おうちと私、歳の差130歳~40代核家族の町家暮らし~

我が家、弘化3年10月生まれ171歳。私、昭和51年10月生まれ41歳。町家での暮らし、子供との暮らしを徒然と。

主屋について、妄想ふくらむ。

2010-05-30 | インポート

主屋の改装にむけて、ようやく・・・図面と向き合い始めました。土曜日は、予算度外視でとにかく希望を書きだすことにしました。

まず、だんなさんの仕事部屋(みせのま)。天井がありますが、天井は後世の改造で張られているものなので撤去し、採光のため一部吹き抜けに。(梁や大引は残す)上には軽いものを収納するスペースにしよう!

続いて、ナカノマ+仏間+座敷。ここは基本的に現状維持。後付けの小部屋はなくし、本来の構造と空間を大事にしよう。

南側の部屋3室は、他人に貸すため昭和32年に普請した部分です。後付けの部屋は撤去して道路側を駐車スペースにして、6畳間を1室とり、あとは台所に使う。

正面については、重伝建地区(簡単にいうと町並みの重要文化財)で、外観を変えるときには市が定めた基準を守る必要があるため、我が家の場合は復原(もともとの姿に戻す)しなければなりません。出入り口から南側にかけては半間バックの可能性大。アルミサッシは撤去し、木製建具に変える。昔の建具、蔵にいくつか入ってたなぁ・・・。江戸時代から昭和戦前までの、どのへんの状態に戻すかはもう少し根拠を調べないとわかりませんかね。継続協議。

・・・という具合に全部の部屋について話し合い、大きな衝突もなく大筋での合意は図れました。この作業はひたすら夢を描くだけなので、すっごく楽しく、結構満足。

あとは市や設計士さんとの打合せ、業者さんの見積り、予算額の算定と、どれを取捨選択していくか。ここからが、悩みどころでございます。喧嘩になるのは仕方ないとして、うまく落とし所が見つかりますように。

2010052923300000 作図係、妻

え~・・・、最近の軽ちゃんなんですが、土曜日に熱をだして医者にかかり、肺炎と診断されました。授乳中の子猫には怖い病です。今日は妻が外出を取りやめて看病に当たってましたが、薬が効いているのか少しずつ回復してくれています。頑張れ、軽ちゃん。

だんなさま、明日は看病たのんだよ~。


湿気撲滅運動

2010-05-24 | インポート

これから梅雨に入ります。それまでにどうしてもやりたかったことがありました。それは、裏の板戸を格子戸にすること!

板戸だと風が遮られ、結構湿気がたまります。でも、開け放すと、防犯上よろしくない。(野良猫の侵入も許してしまう)湿気は建物の大敵なので、できる限り風を通してやりたいところですが、我々共働き夫婦は、結構外出が多く閉めざるを得ないので困っていたのです。

転機は4月に訪れました。夫が格子戸を入手したので、寸法をあわせて戸を調整し、入れ替えたのです。

それにしても、ここの前住者・・・結構修繕に釘を多用しているんですが、親の敵か?というほど敷居に打ち込んでおり、逆に材料を傷めてしまってます。夫、怒りつつも釘を抜き、戸をはめ込んでました。

おかげで締め切っても風が通るようになり、敷地内のアメニティが向上。あ~よかった!

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変更前の板戸。これを撤去。(どっかの転用材のようでした)

03 なにもそこまで釘を打たんでも。。。

04 補足材の調整+溝切り

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内部からみたところ、外部の様子。風がとおるわ~

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追伸:軽ちゃん、ようやく目があきました。200gに成長し、耳がぴこぴこ動くようになりました。猛烈にかわいい盛り。今日から里親募集のチラシを地区の飲食店に掲示してもらってます。里親詐欺防止策など、結構いろいろあって大変。。。いい人が見つかりますように!


