モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

80GS Basic 電装強化

2018年12月27日 | メンティナンス
自家用R80GSベーシック、前にも書いたが発電強化を施すことになった。

パーツは英国より購入、送料と関税が馬鹿にならないが、それでも国内より安く購入できた。

当然説明書も英語、保障は1年付いている。

初めて取り付けるので少し手間取ったが、慣れればもっと早くできるだろう。

今までの充電系を外し、新しい充電系を付けるって感じ。

ブラシで給電して電磁石にするノーマル方式は、低回転だとほとんど発電しない。

今度の奴はローターが永久磁石で、ステーターコイルは単相だ。

三相が良い~~~等と贅沢は言えない。

部品構成はこんなの。






ノーマルのステーターコイル回りを外していく。






ダイオードボードも要らない。





新しいローターとステーターコイルを取り付ける。

磁力が強いので位置合わせに多少のコツが必要か。





ボルテージレギュレターはココに取り付けた。




わくわくして始動

アイドリングで13.1V出てる!!

少し回して置いてくと、充電して電圧が上がっていく。





これで電熱ベストが使える~~~^^


ただ一つ気になったのが、オルタネーターの唸り音?

ノーマルでは無かった音なので少し気になるが、少し様子を見てみよう。



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四輪シリンダーヘッド その2

2018年12月18日 | メンティナンス
アルミ用ロータリーバーで削った後は、傷が粗いので下地を均す。


エアーリューターを駆使して磨いていく。

ストレートより角度付が役に立つ。





研磨剤は最初上の円筒形だが、あっと言う間に消耗してしまう。





傷が取れてきたら。






なるべくメディアが進入しないよう(後で洗浄はするが)マスキングを施す。




アルミナにてブラスト。







修理していない方。




これ以上削るのは難しいかも。

またオイル漏れを起こすのは避けたいし。

オーナー様次第かな^^;
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下準備(GPZ900R) その4

2018年12月17日 | モーターサイクルの話
GPZ900R作業の続き。

クラッチレリーズピストンとシールを新品に交換。





ささっとフルドーのエアー抜き。






タンクは事前に錆取りコーテイングを済ませているが、画像の撮り忘れでなし。

タンクキャップのキーシリンダーのみ使うので取り外し。





新しいタンクキャップにシリンダーを挿入。

今までのキャップは艶のあるブラックだが、今度のやつは黒の梨地。




フロントフォークもアンチノーズ機構を外しアルミで蓋をする。

フォークシールなども交換。





フォークが付きホイール周りが組み上がる。






次にリヤ回り。

ボロボロのチェーンスライダー





パキパキ割れてしまう。





新品を取り付けて。





リヤサスリンク回り点検、グリスアップ。





特に酷い固着も無く一安心。







フロントマスターシリンダーのOH





APレーシングのパーツは割高だと思う^^;




続く
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四輪シリンダーヘッド

2018年12月12日 | メンティナンス
3年程前かなぁ。

昔からのお客様に、ベレットのシリンダーヘッドの修理を頼まれた。


鋳込み?ある部分からオイル滲みが起こるので直して欲しいとの事で、怪しい箇所をぐるっと溶接した。






最近久しぶりに工房に来られて、「漏れは無くなったんだけど、ボンネットを開けてエンジンを見たとき
溶接の荒々しさが気になっちゃって、削れない?」と。

う~~ん。。ビードを削り込んでいくと、またオイル漏れが起こる可能性がある。

ただオーナーさんの気持ちもわかるんで、少しだけ削っていく事で作業開始。


ヘッドの深い位置なのでロングシャンクのロータリーバーを使う。

ただ回転上げると振れちゃって、手がブルンブルンしてしまう。

ちょうど良い回転で少しづつ削っていく。






荒削りを終えたらきれいに均してから、ブラストを行なう予定。

しばらくはアルミの削り粉との戦い^^;








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GX750不調

2018年12月05日 | メンティナンス
2017年7月に納車して現在2170km走行。

製作した時ときと変わらず輝きを保ってる^^





今回は1発死んだような吹き上がりになり、スムースに回らないとの事で入車。


プラグは3本とも燻り気味。

点火系はポイントとコンデンサーの点検。





タイミングライトで点火時期も確認。

最初の始動時は正常だが、しばらくすると不整脈のようにばらつく。

コンデンサーも疑い一時交換してみるが変化は無かった。


次にキャブレターを取り外す。





目視では悪い所が見当たらない。

油面やその他はマニュアル通りに合わせてある。






今回は油面を低くしてみよう。





これで変化を見たい。


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下準備(GPZ900R) その3

2018年12月04日 | メンティナンス
GPZ900RキャブレターのOHを行なう。

フロートチャンバー内は腐食が出始めた頃で、酷い状態では無いので一安心^^;





4連分離してジョイントパイプOリング(矢印)を交換する。

乾燥して切れかかってるものが多いので、この作業は必須。







リペアキットのパーツを組み込んで。






キャブレターは完成。

交換した部品類。






キャブレターを取り付けて、エアーエレメントはボロボロなので新品に交換。






メインハーネスも交換。

文字に書くとそれだけだけど、中々めんどうだ。







ラジエターも外して、痛んでるホースは交換、サーモスタットも交換。







エキパイを組んでからラジエターを取り付け。






オイルクーラーは干渉していた部分が磨耗していたので、溶接で肉盛りしようと思ったがフィンが溶けてしまいそうなので、アルミパテで補充しておく。







オイルクーラーを取り付けるのだが、アルミエキパイとの位置関係が今一つで余裕は無い。










フロントスプロケットのカバーも、クラッチレリーズのフルード漏れで腐食している。








ブラストしてブラックペイント。青っぽく見えるがフラッシュのせいだ。





作業は順調。

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