若尾果樹園・マルサン葡萄酒

山梨県勝沼町で観光ぶどう園と、ワイン醸造を営んでいます。
家族だけの小さな会社です。

お久しぶりです

2018年12月02日 | 日々
こんにちは。

最後の更新から4か月たっていました。

折角更新する気になったので、少しこの4か月を振り返ります。

春先からの気温が高く、山梨は桃、スモモ、さくらんぼ、葡萄などが例年の生育と比べて1週間~10日が早く進みました。

うちの観光園も毎年8月1週目の週末頃から葡萄狩りを始めますが、今年は8月初日から。
新酒の仕込みも例年は8月20日過ぎに取り掛かりますが、今年は8月13日。

10月第一土曜に開催されるぶどう祭りの時点でほとんど葡萄が無い状態でした。
葡萄が少なかった訳ではないんです。ただただ早かった。

高温の影響で酸味が柔らかい葡萄が収穫できたと思っています。
糖度も例年より高めでした。
着色はう~んて感じの品種もありました。
決して悪い年ではないんですけどね。

台風にも悩まされましたね。
夜中の12時に停電になり、地下の排水ポンプが止まったので父親と真っ暗の中懐中電灯の小さな明かりを頼りに水をかきだしました。
翌朝も停電は続き、仕込みができない状態が続きました。
台風の被害はそれくらい、知り合いのところではビニールハウスの屋根がつぶれたり小屋が飛ばされたり。
まさに自然の驚異でした。

始まりが早ければ終わりも早いわけで、春からの農作業~夏と秋の葡萄狩りとワインの仕込みで疲れた体を休めるには良い時期になってきています。

とは言っても葡萄の剪定、ワインの貯酒管理は冬の間も続きます。

12月になっても最高気温が15°を超える日が続いています。
暖冬の時は大雪が降ると言われているので気が気じゃないです。

写真は準備はしたのにまだ点けていないストーブ。



これでヌクヌクできるのはいつになるのやら。

ではまた。