

テトラ際から10m沖まで。どこを打ってもリーリング1,2回転で食ってくる。超高活性w
ぱしんぱしん掛け続ける。

しかし13発のうち25upは7本のみに終わった。





max27までで更新サイズが出ない。すべてリリース。

しかし魚はショアべたに着いた。よしよし。動いた。

100m歩いて激流ポイント。きっと沖では出ない。確信がある。
フルキャストで1週間前と同じ流れに乗せてみる。何度も繰り返すがあたりが出ない。

ほらなぁw

潮を外した段階でピックアップするのをやめ足下までリトリーブしてみる。
ほぼショアレベルの小さな根に乗り、その足下から10m沖までびっしりとウィードが生える。
その10m沖のエッジ。出るだろうと思った。出なければおかしい。

そしてその通り。


27.5cm。更新サイズ。

その後同じウィードエッジで3本追加。27まで。この日は計17本。

全く思い通り。想像通り。ショアべた。
こういう瞬間が堪らんのである。


11/11/12。

メバルに付き合って生活していると眠る時間がおかしくなる。夜中3:00に目覚めた。

「うう...。行こっかな...。あっ、ガソリンないや。北まで行けんな。
 近場行くか。幽霊テトラか。まだ早いかな。でもまあいいや。」

布団の中でつらつら思う。

5:00。

幽霊テトラ。無風。べた凪。気温はまた上がり出している。

1.スポーニング前。メバルは一旦シャローに入る。
2.そこで2週間ほどどん欲にえさを摂りお腹の卵を成長させる。
3.そしてその後シャローから引き上げdeepに移る。
4.そこで大きな群れになりまたシャローに戻ってくる。

それが僕が大まかに考えているメバルのスポーニングパターンである。

幽霊テトラは3のポイントなのだ。今は1~2である。まだ早い。

全くなんの期待もしていない。
飛ばし浮きばかりの釣りが続きjighead単体の勘を取り戻す練習のつもりだった。

そしてその通りしばらくあたりはない。フグにかじられるだけである。

空が明るんでくる。満月が沈みつつある。



そんな時間帯。

テトラ際ぎりぎりを1.5gのjigheadで通し、時々軽く根掛かりかかるのをぱんぱん外しながらリトリーブするコアな練習中w

唐突にどんっ!


28cm。完璧なプロポーション。
染みひとつないきれいな魚体。良い魚だ。

いるんかいw

しかしこれのみ。まあ棚ぼただ。良かった良かったw


そして。

昨日から今日。

11/11/17~18/23:00~4:00。

海は荒れ、少し収まり、波高は1.5m。
11/11/11のテトラ帯に入る。そこかしこで小さなサラシができる。

同じテトラ際を流す。すぐにあたるが20cmに満たないサイズ。

小さくなったなぁw

この日からPEを0.5に上げたのだがそのとたん魚が小さくなる。まぁそんなもんだ。

tsu-damaでサラシをひとつひとつ打って行く。それぞれに4,5匹の群れが着きそれをすべてさらいとって行く。

ある一カ所。大きな岩が2つ並びその間が2mほどのスリット。
その入り口の両端にサラシの渦ができている。水深は1mあるか。ないか。

そこがこの日のNo.1ポイントだった。
サイズがmax27にまで上がる。しかし15も入り混じる。そのピンポイントのみで15本を数えた。
サイズがなく釣っちゃ放ししていたので写真はないがその一連のテトラエリアだけで15~27cm30本程。
しばらく続いた荒れでまた魚が濃くなった感触がある。

その後激流ポイント。

ここはメバルは薄く代わりにこいつ。


シーバス57cm。

ついにこいつもショアに着き小さいものを食べ出した。
これがメバルリグに掛かり始めるとメバルは本格シーズンを迎える。

途中経過。


111cm。

まだまだ行くよ。
12月にすべて入れ替える。118cmなければ第1ヒートは勝てないと思う。

去年の12月に8lbのリーダーを飛ばし、あるいは尺ヘッドをまっすぐに延ばした4本。
それを今シーズンは穫る。
そのための道具は揃えた。


今から熱いよ。
今年は多いよ。


多分w


TACKLE DATA
ROD/Glamour Rock Fish TR 85pe special
REEL/EXIST2004
   CERTATE 2506
LINE/VARIVAS light game MEBARU PE0.4+7lbフロロ
   YOZ-AMI WX4 POWER ZEINTH URTRA SURF 0.5+8lbフロロ
コメント (18)
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