もはや親バカ~ん・・・の域

2010-05-14 | インポート

軽(かる)ちゃんが我が家に来てから、もうじき一週間。この間に私、携帯カメラで写真を撮ったり、動画を撮ったり、あろうことか動画をみくしいにUPする、という技を使うようになりました。

ミルクを飲むようになった、おしっこした、うんちした、喉を鳴らす、・・・のいちいちの行動が、可愛いなぁ。・・・とか。

いろんな猫の写真を見てても、「うちの軽が一番可愛いやん」と思う・・・とか。

残業が減り、ルンルン気分で家に戻ってくるとか。

なんか巷で聞く「親バカ」に、ひじょーに近い状況に自分がいる。と感じました。里親さんが見つかるまでの保護期間、情が移ったりしませんように。←どう考えても、もう移ってる。

俺は情が移らないように、こいつには近づかん!と言っていた旦那さんでしたが、ミルクからお下の世話までかいがいしくこなすだけではなく、猫が寒くないように電気座布団を用意したり、授乳のために早起きしたり、

目を離したスキに、段ボール箱で完全床暖房猫舎を作っちゃってました。しかも箱の中を覗き込んでは、「は~、かわゆい」とつぶやいている姿も目撃。

・・・旦那さん。お前もか。

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居候がきた。(というより保護)

2010-05-09 | インポート

金曜日の夜、歯磨き中に子猫の鳴き声が道具置き場周辺から聞こえてきました。・・・複数ではなく、一匹だけ。

翌日夕方、声がしなくなったので気になり、片づけを兼ねて声が聞こえたあたりを捜索していたら。

転がってました、一匹。親猫も入れないような、狭い狭い廃材の隙間に。死んでいる?と思って懐中電灯を向けてみたら、か細い声で「にぃ・・・」と鳴いた。生きている!

みた感じ、先日雨樋にぶら下がっていた猫の子供のようですが、思い返すと、最近母猫の姿を家の付近でとんと見なくなりました。何かあったんだろうか。

ちょっと待ってろ~!と急いで掘り出したら、すっかり体が冷え切っている。体を温めてやり、ホームセンターで猫用ミルクを入手、あまり飲まないし徐々に声が出なくなってきて心配になり、日曜日に営業している動物病院へ連れて行きました。

診察の結果。獣医さん「体重146g、生後1週間経ってない猫、みたところ元気そうですよ。声が出ないのは鳴きすぎですよ。男の子かな~女の子かな~、わかんないけど6:4の割合で男の子かな?」・・・ということでひと安心。ミルクのやり方と排泄のさせかたを教わり、離乳まで面倒をみることにしました。

1か月ほどの期間ですが、便宜上名前が必要だ、ということになり、男でも女でも通用する名前を夫婦で協議して、「軽(かる)」と名付けました。宇陀の阿騎野に薬狩にきた軽皇子(男の子の場合)、サザエさんの隣に住んでる伊佐坂先生の奥さんの名前(女の子の場合)、どっちもいけるじゃん!と満場一致で決定です。

(仮)・・・と呼ばれなくてよかったね。軽ちゃん、どうぞよろしく。里親に立候補される方がいらっしゃったら、連絡ください。

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猫だすけをした夫。

2010-05-01 | インポート

年度末の繁忙期、妻は残業で職場に居りました。夫が夕飯を差し入れるから、と連絡をくれたのですが、なかなか来ないので心配してたら・・・猫を助けてやってて遅くなったんだとか。

夕飯(弁当)の準備中、坪庭でバタバタ音がするので見に行ったら、なんと猫が雨樋に引っかかってもがいていました。人の気配に気づいた猫、ばたつくのをやめ夫の方を見ます。目があった・・・そのまま見つめあう両者。(すごいな~きつそうやな~、と夫は思っていたそうです)

しばらくすると力尽きて、猫はぼてっと坪庭に落ちて床下に逃げ込んだのですが、他に脱出口はありません。なぜなら、ずいぶん前に高木は全部伐採したので、坪庭から抜け出すことができなかったようです。

夫が夕飯の支度に戻り、気を取り直した猫、今度は石灯篭の上から屋根への脱出を図ります。飛んだ!(石灯篭の宝珠も飛んだ)

あ~やっぱり高さ不足ですね~・・・再び雨どいに引っかかってもがいております。

・・・という情景を物音で察知し、いたたまれなくなった夫、脚立を中庭に運び、立ててやりました。

夕飯を妻に届けて、家に戻ると既に猫は脱出した後だったようです。イラストは、妻が夫の証言をもとに作成いたしました。

絵を見た夫の評価「そうそう!まさにその情景!!」☆☆☆三ツ星でました!

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