山形の森 保守醒論

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全国高校駅伝のルール改正

2024-05-13 08:32:30 | Weblog
全国高校駅伝で「外国人留学生」起用のルール改正が行われる模様だ。

2024年大会から改正されたルールが、「男女とも留学生の起用は(3kmの)最短区間に限る」というものだそうだ。

高校男女ともに近年レベルが上がり、記録上も大学生・実業団選手と遜色無く戦える選手が出てきている。

これも、個々人の五輪など将来の世界を目指す目標があっての努力と適切な指導の賜物だろう。

さらには、「外国人留学生」への挑戦する気概も根底のひとつではなかろうか。

「ハイレベルな留学生に挑むことにも意味があると思う」といった声があがっているのも尤もだ。

日本人選手だけの最上位チームには「敢闘賞」などを授与するなどして、元ルールに戻せないものかと考える。

新春実業団駅伝でも、「外国人区間」などと制限するのも実につまらないことをやっていると見ている。

全体のレース展開を想定しての選手オーダー起用も、監督・コーチの器量発揮の舞台でもあろうに。

いまや、あらゆる社会事象で世界との競争に晒されているのが現実である。

外国人留学生だけでなく越境入学の選手をも規制する思考なのか?。

スポーツのみならず、学業においての越境進学は昔から行われている。

なにやら、過去にあった東京都の学区制度の愚策(エリート反対政策)を思いだしてしまった。

日本人愚民化を企む赤い思想派が考えたような、時代に逆行する愚かなルール改正に、高笑いしているのは何処のどいつだろうか。
コメント
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