色々な想い

「義母」の危篤という知らせが入り

一人暮らしをしている長男を呼び寄せ、仕事に出ていた次男には駅で待ち合わせ
バタバタと病院へ・・・

ここ2～3日と言われていた義母。
会社を２日休んで付き添った・・2～３日と言われたのはどこへやら・・
すっかり元気になりました

息子が小さなころ入院した母の看病には　幼稚園に息子を送っていて行き　そのまま義母の病院へ付き添いに飛ばして通ったものだけど

子供の手が離れて　それこそ　今だったらずっと介護できる？って思えるんだろうが　幸いか・・・うむ(苦笑)

仕事があるという事から　たまにしか顔を見せない悪い嫁。

悪いなぁ～と思いつつも　色々な思いがあって　もっと自分の心が広ければ
すべて水に流せるだろうにと・・・

許す・・という事の難しさ・・痛感


入院中の義母・・顔はプライバシーの為　隠しました・・

もしも・・・・

盲目のピアニスト辻井さんが優勝して・・・今朝　インタビューがテレビで映し出されていました。

仕事に行く準備をしながら見ていて・・・思わず涙が出ました。

何気ない質問の1つ・・だけど

女の人の「辻井さん、もしも１日だけ目が見えるとしたら何が見たいですか？」
もちろん質問した人には「悪気」はなかったのかもしれません

けれど

質問された方は・・息子と同年代の彼の心を思うと・・
すると

「まず　両親の顔　そして友達　周りの人たち、花火も見たいし山も川も、けれども　常に心の中に描いているので十分です」

二十歳の若さで　こんなにもしっかりと自分の意思を、しかもにこやかに答えられて、彼の偉大さに心打たれました。

彼のピアノの腕はもちろんの事　こうした内側からあふれ出ている魅力が聴く人の心を動かすのかもと・・

クラッシックやピアノに縁のない私ですが・・・彼のピアノ是非聞いてみたい。

私の頬をつたっていた涙は・・・微笑みとともに消えました。