はむすぽ。-Go! Go! Fighters!!

ファイターズをぬるく見守るブログだったりします。

稲葉篤紀サンクスフェア~相手チームのファンにも愛された

2014-09-21 | 2014おハム

…というわけで「稲葉篤紀サンクスフェア」大好評開催中です。

きょうの試合は二転三転する中、9回表に中島の勝ち越し2点打が飛び出し12-10で辛勝。
楽天側の好守備に阻まれたものの、谷口の鋭い打球の二塁打から、杉谷のヘッドスライディング。
直前の回にちょっとひどい点の取られ方で逆転された中でも、選手の諦めない気持ちのようなものが
伝わってきました。中島は本当に粘り強い打者に成長したなぁとつくづく思います。6回打席に入って
3回四球で出塁とか、ちょっとなんなの。すごすぎですよ。こういうタイプの選手、個人的に好きです。 

さて。その9回表の攻撃で代打稲葉が登場したわけです。
ファイターズ側から見ると、1点ビハインドの場面。一死二塁で。

ここで稲葉ジャンプ。得点圏に走者だから、通常通りの応援。
こと、今までと異なることがあるとするなら、稲葉の引退表明後は、ファイターズ側だけでなく
対戦相手側のファンにも、一緒にジャンプをしてくれるファンが、いたりすることがあるという。

ファイターズファンからすると、その気持ちはすごくありがたいですね。

でも、対戦相手側のファンからすると。 
一部には「おいおい。試合中に相手の応援してる場合じゃねぇだろ」という考えをお持ちになる方も
いらっしゃるかもしれません。…というか、いらっしゃいますよね。twitter上でそんなツイートが
流れてきて、ちょっと話題になっていました。これが、もし大差で勝っているあるいは負けているとか
もっと楽な場面でのことであれば、そこまで荒れることもないのでしょうが。きょうに関して言えば、
イーグルス側から見れば、1点勝ってはいるものの、なんだか流れ的に追い上げられていた。
しかも、最終的には打たれて逆転負け。そんな中で「のんきにジャンプしてる場合じゃねぇだろ」って
そういう気持ちになるイーグルスファンの方もいらっしゃるであろうことは、すごくよくわかります。 

わかるんだけど、言い方ですわねぇ。一部には「ファンやめろ」だの「ユニ捨てろ」だの、過激なことを
つぶやくような方もいたりするようで。そこまで行っちゃうと、なんだかなぁ…という気がしています。

とりとめもなく書いてますが、こういう状況が、シーズン終わるまでは続くんだろうなぁ。

あさってからのロッテ4連戦。里崎選手の現役引退とも重なり、稲葉ジャンプとは逆のケースが
生じることがあるのかもしれない。個人的には、試合中は試合に集中して、そういう感傷にふけるのは
試合前とか後とかでいいんじゃないかなぁという気はしますが。お互いに嫌な思いをしなくてすむような、
いい形でそれぞれの選手を見送る形ができればいいなぁと。一部の楽天ファンの気持ちもわかるけどね…。

まとまりもないまま書いてます(;・∀・)

そういう意味では、先日の西武ドームでの「ビジターなのに(稲葉含め)2人ヒーローインタビュー」 なんてのは
異例中の異例で、そんなことを了承してくれた(であろう)西武ライオンズ側には感謝の気持ちでいっぱいですわ。
間違っても「これが当たり前」なんて思っちゃいけない。本当にありがたいことです。けれど、こういうエピソードの
一つ一つが「稲葉篤紀という選手が、それだけ野球ファンに愛されていた」ということの証明にもなるわけで。

そんな選手をずっと応援してこられたことに、ぼくらは感謝しなくちゃいけないんだろうな。 


稲葉篤紀引退表明に思う…

2014-09-15 | 2014おハム

お久しぶりのはむすぽです。

早くも9月。ファイターズはほぼ3位確定という位置取り。
昨年の勝ち星トップ4のうち、ウルフが移籍、木佐貫(9勝)武田勝(8勝)吉川(7勝)がほぼまったく
機能しないという状況下でのこの成績は、まぁ、よくやったという部類に入るのではなかろうかと。

きょうの上沢のプロ初完封勝利で、チームの勝ち星は最下位だった昨年に並びました。
今年ここまでの投手勝ち星は大谷(11勝)、上沢(8勝)、浦野、中村勝(各7勝)と
大谷以外は、昨年の段階ではまったく名前の上がっていなかった若手投手たち。
そんな若い彼らで、昨年のローテーション主力の勝ち星の穴をほぼ埋めたというのは
将来に向けて希望が持てる。うまく成長してくれれば、投手王国も夢ではないか??

2014年という年はファイターズにとって世代交代の大きな分岐点になるのかもしれません。

前置きが長くなりましたが、世代交代といえば、やはり稲葉さん引退に触れないわけにはいかず…。

今月のはじめに引退を表明。その後、稲葉さんの打席では毎打席のように稲葉ジャンプが起こり
どんな結果に終わろうとも温かい拍手が沸き起こるという一見すると美しいようにも見える光景が
札幌ドームでは繰り広げられていたりします。自分が見に行った試合(土曜日)では稲葉さんの
出番がなく、その光景を直接目の当たりにすることは出来なかったわけですが…。

ただ、ただですねぇ。

twitter上でもポツポツと見かける意見なのですが、

そもそも「凡退してるのに拍手ってどうなの?」という。 
某深夜番組風タイトルを付けるとするなら「稲葉篤紀引退するんだから、どんな結果でもとにかく拍手問題」とでも
言うような事案が。そらまぁ。引退する選手に対して暖かく見送りたいという気持ちは、それはもうファンなら共通して
(もちろん私も)持っている気持ちでしょうし、それ自体を否定する気持ちはまったくありません。ないんですけど…。 

結果が出せていないのに拍手されるということを稲葉さん本人は果たして望んでいるのだろうか?と考えると
複雑な思いに駆られます。そんなお情けのような拍手はいらないと思っているんじゃないかという気がして。
そら、気持ち自体はすごくありがたいでしょうけどねぇ。けど、なんか違うよな?という気もしているのです、正直。
まだ順位も決まっていない時期だし、消化試合ではないわけですし。そら冒頭でほぼ3位確定みたいなことを
書きましたけども、2位の目が完全に消えたわけでもないんですから、何はなくとも真剣勝負の時期なのです。
そんな時期に引退する選手に対して温かい拍手が…とか言われても、ちょっと場違いな感じがね。するのですよ。

そういうのは引退試合に取っておけばいいんであって。それまでは今までどおり普通に、でいいと思うんだけどなぁ。 
なんてことをここ最近は考えておりました。

10月5日に行われる引退試合のチケットは、もう完売状態。既に立ち見席と見切れ席の発売予定も
発表されております。GAORAでは試合前の全体練習から8時間にもわたっての生中継が行われると
いう話も伝わってきています。ただでさえ8月の旭川の中止分の振替であり、10月のテレビ改編期の
日曜夜という条件もあり、地上波での放映は望み薄なので、GAORAさんにかかる期待もまた大きい。
(10月5日は第1日曜日なので、もしかしたら無料放送の対象になるかもしれませんが…)
(これ、もし地上波で「ウチがやる!」と手を挙げる局があるとしたら、相当すごいことですけどねぇ。
さすがに改編期の特番をつぶしてまでは放送できないでしょうからねぇ。せめてデーだったらなぁ…) 
個人的には、この日はおそらく夜も仕事なので、どのみち生では見られないんですけどねぇ(ノ∀`)アチャー。