ようやく読了した。
小さな本だが2段組で字も小さいので読み応えがある。
amazonでのレビューにもあるように、この本で紹介されている膨大な音源についてある程度頭に思い浮かぶ方か、または2/3くらいは実際に音源を聞きながら読み進めないと、理解度が薄くなるだろう。
JAZZを切り口として今隆盛を極めるポピュラー音楽についてその歴史を俯瞰する内容だが、「触れないようにする」といいながら、かなり楽理にも触れられており、お笑い的語り口ながら、そのレベルは高い。
ただ単に有名なJAZZプレイヤーのコンパクトなバイオグラフィーや名盤といわれるCDを羅列して解説しているような凡百のJAZZ入門書を10冊読むより、この本をじっくり何度も読むほうがかえってJAZZを知る近道かも。
後編であるもう1冊のほう(キーワード編)もそのうち読むことにしたい。
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