山形の森 保守醒論

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“拉致救出知事の会”発足に見る、「北朝鮮・金丸信・西松建設・小沢一郎・達増拓也」に繋がる国交利権の闇

2009-01-20 13:43:58 | Weblog
昨年末に発足した「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」(会長・石原慎太郎東京都知事)に、47都道府県知事のうち達増拓也岩手県知事のみが、入会する意思のないことが明らかとなった。
岩手県知事だけが不参加となったことについて、上田清司埼玉県知事は記者会見で「(外務省出身の)達増知事は外交は国の専管事項だと狭義に捉えている」と批判的にコメント。
これに対し、達増知事は「全国知事会のように、全知事が参加することに意義があるなら参加するが、この会はあくまでも有志だと聞いている」と反論している。
ブログ子は、“有志による任意参加の枠組み”のなかで、直接選挙で選ばれている46人の知事が個人の人権認識のもとに、間接的ながらも(政府を超えた)国民の代弁者として賛同表意する情況こそ、多いに意義あることだと思えるのだが・・・。
2002.9の小泉首相訪朝で、北朝鮮による日本人拉致事件が判明するまでの北朝鮮外交の杜撰さは、それまでの外務省外交(日本外交)の無能ぶりを曝け出した。
政治家とて一様に口を拭ったかのような国家観の欠如は異常とも映り、国民は外交全般に及ぶ政治家不信を感じ取った。
金日成思想オルグの国内主要拠点が群馬県であったことからも、(野党は言うに及ばず)福田・中曽根・小渕の三首相と総連との絡み合い、北朝鮮送金ルートで破綻した足利銀行のある栃木の実力政治家・渡辺美智雄などとの関係は、総連による政治家工作で外交の闇を率いてきたものと想像されるが、ここでは小沢一郎子飼いの達増知事から考えたい。
昨年秋から東京地検が外為法違反容疑で捜索していた西松建設の裏金作り問題で、年明けに逮捕者が出て政治家への献金状況が表面化した。
なかでも突出しているのは、小沢一郎民主党代表(と民主党支部団体)への献金額である。
西松建設は金丸信と密接なゼネコンとして予てから広く知られており、失脚後、その利権を(防衛省利権の山田洋行と同様に)小沢がシッカリと継承していたことが献金の多さからも明らかとなった。
西松建設は、戦前の朝鮮半島開発政策のひとつであった電源開発で、当時東洋一の規模と言われた鴨緑江に建設された“水豊ダム(70万KW)”などを施工している。
北朝鮮との国交回復の際には(日本の援助資金による)これらの復旧事業が想定されており、膨大な政治利権が発生することになる。
ゼネコン政治家小沢の利権政治の源泉に(拉致問題で国交回復遅延の)水を差すようなことはしない達増知事の、小沢一郎への忠誠を誓った行動と読めばよく分かる。
“拉致救出する知事の会”発足で想起させる、「北朝鮮・金丸信・西松建設・小沢一郎・達増拓也」と繋がる国交回復利権の闇、国を売る政治家の悪行を、国民の一人として特と注視していきたい。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-03-22 19:14:10
興味深い話題だ・・・・
Unknown (グリーン中山)
2010-01-19 14:48:56
"台湾の教科書には慰安婦の記述があります"
 
 
参考↓
 
普通高級中學(学) 歴史1
 
 出版者 康熹文化事業股(イ+分)有限公司
 本書經(経)國立編譯(訳)館
     95年9月5日 ~
 台北總(総)公司 
     248
     台北縣(県)五股郷五工六路30號(号)
 
 
 第八章 戰爭(戦争)期的臺灣(台湾)社會(会)
  第二節 戰爭(戦争)體(体)制下的臺灣(台湾)人
   戰(戦)火所烙下的傷痕
 
   147(ページ)
               ~  (口+力)外、亦
   還有許多婦女遭誘騙充當(当)「慰安婦(5)」、
   亦對(対)當(当)事人造成
   終身無法抹除的傷痕。
 
   (訳)
    別に、またやはり数多くの婦女が
    誘い騙され慰安婦(5)に
    割り当てられる事に遭受することが有った。
    また当事者にとっては、
    一生涯拭い除く方法の無いような
    傷痕をもたらした。

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